「書きかけの歳時記」
2009/09版 その1

(since '05.04.25)

この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。

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2009/09/01 (火)


2009/09/02 (水) <止まるかなー>

PLUS91 添加 [エブリイ]

ヤフオクで安く出品されていた PLUS91 が届いたので、Bonne さんへ。PLUS91 の効果は「オイル交換まで持続する」らしいので、投入する前に oil を替えてもらう。いつもよりはちょっと早いが、もう 3,600km くらいは走ってるから、あまり惜しくはない。

まずは oil を抜いてもらっている間に、届いた袋を開封。今まで見たことのある PLUS91 の package は Bonne さんのところにもあった bottle 形状のもの(業販向け?)と、超オートバックスなどの店頭にある箱入りのもの。一方、輸入代理店の page には缶入りの写真しか載っていない。で、届いた商品は店頭で見かける箱入りのもので、しかもその箱は bottle よりも背が低い。いやな予感が‥‥‥。

箱を開けると、果たして缶入りであった。がーん。エブリイは filter 交換時でさえ 2.7l しか oil が入らない。PLUS91 は「oil 4〜5l 当たり 1 本全量添加」ということなので、今回は半分入れようと思ってたのに、缶入りとなると残りをどうすれば‥‥‥ T_T

‥‥‥運良く Bonne さんに使い切った bottle があったので、それをいただくことに m(__;m。とりあえず缶の中身を bottle に移し、缶に残ったものを新油で溶いて車に。さらに bottle からもおよそ半分を新油で溶きつつ車に。それにしても、ほんとに溶けにくいね、PLUS91‥‥‥。

規定量の oil を入れ、gauge でほぼ H level に来ているのを確認。そのまましばらく idling をする。‥‥‥排気が臭いなー (^^;

10 分ほど idling をしたあと、そのまま退散。「注入後は 30 分ほど idling するか走行しろ」ということなので、そのまま買い物に出かける。最初の目的地まで 20 分強走り、その後もあちこち梯子。Total で 1 時間くらい走ったか。当面高速を長時間走る予定はないんだが、果たしてどうなるか‥‥‥。

ところで、缶から bottle に移したのを見て、Bonne さん曰く、「うちで買ったときはもう少し上まで入ってたよ」。Bottle も can も表示上は同じ「325ml」なんだけど、どゆこと?



2009/09/03 (木) <効果が‥‥‥>

PLUS91 添加その後 [エブリイ]

午後、客先へ。打ち合わせのあと、ちょっと作業をして懸案を片付け、駐車料金を浮かせがてらいつものように買い物をして、そのあとしばらく車をごしごし削ったりさっと塗ったり。‥‥‥もうちょっとだな‥‥‥。

