「書きかけの歳時記」
2005/02版 その1

(since '05.04.25)

この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。

取扱上の注意

[前日へ続く]

2005/02/01 (火) <ねこみみ>

にっちゅう [日常]

どうにも全身がだるい。微熱もある。風邪だか花粉症だかわからないが、とにかく思考がまとまらないので、いっそ寝て過ごす。


よる [日常]

腹が減ったので pasta を茹でて喰う。


被災地 [雑感]

それにしても、新潟方面の雪がすごい。ちょうど我々が向こうを廻った先週だけ天気がよかったような感じ。

例年にない激しい降雪で、在来線もしばしば止まっている。というか、動いている日の方が少ないくらい。いくら除雪をしてもきりがないのだろう。上越線では〔はくたか〕が雪に乗り上げて脱線、上越線が不通に。最近の車は自重がないので、簡単に乗り上げてしまうのだろう。福島(会津)から新潟・北信地域まで、附近の線区の車輛が軒並国鉄型で占められているのも頷ける(例外は飯山線と磐越西線くらいだ)。

そして、中越地方では、雪下ろし中に亡くなる方が例年の数倍に至っているという。暗澹とする。ほとんど数時間置きに雪下ろしをしなければならない状況らしいので、ただでさえ体力を使う上、危険な作業なために気力も奪われてしまい、疲れ果ててしまって事故が起きやすくなっているのだろう。ましてや過酷な仮設住宅での生活に、精神力も限界に来ているだろう。本来なら volunteer が手助けできればいいのだが、「危険な作業なので、volunteer にはさせられない」という。亡くなった方々のご冥福をお祈りしたい。これ以上事故は増えないで欲しいのだが‥‥。

「半壊」と認定された家屋などでも、雪下ろしができないなどで倒壊するものが増えているという。何とか無事だった自宅が潰されていくのを手を拱いてみているしかない住民の方々の無力感は如何ばかりだろうか。胸が痛む。



2005/02/02 (水) <盛り上がる>

ひる [日常]

正午頃起きる。


がいしゅつ [鉄道]

恩師に会うため、御土産を持って北千住へ。

うえのおかちまちまちからなかおかちまちまちへ乗り換え。久々に日比谷線で北上。南千住の付け替え跡を上から見るのも久し振り。

‥‥なんか、ほんとに常磐新線の軌道ができてるしな。南千住以北は常磐線の線路移設*1と set の工事だったので、施工は JR 束。当たり前だが、構造物の造りがそっくり。隅田川にかかっている「隅田川橋りょう」も(常磐線側もかけ直したので)瓜二つ。同じ色・同じ形・同じ「隅田川橋りょう」の文字。よ〜くみると、常磐新線のほうには文字の上に「TX」の logo が記載されている。これがぱっと見では唯一の相違点。

その少し先で京成本線を潜る。あまり限界に余裕がない交差で、常磐線と日比谷線は上路式のガーダーの下を盤下げして通過している。しかし、常磐新線は盤下げせず、京成側のガーダーを下路式に変更して対処。この違いは何だろうと思っていたら、京成を潜った直後に登り勾配となり、上に上がっていった。常磐線と日比谷線はそのまま。北千住駅構内までの間は用地に余裕がないので、部分的に 2 層になるようにして対応したらしい。

北千住駅が近づき、一足先に上がっていた常磐新線の軌道に並ぶように日比谷線も 3 階に上がる。北千住駅では両者はほぼ同じ高さ。2 階には通路があるし、東側は 1 階と 3 階を東武(と日比谷線)が専有。西側にも駅ビルがあるが、常磐線の上り本線は駅ビルの直下からはみ出しているので、その上部空間と(東武線北千住駅の改築の際に)元々空けてあった余地とを利用して新線の駅を作ったものらしい。


北千住 []

北千住で出場しようと思ったら‥‥あれ、自動改札機の gate が閉まった。「券なし」ってあんた、パスネット入れたじゃん。そのまま待ってたらおよそ 1 秒後、「処理異常」と表示され、「ぺっ」とパスネットが吐き出されてきた。裏面を見ると、出場記録がない。出場処理されていないのかと思って通し直してみたら、今度は「乗車駅下車」と表示されてやはり扉が閉まる。仕方がないので有人通路に行くと、磁気が読み取りにくくなっているらしい。

そのまましばらく待たされる。途中で足に何かがぶつかってくるので何だろうと見てみると、誰も乗っていないベビーカーの前輪だった。有人通路を通ろうとしたら私がいたので、とりあえずガシガシと車輪をぶつけてどかそうとしたらしい。じっと顔をみてやると、「なんだこいつ」というような顔をして私の後ろを抜けて出ていった(私はもともと窓口ギリギリに寄って立っていたので、後ろを通り抜ける余地はあったのだ)。さすが足立。柄の悪さは相変わらずだ。

結局 card は発行替えに。今までの乗車記録がなくなってしまうのは困りものだが(個別の所用について交通費の計上根拠がなくなってしまう)、総額で経費計上することにしよう。完全に読めなくなっていたわけではないので、残額は無事に引き継がれた。

お待たせしてしまったが、無事に恩師と合流。最近建った駅前の大規模商業施設に行き、お茶。

*1: 常磐線の線路を西側へ振って日比谷線との間の余地を拡げ、そこに常磐新線の線路を入れた。


「System」の考え方 [雑感]

なんでも恩師は京王には 2 度と乗らないことにしたらしい。先日調布に行くのに切符を買おうとしたところ、小銭が足りなかった。札も一万円札しかない。そこで一万円札が使える券売機で切符を買ったら、釣り札が 3 枚しか出てこない。当然駅員を呼んだところ、

機械で出しているのでそんなはずはない

と一昔前の銀行のようなことを仰る。恩師とすれば別に釣り札を騙し取ろうとしているわけではないので、確認することを要求したところ、「機械の記録では 9 枚出したことになっている」の一点張り。やがて「では今朝の分から合算してみる。時間がかかるが、それでもいいか」と東京三菱銀行本所支店の窓口担当者のような脅しとも取れる文句を吐いてきたが、特に急いでいたわけでもないのでやらせてみたところ、「間違っていない」という。

埒が開かないので 6 千円をどぶに捨てたまま帰ってきたが、恩師はこれを「system の問題だ」と言う。そもそも「機械は間違わない」などというのは神話(というより妄想)に過ぎない。もし機械の処理が絶対だったらアイワイ銀の ATM のように「新札を何枚か重ねて投入すると紙幣を正しく数えられずに吐き出してくる」ということもないし、あさひ銀調布支店の ATM corner のように「故障の原因になりますので、新札は投入しないでください」などという間抜けな張り紙も貼り出されずに済んだだろう。「機械は故障(もしくは不具合を発生)するものだ」という前提に立てば、それを recovery するのが人間の役割だ。つまり、そこまで含めた全体で system を構成していることになり、人間がどう recovery するかによって system の信頼性が決まることになる。

恩師曰く、「おそらく、それ以前の客に札を多く出してしまったのだろう。そして、どこかで辻褄がたまたまあってしまったか、もしくは辻褄があっていなかった分を少なく出してきたのだろう。こちらは 6 千円に固執しているわけではないし、『機械は間違わない』などという妄想も持ち合わせていないので、それなりの礼を尽くしてくればそんなには怒らない。かつての日本的な解決手段では、こんな場合は上役が出てきて『迷惑をお掛けして申し訳なかったけれども、不幸な事故だと思って、これで納めてください』とパスネットの 1 枚や粗品の 1 つでも渡して返すところ*2だが、それならそれでも構わなかった。『機会は絶対だ』などと言って端から人を犯罪者のように扱う無礼が気に入らない」。もっともだと思う。所詮人間は「感情の動物」なので、結局のところは recover する「人間」の出方次第だ。

日本人は諸外国に比べて製品の品質保持については神経質であるくらいに気を遣う。そのためしばしば「過剰品質」による cost 高*3が問題になることもあるが、この性質が「cost に見合わないほどの高品質」として日本製品の国際競争力を高めていたのもまた事実だ。日本が「職人国家」であるとはよく言われることで、まさに「日本人の職人気質」がそれをもたらしていただろう。現場の人間の頭の固さももちろん問題なのだが、その原因にはこのような事情を背景とした「機械への過剰な信頼(もしくは神話)」があるのではないだろうか*4。「過剰なほど高い信頼性がもたらした弊害」だ。

*2: 実際、最近私も別のところでそのような扱いを受けた。

*3: 製造者側が自ら高品質を追い求めてしまう場合もあるし、その状態に慣れた消費者が(実際の使用には不要であるか影響がないのに)ひたすら高品質であることを求めてしまうという事情もあるだろう。その一つの現われが「東芝クレーマー事件」であり、「キュウリの曲がり具合いで等級が分けられる」という不思議である。

*4: 「日本は『自動販売機王国』である」ともよく言われ、その理由としては「販売機を無人で置いておいても大丈夫なほどの治安のよさ」が挙げられるが、他の重要な前提として「自動機の信頼性の高さ」もある。故障や不具合が多ければとても自動運転などできないからだ。しかしその反面、やはり設置者側に「自動機に対する過剰な信頼」があるのも確かで、私も商品やつり銭が出てこないことで苦情を入れた際にいやな思いをしたことが何度もある。


台湾ネタ [雑感]

その後は旅行の話や台湾の話題で盛り上がりつつまったり。鉄道や電子産業の現状についていろいろお話しをお聞きする。‥‥まあなんというか、やっぱり見事に日本の後追いをしてるな。いろんな意味で。そうは言っても中国人特有の「合理主義」がうまく働いている面もあるので、その辺りがどう作用するかに注目していきたい。

中国人の「合理主義」が悪い面が、台湾新幹線の軌道建設に現われているらしい。台北附近の軌道は日本企業が請け負ったらしくかなりガッチリした高架ができているが、郊外に出た途端、薄い板を枕木方向にトントントンと立て、その上にペタンと板を載せて rail を敷いたような、非常に脆弱な軌道が延びているという。直接請け負ったのが韓国企業で、現場はさらにそこから請け負った France の企業が担っているらしい(疑う余地もなく KTX 繋がりだな)。日本と同じく地震が多い台湾でそんなもんを作ってどうするのかね。地震被害は結局のところ遭ってみないと実態がわからないということだろう(かつて Carifornia や神戸でも発生した事態だ)。問題は実際にその実態を知っているはずの台湾当局だ。台湾大地震からまだ 5 年足らずしか経っておらず、その記憶はまだ生々しいはずだ。実はそこに「中国人の気質」が現われているという。目前の利益にしか目がいかず、自分達が責任を問われなければそれでいいという考え方で話を進めてしまうということらしい。けっか、自分達が責任を追わされそうだとそれを回避するためにむやみに頑丈に作り、責任を取らずにすみそうだと適当になってしまうという。‥‥最近は日本でもこういうの目立つよな。「職人気質」とは対極。日本で出てきてるのは、これまでの傾向の反動か?


ジャストシステム [雑感]

そのほかにはジャストシステムの特許問題とか。まあ、所詮ジャストシステムなので。

松下の特許の有意性はまた別の議論として、まあなんといってもジャストシステムの法務には法律ゴロが巣食ってるからな。そいつらに社長がいいように乗せられてしまった結果、「俺様」会社になってしまっている。実際過去に「三四郎」で他社の商標権を踏み躙った前科があるし。

「三四郎」の件では、商標権を持つ会社が訴訟の前に何度も通告をしたそうだ。しかし、梨の礫だったらしい。結局裁判になって、正式に使用許諾契約を結んだらしいのだが(和解勧告が出たのだろう)、諸般の事情で結果的にかなり高くついただろうことは想像に難くない。

「なんでこんなもんが特許として認められてんの?」というような、あまりにも基本的な特許は現にあって、それをネタに他社に訴訟を吹っ掛けてもはや「賠償金や特許使用料を徴収する」ことが主たる業になっている会社も実際に実在するが(Cadtrack 社とかね)、そういう会社や個人に技術を独占されないよう(つまり public domain に置くために)敢えて対抗手段として特許を取得する case もありうる(数多くの submarine 特許関連の騒動を見るにつけ、そのような必要性を感じる今日このごろ)。松下がどちらの意図で当該特許を取得したのかは寡聞にして知らないが、誰の目にも「大したもんじゃないじゃん」と映るような特許に関していきなり高姿勢で訴訟に持ち込むということは通常考えられないので(特に今回は穏やかな社風の松下だし)、商標問題と同じような経過を辿ったか、もしくはもっと別の理由があったんじゃないかと勘繰ってみる。懲りてないんじゃないかね。

いずれにせよ、既に特許を認められているものを「こんなもんは大した技術じゃない」と無視するのはお門違い。「悪法でも、『法』は『法』」というのと同じ話だ。特許としての有効性に疑いがあるならその審査を請求すればいい。「気にくわないものは無視していい」という議論は通らない。「俺様主義者」はどこかの将軍様と同類。

まあ、浮川社長の勘違いぶりは今に始まったことじゃなくて、「一太郎 Ver.4」の頃から言ってることがなんかおかしいなと思っていた(当時はそんな言葉がなかったのだが、今なら「電波」と表現されるところだ)。ちょうど本社ビルを建てた頃だ。奥さんの初子専務(今でも専務なのかは知らない)はまだ常識的な人で、商標権問題の時もいよいよ最終段階という時にようやくその問題が発生していることを知らされて激怒したらしいんだが、そういう常識的な人は社長の取り巻きに遠ざけられてるのかもね。だとしたら、自浄作用も期待できないわけで、滅ぶのも間近だ。実際に経営が苦しくなって一度 SONY に助けてもらってるし、もう次はないだろうな。