帰りに南蒲田で給油して、帰宅。ほんとに、デスビ替えてから明らかに燃費が良くなったな‥‥‥。

そんなこんなで、PLUS91 を入れてからそれなりに走ったわけだが、変わったことといえば‥‥‥

  • 加速がさらに若干良くなった
    先日まで入れていた「sisco Power Max ENGINE BOOSTER」によって中〜高回転域の出力がかなり改善されていたのに加え、デスビの交換による失火の減少で全域で良く廻るようになっていた。それがさらに良く廻るようになった感じ。
  • エンブレが弱くなった
    DE51V は 3AT で、普通に走っているとおおよそ 40km/h 前後から上の速度はすべて top で走ることになる。で、今までは赤信号などである程度の速度からゆっくり減速するときは accel を離してエンブレを活用していたのだが、これが明らかに弱くなった。いつものように運転していて、いつもよりも減速が弱くて慌てて brake を踏む羽目に。あと、立体駐車場の slope を L range で降りるときにも、速度が今までより明らかに上がった。
  • Shift shock が減った
    加速の際の自動 shift up や、減速時の強制 shift down(= brake 力を補うのと、できるだけ長く fuel cut を利用するのが目的)の際に発生する shift shock が明らかに小さくなった。
  • クリープが強くなった
    デスビを替えたときにも現れた現象だが、それがより顕著になった。信号待ちの時、青になるちょっと前に brake を離して車が動き出してから accel を踏み込んで発車する癖があるのだが、いつもの timing で brake を離したら、転がり出しが強くなったため信号が変わる前に飛び出してしまいそうになり、慌てて brake を踏む羽目に。あと、エンブレのみで減速していったとき、デスビ交換後はおおむね 20〜25km/h で速度低下が止まったものが、PLUS91 の添加後は 30km/h 強で転がっていくようになった。
  • 排気に圧力を感じるようになった
    今までは(デスビの交換後も)普通に煙が連続して吐き出されてきている感じであまり脈動のようなものを感じなかったのだが、PLUS91 の添加後は排気管から 30cm ほどの辺りに手をかざしていても「ボボボボボボ‥‥‥‥」という脈動を感じるようになった。これって、燃焼室内の密閉性が上がったってことかな‥‥‥?

‥‥‥と、全体として「engine が軽く回るようになった」という効果が。特に大きな変化として感じたのが、「加速の良さ」と「エンブレの減少」。加速については、信号待ちからの発車で顕著。以前は流れを乱さないように走ろうとすると 2nd で 50km/h くらいまで引っ張るくらいまで踏み込む必要があったが、デスビの交換後は普通に「燃費のいい踏み方(= 42km/h 程度で top に入る)」で他車と遜色のない加速をするようになった。それが、PLUS91 の添加後は同じ踏み方で後続車を引き離すようになってしまった(抜いていくのは、「スタートダッシュだけは勢いがいいタクシー」や「周囲の交通を無視してふっとばす DQN」くらい)。元々はこんな走りだったんだろうねぇ。

‥‥‥で、肝心の oil 漏れは‥‥‥高速を走ってないので、何とも‥‥‥ (^^;



2009/09/04 (金)


2009/09/05 (土) <久々に‥‥‥‥>

前回からのあらすじ [日記]

‥‥‥ネタはいろいろあるんだけどね。びみょーに忙しかったとゆーか日記を書く気力が湧かなかったとゆーか。

あと、最近はありがたくも日記には書けないネタが発生しすぎ。いやもう、みなさんいい人ばっかりだ‥‥‥ T_T/


で、今日は [日常]

久しぶりに何の予定もない週末 :-)

夕方までぐーすか。もそもそ起き出したあと飯を食いに行き、その足で車をごしごし。削ったり盛ったり削ったり盛ったり塗ったり削ったり盛ったり削ったり盛ったり盛ったり塗ったり。ひび割れが再発したので、懸案の背面の再修復にも着手。一方、側面はだいぶん仕上がってきたかなー。左 real door の再全塗まで含めて、気温が下がる前に終わらせたいなー。



2009/09/06 (日) 晴のち曇 <だらだら>

補完 [日記]

8/319/29/3の日記を補完。


前回までのあらすじ もしくは 落ち穂拾い [雑感]

選挙の件。みるからに「民主の一人勝ち」。共産などは開戦前の議席を確保できてさぞかしほっとしているだろう。いつもだとあれだけ「民主優勢」とかいうことになると自民に同情票が集まったりするんだが、さすがに今回はそれどころではなかったというところか。元大臣はおろか、現役閣僚とか与党代表とかがボロボロ落選している辺り、如何に今回の逆風が強かったかということを物語っている。このところ北朝鮮方面もわりと静かだったし。

情勢が確定的になった頃の記者会見で、「解散の時期は正しかったと考えているか」と訊かれた麻生は「間違っていなかったと今でも考えている」と答えていたが、質問の間抜けさは置いといても、麻生は当然そう答えるだろう。