まったり [日常]

とかなんとか取り留めのない話で盛り上がる。そのあとは arcade から横道の商店街に入ったイタ飯屋で夕食。

しばらくまったりした後に別れる。お疲れ様でした。


よる [日常]

行きと同じ route で逆戻り。日比谷線ホームに上がるとちょうど中目黒行が発車するところなので、すかさず乗車。

その編成は東武の車だった。何となく車内を見ていると、「ウルトラ実験隊」の車内広告が。折しも、昨日当該番組に虚偽の内容があったことがわかり、番組の打ち切りが発表されたばかり。問題があったのは遺憾だが、責任の取り方が潔い。「さすがに TV 東京は真面目だな」という印象を受けざるを得ない。だれか「あるある」と「おもいっきり」も潰してください(爆)。‥‥フジとナヴェツネだから、無理か(爆死)。

なかおかちまちまちで乗り換えて、帰宅。お江戸線らしく、5 分ほど待たされる。

帰ってから少し仕事。



2005/02/03 (木) <客先>

にっちゅう [仕事]

客先で会議の後、作業。

作業中、飲み物を買いに立ったら、夕焼けが。丹沢方面の山には雲がかかっているが、写真を撮ってみたり。

一段落ついたところで早めに作業を切り上げて、早々と離脱。あとは自宅で腰を据えてやらないと、どうにもならなさそう。

朝から何も喰っていないので、さすがに腹が減った。上りの快特まで少し時間があったので、駅構内の神戸屋ベーカリーでパンをいくつか買い、喰いながら浅草橋へ。


列車の手配 [旅行準備]

浅草橋で閉店前の JTB トラベランドへ。〔フェアーウェイ〕の指定が取れた。後行程の前半部分が確定。


よる [日常]

いつもよりかなり早い時間だが、「森の治療院」へ。鍼を打ってもらう。

帰りにマクドでバーガーを 2 つ買い、並びの DOUTOR でオレと cake を買って帰る。

帰ってモグモグ。

んで、作業。‥‥なぜだ‥‥。



2005/02/04 (金) <しゃぶる>

にっちゅう [仕事]

自宅で作業。


宿の手配(失敗風味) [旅行準備]

昨日〔フェアーウェイ〕が取れたのを受けて、新潟方面(小出・越後川口・十日町附近)の宿を当たってもらう。ただでさえ被災地域では営業している宿が減っている上に、ski season であることもあって 1 人部屋で泊まれる宿がない。越後湯沢附近に 1 軒と長岡駅前の business hotel に数件空きはあるが、どちらも遠いんだよな‥‥。


しゃぶり []

一旦帰り、荷物を持って再び外へ。お江戸線に乗り、待ち合わせ場所の都庁前駅へ向かう。

車内でふと携帯を見ると、着信履歴が。‥‥あれ、くれはさんだ。留守録が入っているようなので聞いてみると、「Mail 読んだ? もう 1 人増えるからよろしく」。PC を立ち上げて mail も見てみるが、そのような mail は来ていない。

てなことをやっている内に都庁前に到着。改札前にはよっこさんが既に到着していた。どもー。

何かくれはさんから連絡があったか訊いてみたが、特にないとのこと。‥‥もしかして、携帯宛に mail を出したのかなと思って見てみると、‥‥うぉ、来てるよ (^^;。いつも携帯には SPAM しか来ないからなぁ‥‥。

そんなことを言っていると、ご本人が登場。お連れはふじこさんだった。お噂はかねがね伺ってましたが、お会いするのは初めて (^^)

ともあれ「玄そば 玄々」へ。こんちは。

ちょうど 4 人席が空いたところだったということで、窓際の席に案内される。今日はさすがに混んでますな。

そしておかみさんはびっくりしている。

「珍しいわねぇ。美女 3 人に囲まれて」

むしろ「取り囲まれている」と言ってもいいかもしれませんが (^^;

そして、

「たまにはこういうことがあってもいいわよねぇ」
「そうでしょ?」
「2〜3 年に一度くらい?」
「んー、4 年に一度あるかないかですかねぇ」

という謎の会話が発生 (^^;;;

でもって、初っ端から謎の事態が発生。うぅ‥‥ m(__)m

そして、あまりにも赤裸々すぎる会話を繰り広げつつしゃぶる。会話の内容はやばすぎてとても書けません(爆)。差し障りのない程度に書くと、「需要と供給」「薬が効きすぎた?」「Alaska 寒すぎ」の 3 本です。んがぐっぐっ とか。他はとても書けない (__;。まあみんなして相変わらずバッサバッサなわけですが。前々から話を聞いていてそんな印象は持っていたんだが、ふじこさんもくれはさんと同じくごーかいな性格であるらしいことを理解 (^^;。まあ、無難な辺りの話題では、ランタンネタとか。

「おもいっきりかぶんってんじゃん! @_@;
「そうみたいねー (^^;
Nakami さんは今回は行かないんでしたっけ?」
『いや、それどころじゃないでしょう』
「なんせ、納期が 1 ヶ月半前倒しでしょ」
「そうでしたねぇ」
「切れそうだよね」
「いや、アレは切れてる! アレは!!」
「そりゃそうだ (-.-;

ご本人も、いくら「ネタ女王」(もしくは「姫」)とはいえ、こんな形でネタを供給する羽目になるとは、さぞかし不本意だろう‥‥ (__;。倒れない程度にがんばれー‥‥

ところでよっこさんの言動にもだいぶん慣れてきたわけですが、今日も本領大発揮。よっこさんはたいがい表情があまり変わらないわけですが*1、とある話題で他の人の発言に関して抜きざまに袈裟斬り。あまりにも容赦のないお言葉にふじこさんが大爆笑しながらよっこさんの腕を掴んでがくがく揺さぶったのだが、ぐわらんぐわらんと揺さぶられていても「だってそうじゃないですか」と言いながら表情は変わらず。‥‥漫画ですか (^^;。おもしろい人だ :-D

閉店まで散々盛り上がって、退散。ていうかまた(中略)ですか? ;_; ごちそうさまです‥‥ m(__)m

下に降りて、清算事業団。そして、別の意味で普通はあり得ない事態が発生。なんなんだ、それ。世の中にはわけのわからない(というか理解不能な)人もいるもんだ‥‥。そういう人とは縁を切ったほうがいいですよ? (-.-;

どっちに乗っても家には着くので、何となくぞろぞろと内回りに。新宿でくれはさんを切り放し。お疲れさーん。で、大門で残る 2 人をお見送り。お疲れー。「きっと俺の年齢の話になってるに違いない」と思いつつそのまま乗って帰宅。

*1: 普段がそうなので、たまーに耐えられなくなってふにゃっと笑い崩れたりするときが実におちゃめ :-)



2005/02/05 (土) <でばっぐ>

にっちゅう [日常]

夕方まで寝てた。

秘密の作業をモゾモゾ。ついでに debug。


よる [日常]

HTTP の access log を 1 日分にちょん切って自分宛に mail で送るようにしてあったのだが、唐突に思い立って(というかついに我慢できなくなって)、検索君の encode された URI を decode して mail を送るように改造。

URI に input encode の指定が含まれてる場合はいいのだが、そうでない場合検索 site によって default の encoding が異なる*1ので、過去の URI を decode してみて漢字 code を確かめ、わかっているものについては正しく decode できるようにした。検索文字列は大抵そんなに長くないので、encoding を自動判別させると誤差が大きすぎるんだよね。そもそも、下手すりゃ 1 行毎に漢字 code が違うし。

なんとかなったので、組み込んでおいてみる。把握しきれてないものは意図的に decode しないでおいて、その都度追加していく方向で。

腹が減ったので、24 時頃オリジン弁当へ。‥‥うー、風が強い! 吹き飛ばされそうですっていうか風圧で弁当が引っくり返りそう。

そのあとは仕事をしたり日記を補完したり。

34 時頃寝る。

*1: それどころか、BIGLOBE の検索 engine などは、検索に使用した CGI program によって default encoding が違っていたりする。



2005/02/06 (日) <進まない>

なんというか [日記]

やっぱりいつもの通り「補完してると最新分が全然書かれません」という状況にずっぽりなってしまっているので、とーとつに復帰させてみたり。

書きかけの分は、補完が済んだらその都度お知らせする方向で。


にっちゅう [日常]

夕方まで寝てた。つーか、完全に timezone がずれちまってるな‥‥。

起きてから、また秘密の作業をモゾモゾと。


よる [日常]

犯行予告を出したはいいが、一昨日置き鍼が剥がれてしまったので、左肩が痛くてしょうがない。今日はやめようかなぁとも思ったが、どのみち飯は調達しなきゃならんので、やっぱり決行することにする。

外出の支度をして、ふと携帯を見ると、やあ3からの着信履歴が。もしかしてちゃんこに誘ってくれようとしたのかしら。ううむ、すまん。気付いてなかった。行きたかったなー (__;

そんなこんなで、つきじ植むら錦糸町店へ。なんか、ちょうど昨日「(五)さん、来ないねぇ」という話になってたとか (^^;

久々に単行なので、珍しくすき焼き膳とか頼んでみる。

‥‥なんか、あり得ないことになってますが‥‥。

すき焼き膳は L.O. 頃喰い終わったので、それから閉店までは desert を喰いつつ旅程など詰めてみる。ちなみに、「季節のソフトクリーム」は strawberry に変わっていた。これがまた、旨いんですよ!! :-D===

定食を 1 人前しか喰ってないとは思えないほどたらふくになって、店を出る。そのまま帰宅。

帰宅後は旅程を確定したりよっこさんの日記にツッコミ入れたり日記を補完したり。

URI を decode する件でも新手がやってきたので、対応してみる。

寝ようと思ったが、なんか寝られない。で、気付いたら朝ですよ。がーん。

腹がグゥグゥ鳴っていよいよ寝られないので、いつもの弁当屋で唐あげ弁当。

弁当を喰いながら NHK を見ていたら、今日からさっぽろ雪祭りが開催されるという report が。

「観光客は、外国からの観光客を含めて、200 人を見込んでいます」

‥‥いくら真駒内会場を廃止しなければならないほど*1観光客が減っているからといって、ちょっと少なすぎるんじゃないか? 雪像の数より少ないんですが (^^;。慌ててて言い間違えたのかとも思ったのだが、尺が足りなさそうな気配はなかったしなぁ。よっぽど寒かったのかしらん > 現地の announcer

腹がこなれるまでの間に、日記を補完。とりあえず、1/262728293031の分を一気に。

そのあとちょっと仕事して、結局寝たのは 34 時頃。うーん、今度は動いてると思ったら、周期的に kernel が reboot してて、ぐるぐる廻ってるだけだった‥‥ ;_;

*1: 2/7 の報道によると、真駒内会場の廃止は自衛隊の都合(部隊再編や役割の変化などで今までのように協力ができなくなった)が理由らしい。



2005/02/07 (月) <今日も篭る>

ゆうがた [日常]

17 時頃起きた。

既に手元では対応してあった bug にツッコミが来たので、一旦 code を clean up して、ふにふにと patch を作って送る。

それにしても、simulator がまともに動かない理由がわからん。むぅ‥‥。


補完 [日記]

2/12345 の分を補完。

旅行の続きも近々書きます‥‥ m(__)m


ぐる [日記]

たぶん「万」が抜けたんだと思うんだけどね。Announcer の声がちょっと震えてたし、寒くてボーッとしてたのかも。ちなみに、誰も気付いてなかったのか、訂正はなかった。

あー、それ、SPAM。うちにも来てた。HTML mail だったし、読んでもいねぇ(爆)。

まあ、「警報器も踏切保安員の配備もない踏切(つまり第 4 種)では一時停止すること」あたりが落としどころかなあという気もするが、「警報器の電源が落ちてたらどうするんだ」という問題がついて回るんだよね。現行法規では交通信号機が設置されている(= 信号機の表示に従って通行する)踏切では一時停止の必要はないんだが、これも警報器との二重系になっていない場合は実は同じ問題がある。といっても、すべての踏切を二重系にするのは現実的ではないしな。



2005/02/08 (火) 雨のち曇 <腰いたい>

にっちゅう [日常]

仕事。Simulator が動かないのはとりあえず諦めて、Unix 版の maintenance。

元々 F/W の code を極力共用できるようにしておいてそれに glue code を追加したものだったのだが、他の人にいじられたところがわけわかめ。むぅ。

結局、「compile はできるけど途中で『0 で除算』してお亡くなり」という状況から抜け出せず。そもそも data の流れがさっぱりわからない。仕方がないので source を追ってみるが、これがまた‥‥。


ゆうがた [旅行準備 / 日常]

いつもの JTB トラベランド浅草橋へ乗車券の申し込みに行く。念の為に指定を先に取ってもらい、これで正式に route 確定。

ギリギリ間に合うので、書泉ブックタワーへ。2F で雑誌と書籍を何冊か。FPGA 付のでざいんうぇ〜ぶまがじんが山積みだったので 1 冊買ってみたり。使う当てはない (^^;

さすがにこうも寒いと腰が痛くて仕方がない。いつもなら木曜日(の客先帰り)に行くのだが、急遽鍼を打ってもらう。‥‥なんか、腰を押されるとわずかだが「響き」を感じるようになってきた。確実に感覚が戻ってきてるらしい。このところ痛みが強いのも、寒いのに加えて、失われていた痛覚が徐々に復旧してきていることも関係しているのかもしれない。回復の兆しが‥‥!

帰り道にコンビニ弁当を買って帰り、家でモゾモゾ喰う。

28 時頃寝る。



2005/02/09 (水) <眠い>

あさ [日常 / 仕事]

‥‥なんかしらんが、8 時に目が覚めた。

2 度寝しようかとも思ったが、寝付けないので、そのまま起きる。

作業の続き。Source から追い掛けていくが、よくわからん。‥‥なんかこう、猛烈に code を整理したくなってくるわけですが‥‥ (-.-;

こういうとき、とりあえず F/W で printf 攻撃をかけてみるのが結構効果的なのだが、なにぶんにも simulator がご機嫌斜めっていうかハンスト中。困った‥‥。


もうひとつ困り事 [Multimedia]

なんつーかこう、fwcontrol(8) で保存した DV raw stream を type 2 DV AVI に変換してくれる utility はないものか。

記述を見てる限りでは dvgrab がその機能を持っていそうなんだが、とりあえず port にはなっていない。つーか、libraw1394 とかがないと compile すらできなさそう。

Microsoft の AVI file format が解説されてる page も見てみたが、どうも自分で chunk を組み立てる気にならない。死にそう。

avifile なんかを使うことも考えたが、どうもダメっぽい。IEEE 1394 I/F から吸い上げられるのが DV raw stream である以上、dvgrab が期待する機能を持ってることは疑う余地もないので、こいつを無理無理 compile できるようにしちまったほうがいいかなぁ。

最近仕事上でも DVD authoring 環境が必要になってきたし、一度時間を取って試してみるか。Type 2 AVI が作れれば、multimedia/mjpegtoolsmultimedia/dvdauthor で authoring できるらしい。File 構造さえできてしまえば、dvd+rw-tools で DVD を焼けるのは確認済


ひるまえ〜よる [日常 / 仕事 / 旅行準備]

そろそろ出掛ける準備をしないと‥‥というわけで、風呂。

少し早めに家を出て、Chiken Place 蔵前店でチキンカレー。

客先で会議。いつもは木曜なのだが、今週は臨時にずれたもの。

そのまま作業。ごりごり。

‥‥なんかぞくぞく寒気がするので、一段落ついたところでとっとと退散。なんか、空調の風が寒いんですが‥‥。気温も昨日脅かされていたほどは上がらなかったしなぁ。

1916 発の快特で北上。車内で mail を読もうと思ったら‥‥また固まった (-.-;。今日これで 3 回目だぞ?! ぐんにょりしながら fsck をかけ、ようやく終わったので web を見ようと思ったら、また刺さる。これで 4 回目。やっぱり 5.3-RELEASE は捨て。Mail や web 程度でこんなに頻繁に固まられちゃあ、話にならん。

京急川崎〜品川、泉岳寺〜東日本橋と 2 度も fsck を走らせる羽目になって、うんざりしながら浅草橋で下車。なんとなーく疑っている対象はあるんだが、やかましくなるので敢えて書かないでおく。追求したわけでもないし。つーか、そんな気にすらならん。

地上に登ろうとしたところで、すれ違った男性から数秒空けて「すみません!」と声をかけられる。‥‥別にぶつかったわけじゃないしな。なんか落としたりしたかな? ‥‥と思っていたら、JTB の人だった (^^;。で、何事かと思ったら‥‥

‥‥かえり券の経路が溢れましたか?! @_@;

‥‥そうか、しまった。久々に新幹線を使う部分があるからだ!! (__;

ちなみに、今回のかえり券の経路はこれ↓。

鳥栖 →(鹿児島線)→ 博多 →(新幹線)→ 小倉 →(鹿児島線)→ 門司 →(山陽)→ 幡生 →(山陰)→ 益田 →(山口線)→ 小郡 新山口 →(山陽)→ 神戸 →(東海道)→(東京大環状線)→(東北)→ 郡山 →(磐越西)→ 会津若松 →(只見線)→ 小出 →(上越)→ 越後川口 →(飯山線)→ 豊野 →(信越)→ 篠ノ井 →(篠ノ井線)→ 塩尻 →(中央東)→ 東京都区内

分岐などがある一部の区間を除き、各新幹線は運賃計算上は平行する在来線と同一視するのが原則。なので、本来なら博多→小倉間は敢えて「新幹線経由」と指定する必要はないはずなんだが、実際には JR 九州管内では乗車キロ程に応じた加算額が適用されるので、新下関〜小倉〜博多間では鹿児島線・山陽線に乗るのか新幹線に乗るのか明示的に指定しなければならない*1。さらにその場合、両端の接続駅の入力が必要となるので、鹿児島線が分断されるのと合わせて一気に 4 経路消費してしまう。うーむ。

「電話で連絡がつかなかったのでついさっき FAX をお送りしておいたんですが、運賃計算ができません。どうしましょう ;_;」という話になったので、とりあえず明日店頭に行くことにする。

このところしばらく経路が溢れるなんてことがなかったのですっかり安心してたんだが(考えてみれば全然「新幹線」に乗ってない)、これは困った。今回は安心してたこともあって結構ギリギリに頼んじゃったからなぁ。期間に余裕があれば手書きで出してもらってもいいんだが。現在 18 経路になっているとのことなので、あと 2 経路省略できれば‥‥。乗車券以外は、宿も指定も全部押さえちゃったし‥‥ (__;。ほんとなら乗り換えも面倒なので新幹線なんかには乗りたくないんだけど、そうすると宿に着くのが遅くなってしまう。困った‥‥。

*1: この区間も基本的には「同一視」なんだが、山陽新幹線(経路指定上は東海道・山陽を合わせて「新幹線」となる)は西日本の経営なので加算額が適用されず、どちらに乗るかで運賃が変わってしまうため、実際には指定が必要になる。ただ、制度上はあくまでも「同一視」なので、 たとえば「西戸崎〜香椎〜博多〜(新幹線)〜小倉」という乗車券は作れない はず(「西戸崎〜香椎〜(新幹線)〜小倉」と別に「香椎〜博多(鹿児島線経由)」「博多〜香椎(新幹線経由)」が必要)。‥‥発券できるかどうかは知らないけど、規則上はそうなる。吉塚〜博多間については「分岐駅通過列車に関する特例」があるので、たとえば「篠栗〜吉塚〜博多〜(新幹線)〜小倉」と乗車する場合は「篠栗〜吉塚〜(新幹線)〜小倉」という乗車券を作ればいいことになる(博多では途中下車できない)。発券できるかどうかは知らないけど。← 純粋な「同一視」とは異なっていることがわかった。詳細はこちら


帰宅後 [仕事]

客先にいるうちに s30 で実行してみたところ、ちゃんと simulation が動いた。帰ってから、F/W を構成する component を 1 つづつ転送しては実行してみたところ‥‥ kernel が腐っていたらしい。うぐぅ‥‥。ともあれ、ちゃんと simulation できるようになった。やれやれ (^^;


みつけた [Multimedia]

DV raw stream を type 2 DV AVI に変換する software が みつかった

dv_utils-0.2.3 の中にある dv2dv が所望のもの。しかし、作者自身が「自分の欲しい機能は Kino に取り込まれたので、もう用済。Maintenance してないよん」と言ってるだけあって、GCC 2.95 を使ってもすんなりとは compile できない。で、configure 時にゴニョゴニョしたり source にモゾモゾしたりしててきとーに compile。要求されてる library を install しなかったため make は error で終了するが、QuickTime な AVI を扱う必要はないので無視。

早速試してみると‥‥をを、とりあえず multimedia/transcode は出力を読んでくれるらしいですよ? :-D

しかし multimedia/mjpegtools で処理させてみると、どうもできてきた AVI には音声が入ってなさげ。ううむ。もうちょっと追求が必要だな‥‥。


なんか勘違いしてたらしい [Multimedia]

multimedia/transcode って raw DV stream をそのまま扱えるじゃん‥‥ (__;なにやってたんだか一度試してダメだったのは、import driver の指定がおかしかったらしい*2

*2: Source file が raw DV stream だからと「-x dvraw」と指定したのが敗因(「-x dv」と指定すると error にはならない)。



2005/02/10 (木) 晴一時小雨 <一安心>

ひる [日常]

12 時頃起きる。

銀行巡り。


ゆうがた [旅行準備]

かえり券の経路の営業キロと運賃計算キロ(換算キロ・擬制キロ)を書き出し、計算。念の為にMARS for MS-DOSでも検算をして、間違いなさそうであることを確認。で、TL 浅草橋へ。

本来なら手書き発券の場合は本部の担当へ計算結果を上げて check してもらわなければならないらしいことは知っていたのだが、それは実は「念の為に check してもらって錯誤の防止を図る」のが目的で、特に決裁をもらったりということではないそうな。一方、今回は(幸か不幸か)博多→小倉を在来線経由にすれば同じ経路で TRIPS を使って運賃計算が可能。営業キロも有効日数も同じで、当該区間に加算額が乗るかどうかだけが違い。

今回の乗車券を担当した部長さんと店長さんからは(中略)との申し出もあったのだが、それは申し訳ないだけではなく、いろいろと問題があるような気がして気乗りしない。それなら在来線経由で発券してもらって差額は泣いた方が自分としてもまだ納得できる。しかし、最終的には「運賃の違いが JR 九州加算額だけで、その金額もはっきりしているのだから、うちだけで作っちゃって問題ないんじゃないですか?」といつもの担当さんからも後押しがあり(!)、手書きで発券してもらえることに。すみませんすみません m(__;m

さらに、在来線経由で TRIPS に入力して計算した結果を打ち出し、こちらから持っていった計算結果と付き合わせる。差額は想定した通りの金額*1。間違いなさそうだ。

時間がないのに、無理をお願いしてしまってすみません‥‥ m(__)m

*1: 博多〜小倉間を在来線利用とした場合の加算額は 180 円(鳥栖〜下関間、107.6km)。一方、新幹線利用とした場合は 80 円(鳥栖〜博多間および小倉〜下関間、40.4km)。JR 九州線の間に西日本の区間が挟まれている場合、加算額の計算に使用するキロ程は前後の区間を通算することができる(旅客営業規則 第 85 条 第 2 項)。


日が暮れて [日常 / PC]

TL 浅草橋を出た足で、アキバへ。到着直前にパラパラ降ってきたのだが、程なく止んだ。

テクノハウス東映で HDD 用電源 connector 出力の AC adapter を買う。さらにパソコンハウス東映で値下げ(曰く「これで最安値にならなかったら泣きます T_T」)になって入荷したばかりの ST3250823AS(Seagate Barracuda 7200.8/SATA II)を。

最後に、ツクモで HDS722525VLSA80(HGST Deskstar/SATA)と ND-3520A(NEC/Utobia 扱い/Bulk)を購入。DVD±RW drive は年末に DVR-ABN16W(I・O DATA/NEC ND-3500A の OEM)を購入したばかりだが、そちらは普段の作業用 machine に内蔵してしまったので、DVD-RW からの install 用に(pxeboot での install は諦めた)。Install 終了後は外付け用 case に入れて波動用に。

ちんたら帰宅。


よる [日常 / PC]

買ってきた HDD をそれぞれ組み込む。旧 server 機(Athlon XP 1600+)に 5.2.1-RELEASE-p13/i386 を、先日組み立てた Athlon 64 machine には 5.3-RELEASE-p5/amd64 をそれぞれ入れる予定。

‥‥ぐはっ、旧 server 機は SATA I/F がなかった‥‥。時期的に考えてみれば、当たり前か (__;。Onboard で ATA の RAID controller が載っていたのを SATA と勘違いしてた風味。ものによっては ATA より SATA のほうが disk も安くなってきてるし、今更 ATA disk を買ってもねぇ‥‥という気もする。どうしようかな。SATA I/F card を買ってきてみるか‥‥。

仕方がないのでもう 1 台を開ける。‥‥ぐはぁっ、こっちは電源が旧 type で SATA 用の connector が付いてない‥‥ T_T

本日の作業、これにて終了。しくしくしく。


山陽新幹線の落とし穴 [旅行一般]

今日この件を調べてるときについでに見てみて気が付いたのだが、新幹線と在来線の同一視(「幹在同一視」)の件に、実は落とし穴があった。

「JTB 時刻表」には『新幹線は、平行して走っている在来線と同じ線として営業キロ等を取り扱います』と書かれていて、各新幹線毎に同一視する在来線を挙げている。

新幹線在来線
東海道・山陽新幹線*2東海道本線・山陽本線
九州新幹線鹿児島本線
東北新幹線東北本線
上越新幹線東北本線・高崎線・上越線・信越本線

また、それに続いてその除外区間*3が書かれている。ぱっと見にはなんの不思議もない*4が、具体的にどの区間が同一線区として該当するのかは書かれていない。そして、よく見てみると、山陽新幹線の平行在来線として「鹿児島本線」が挙げられていない。

時刻表の記述の根拠はそれぞれ旅客営業規則(以下『規則』)16 条の 2 第 1 項および同第 2 項で、実は第 1 項を見ると具体的に該当区間が書かれていて、そこには山陽新幹線の新下関〜博多間が含まれていない。つまり、当該区間では新幹線と山陽本線・鹿児島本線を別の線路として扱うことになる。

ここまでならまだ話は早い。会社も違うのだし、運賃も違う*5のだから、当然と言えば当然だ。ところが、同一視をしていた頃との整合性を取るために次のような規定が追加されたために話がややこしくなった。

  • 以下の条件を満たすかどうかを判断する場合は当該区間を同一視する(規則 16 条の 3)。
    1. 「環状線 1 周」を構成するかどうか(規則第 26 条第 1 項ただし書および規則第 68 条第 4 項第 1 号)
      → たとえば「若松〜折尾〜飯塚〜原田〜博多〜山陽新幹線小倉以遠」と乗車する場合、新幹線と鹿児島本線を同一視して環状線 1 周となる折尾で運賃計算を打ち切る
    2. 経路の一部もしくは全部が復乗となるか(規則第 26 条第 1 項ただし書および規則第 68 条第 4 項第 2 号)
      → たとえば「西戸崎〜香椎〜博多〜山陽新幹線小倉以遠」と乗車する場合、新幹線と鹿児島本線を同一視して復乗の折り返し駅となる博多で運賃計算を打ち切る
    3. 往復乗車券を発売できるかどうか(規則第 26 条第 2 項ただし書)
      → たとえば「小倉〜博多〜小倉」と乗車する場合、新幹線と鹿児島本線を同一視するため往復乗車券の発売条件を構成すると考える。「新大阪(大阪市内)〜博多(福岡市内)」のように片道が 600km を超える場合、片道が在来線で片道が新幹線の場合であっても往復割引が適用*6される。
    4. 連続乗車券を発売できるかどうか(片道もしくは往復乗車券を発売できない場合で「連続した区間」と見做せるかどうか)(規則第 26 条第 3 項)
  • 規則 242 条に定める乗車変更の取扱ができるかどうかを判断する際は当該区間を同一視する(規則 16 条の 3)。

ここまでは従来通りの扱いをするための規定だ。別線扱いをすることによって今までできなかったことができるようになったり、できたことができなくなったりすることを防ぐためのもの。しかし、単にそれだけなら同一視をやめなければいいだけの話で、逆に言えばここに挙げられていない場合は同一視されないことになる。今まで通りでない扱いは、この「今まで通りの扱い」を規定する条文の中に早速現われる。

「連続乗車券の発売要件」を考えてみる。上記の 1. と 2. は「片道乗車券」の発売要件だ(それぞれ発駅から計算を打ち切る駅までを片道乗車券として発売する)。計算を打ち切る駅の手前の区間と先の区間とは 3. によって連続乗車券として発売する(旅客営業取扱基準規程第 43 条)。しかし、これ以外の case はないのか考えてみると、たとえば「直方〜(筑豊本線)〜折尾〜(新幹線)〜小倉以遠(門司方面)」という経路で乗車券を購入しようとした場合、環状線も構成せず復乗となる区間もないために新幹線と鹿児島本線は同一視されず、折尾で接続しているとは見做されない(片道乗車券は構成しない)が、「直方〜(筑豊本線)〜折尾」「折尾〜(新幹線)〜小倉以遠(門司方面)」という連続乗車券は発売できることになる。この例の場合、運賃が打ち切り計算になってしまうので連続乗車券として購入する意味はほとんどないが(皆無ではない*7)、逆に言うと片道乗車券が発売されるものと思い込んでこの経路で乗車券を申し込んだ場合は連続乗車券が発売されてしまう恐れがあるということでもある*8(当然運賃は高くなる)。

このような例は特殊かもしれない。しかし、同じような状況になる例は他にもある。たとえば「篠栗〜吉塚〜博多〜山陽新幹線小倉以遠」と乗車する場合だ。

以前は新幹線と在来線は同じ線として扱っていたため、分岐駅通過列車に関する区間外乗車を認める特例(旅客営業取扱基準規程(以下『規程』)第 151 条)で(博多で途中下車しない限り)「篠栗〜吉塚〜山陽新幹線小倉以遠」の乗車券で吉塚⇔博多間を飛び出して乗車することができた。しかし、現在は原則が別線扱いとなり、「篠栗〜吉塚〜山陽新幹線小倉以遠」という乗車券は連続乗車券でしか発売できず(吉塚で計算を打ち切る)、しかし復乗の判定では同一視するので「篠栗〜吉塚〜博多〜山陽新幹線小倉以遠」は吉塚⇔博多間が復乗となるので博多で計算を打ち切ることになる(これも連続乗車券)。規程第 151 条の規定も適用されない(吉塚経由の片道乗車券を発売できないため)。ところがこちらに関してはあまりにも乗客に不利になるので、規程 43 条の 2 で「篠栗〜吉塚〜(博多)〜山陽新幹線小倉以遠」という片道乗車券の発売を認めている*9。小倉〜西小倉間についても同様(両者の併用も可)。また、この件に関しては鹿児島本線経由の乗車券で新幹線に乗車する場合も同様としている(規程第 151 条の 3 第 2 項)。

端的に言えば、「博多〜吉塚間と西小倉〜小倉間については今まで通り」ということになる。逆に言えば、この区間だけが特別扱いされていることでもわかる通り、香椎と折尾を接続駅とする香椎線・筑豊本線と新幹線経由の片道乗車券は発売できないことになる(でも環状線と復乗は撥ねられる)。

さらにややこしいのが規則第 68 条第 4 項第 3 号の存在だ。これは新下関〜小倉間および小倉〜博多間について、たとえば小倉〜博多間の鹿児島本線を 1 区間でも利用してかつ小倉〜博多間の新幹線を経由する場合、運賃計算を打ち切る駅を両端の小倉か博多に制限するもの。新下関〜小倉間についても同様の扱いで、要は「賃率が変わる境目の駅で計算を打ち切ると切りがいいから」ということなのだろう。復乗となる場合はわかりやすいが、問題は環状線を構成する場合。たとえば、「陣原〜折尾〜飯塚〜原田〜博多〜山陽新幹線小倉以遠」と乗車する場合、環状線 1 周となるため新幹線と鹿児島本線を同一視するのでどのみち運賃計算は途中で打ち切りとなるが、計算を打ち切る駅は環状線 1 周となる折尾ではなく当該区間の新幹線に接続する博多となる。計算を打ち切る駅が異なれば、前後のキロ程によって運賃が変わる場合も当然ありうる。

‥‥現場の人はこれをちゃんと把握してるんですかね? (-.-;

これじゃあ「MARS でないと発券できません」という係員が増えるのも当たり前だっつーの。

*2: 経路指定時は両方を合わせて「新幹線」となる。これは新幹線が東海道・山陽しかなかった時代の名残。

*3: 基本的には「平行する在来線の途中から分岐する在来線が存在する区間」となっている。これ以外にも「途中から分岐する線区がある区間」はいくつもあるが、別の線路として扱うかそうでないかの違いは、当該区間の端の駅から途中で分岐する線区への直通列車があるなど、ある程度(動線として自然な)流動があると考えられるかどうかに決められたのだろう。

*4: 北陸新幹線(長野新幹線)が記載されていないことを不思議に思う人がいるかも知れないが、これはそもそも「平行する在来線」が廃止されてしまったため。厳密に言えば信越線の篠ノ井〜長野間が存在するが、篠ノ井には新幹線の駅がなく、同一視はしないのが自然。独立した線路として扱わない場合、新幹線から篠ノ井線方面へは必ず長野を経由しなければならないため、必ず復乗(= 一つの区間を二度乗ること)となってしまう。この他にも、平行在来線が廃止された区間については「新幹線を単一の線路として扱う」ことが明記されている(規則 16 条の 4)。

*5: ちなみに、新下関〜博多間を同一視しなくなったのは、96 年 1 月 10 日の「3 島会社の運賃改定に伴う改正」からだと思われる。

*6: 往復割引は往路・復路とも 1 割引。ちなみに、以前は復路が 2 割引だった。どちらも(行きと帰りの運賃が同じなら)片道運賃の 1.8 倍となるが、わざわざ計算方法を変えたのは、この区間のことを考慮してのものと思われる(「復路を 2 割引」のままだと、新幹線と在来線では当該区間の運賃が異なることから、組み合わせによって割引額が変わってしまうため)。

*7: 運賃計算上は打ち切りになるので別々に買うのと変わらないが、1 組の連続乗車券は一連のものとして扱われるので、学割など割引証を必要とする場合では割引証は連続乗車券 1 組につき 1 枚で済む(そのかわり乗車変更などでも 1 連のものとして扱われる)。

*8: 少なくとも規則上は「発売できません」と断られることはない。普通は何か言われるだろうけど。

*9: この場合、規程第 116 条の規定により、吉塚⇔博多間のキロ程は差し引いて運賃を計算し、当該区間は途中下車しない限り無賃で区間外乗車として取り扱う(規定第 151 条の 3 第 1 項)。


大事件 [仕事]

元請けの社長が怒っている。私が行っている某社の某事業所が、外注作業員に対して「作業場所の賃貸料と光熱費」を毎月支払うよう要求してきたという。賃貸料は個人に割り当てられた booth の面積(これは全員同じだ)で一律。光熱費も実際に作業を行なっている時間に関わらず一律。

今までそんなことはなかったのに突然一方的に決めてきたらしい。つい先日も機密保持の誓約書を提出させられたばかり(そんなの言われなくても当たり前だっつの)。「N も H もそんなことを言ってきていない。こんな話は聞いたことがない」と社長はかんかん。

いよいよもって「仕事をさせてやってるんだ」感が色濃くなってきたな、T は。


気が付くと [FreeBSD / PC / 日常]

いつの間にか朝だ‥‥。

SATA I/F の support 状況やら価格情報やらを調べる。候補になったのは Promise と HighPoint。しかし HighPoint の場合、RAID version のほうは HPT374 として認識されるという情報があるが、手頃な価格で買える Rocket 1520 は別途 driver が必要。FreeBSD 用の driver は HighPoint 社から提供されているが、対応しているのは 4.9-RELEASE と 5.2.1-RELEASE までで、しかも binary のみ。Install 時には提供される image file から driver floppy を作成し、boot 時に読み込ませなければならない。これは面倒くさい。そこで、どうやら標準の ata(4) で support されているらしくかつ価格も(HighPoint に比べれば)安い Promise 製品を買うことにする。

3330 時頃家を出る。

腹が減ったので、なか卯で朝御飯。いつの間にか食券制になっていて面食らう。ついでに小うどんがなくなっていてがっくし。ちなみに、面食らったものの麺は喰らわずにカレーを喰った。

アキバに着くころにはちょうど 34 時頃。10 時開店のテクノハウス東映で変換 cable やついでに小物を買い込む。

その足でパソコンハウス東映へ。SATA I/F を物色するが、置いてあるのは安い価格帯のものばかり(すべて Silicon Image 製 chip を使用しているもの)。残念ながら見送り。

結局、OVERTOP で SATA150 TX4 の bulk を 7,980 円で拾ってきた。店によっては後継の SATAII TX4 が同じくらいの値段で買えたりもするが、どちらも転送速度は同じだし、SATA II の NCQ(Native Command Queuing)と TCQ(Tagged Command Queuing)は OS support が必要だということになっているので、SATA II の advantage が発揮できない可能性がある。それでいて新しい chip の製品を買うのは冒険なので、とりあえずこれでよしとする。そのうち SATAII TXn でも動くかどうかだけ試してみよう。

ところで、今日は吉野家の牛丼復活の日。アキバの店舗前(秋葉原中央通り店)へ行ってみるとえらいことになっている。今日は気温が下がった上に風が強く、こんな寒空に並んでまで喰う気にはならないので、どうせ通り道だし蔵前橋通り沿いの店(蔵前橋通鳥越店)へ。‥‥すごいことになっている。行きは人っ子一人いなかったのにねぇ。

せっかくだし、きっとあそこは空いてるだろう‥‥と思って浅草橋の江戸通り沿いの店(浅草橋店)へ廻ってみると、外には並んでいる人がいない。店内はごった返していたが、これが並んで待っている人はすべて持ち帰りの人。というわけで、待ち時間 0 でありつくという偉業を達成。2 つ隣の席で 1 人で 3 杯以上喰いまくっている客を生暖かく見守りつつ大盛と玉子と味噌汁と生野菜をさくっと喰う。

店を出る頃には 36 時になろうかというところだったので、店内で喰う客も増えてきた。混む前に離脱。きこきこ帰宅。


寝惚けてたらしい [日常 / PC]

帰ってから DeskStar HDS722525VLSA80 をよく見てみたら、電源 connector が従来の 4P と SATA 用 10P の 2 つ付いていた。だうー T_T。Athlon64 machine とこれの組み合わせなら何も買い足さなくたって繋がったんじゃん‥‥。

どっちにどっちを繋ごうかと悩んだんだが、Athlon64 な machine の onboard I/F は SATA II に対応してないと思われるし、せっかく何も足さずに繋がるのだから、こっちに DeskStar を繋ぐことにする。最初は逆に組み合わせるつもりで既に HDD を取りつけてあった*10ので、一旦取り外し、組み替える。

*10: それもあって「何も足さずに使える組み合わせがある」ことに気付かなかった。


気を取り直して [FreeBSD / PC]

ISO image を DVD-RW に焼き、installer を起動する。‥‥Athlon64 machine はあっさり install 終了。念の為に make buildworld kernel して reboot 後に make installworld。‥‥さすがに build が速いねぇ :-D

さらに、MAC から固定の address が割り当てられるように DHCP server の設定を変更。そして、net/cvsup-without-guisysutils/portupgrade の関連の packages を mirror FTP site から直接 install し、cvsup を大実行。

平行して旧 server 機に 5.2.1-RELEASE を入れ‥‥ようとしたのだが、なんかしらんが loader が register dump を表示して止まってしまう。むぅ。master site から取ってきた 5.2-RELEASE でも同じ。なぜだ‥‥。

とかやってるうちに 37 時を廻り、いい加減に眠くなってきたので寝る前に風呂。危うくおぼれそうになる。

さらになんだかんだでもう 42 時になろうとするところ。むーん。cvsup が終わってくれれば、X.Org なんかの大物だけでも make を仕掛けて寝たいのだが‥‥。

微妙に気を失いつつもなんとか cvsup が終わるのを見届け、X.Org の make を仕掛けて 43 時頃寝る。



[後日へ続く]

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この日記は、GNSを使用して作成されています。作製者の GORRY さんに感謝 m(__)m