元々麻生は「選挙の顔」として選ばれたのであって、いろいろとぼろを出さないうちにさっさと解散に持ち込むことを期待されていた。ところが、小泉以降の首相が(おそらく)皆そうだったように「俺なら(もっと)うまくやれる」と勘違いした結果どんどん泥沼に嵌まり込み、「解散すらできない首相になるのでは」と言われるようになった。

それでもなお「まだ取り返せる」と思っていたのかずるずると解散を先送りにしてきたが、むしろ人気は落ちるばかり。せめてもの意趣返しにと任期満了を目前にして解散を打つことで、本人としては「解散すらできなかった首相の汚名を免れた」と思っているだろう。まあ周りはいい迷惑だろうが(まもなく行われる首班指名の投票に関し、自民党が党内の「麻生とは書けない」という声に考慮して「白紙投票」の方針を固めた辺りに、それが現れているかも)、とっくに時期は逸していたのだし、どのみちもうすぐ任期満了だったので、仮に解散していまいが大勢に影響はない。‥‥‥だからこそ、麻生は「解散」という形で政権を放り出したのかもしれないが。

ともあれ、これからの数年が民主党にとっては真の正念場だろう。民主党の半分は自民党からできていますが、小沢や鳩山などの資金問題は自民党のやり方をそのまま引き摺っていることの現れだ。自民党からの追求の声が精彩を欠くのは自らも後ろ暗いからだろうし、絶対安定多数を単独で確保したにも関わらず共産党を除くすべての現野党を連立に引きずり込もうと画策したのも、身内として抱き込んでしまえば他党からの追求も大ぴらには出なくなる‥‥‥という計算もあったのではないかと思う。

しかし、逆風というものは権力に対して吹きやすいものだし、これからは追う立場から追われる立場になるといっても、それを単に「臭いものには蓋」式の対応で押さえ込むだけではなかなか収まらないのではないかと思う。そんなことに血道を上げるより、政策面で成果を出すことに注力した方がいいんじゃないでしょうかねぇ。どうせしばらくは自民・公明方面で今まで抑えつけていたものがいろいろ吹き出しそうな気がするし。

その政策と言えば。このところ話題になっているのは専ら「高速道路無料化の是非」と「子供手当ての是非」のようだ。「高速道路無料化」については「環境の悪化を招く」という批判もあるようだが、なんかちょっと違うよなという気がする。「今まで高速道路を走っていなかった低速車が上がってくることで渋滞が多発する」と言うなら話はわかるが(ただしこれは最低速度を引き上げることである程度対応できる)、「高速を無料にすると、今まで車で遠出しなかった人たちが遠出をするようになって CO2 排出量が増える」というのは、かなりずれた話だ。

「千円効果」と比較して批判する向きもあるようだが、そもそも「高速千円」自体が環境悪化政策だ。本当に環境に配慮しつつ国民の国内移動を増やすというなら、貨物で行なっている「モーダルシフト」を旅客に対しても押し進めるべきだろう。NEXCO に税金で損失補填することが正しいのなら、JR に値引きさせて税金で補填したっていいはずだし、「NEXCO は民営化したといっても株式はまだ国有だが、JR の本州三社はすでに株式も売却済みで純民間*1だから‥‥‥」とかいうなら、いっそ JR を再度国有化したっていいはずだ。ていうか JR 東海はほんとに要らないのでどうにかしてもらえませんか。

ともあれ、いかに政治家が「道路」にしか向いていなかったかが如実に現れている。ドライバーの高齢化進行による問題は事故の増加だけにあるのではなく、高齢化すればいろいろな面(身体機能や精神構造など)で運転に向かなくなってくるのだし、もうすでに「道路だけがあっても意味がない」時代に突入しつつある。「車だけに頼らなくとも生活できる環境」の整備を本格的に考えなければならない段階に来ている今、自動車や各種公共交通の棲み分けを本気で考えなければならない。「高齢者の事故が増えたから『煽り行為』に対する罰則を強化」とか下らんことをしている場合じゃないはずなのだ。

閑話休題。とにかく、「道路政策」については、本気で考え直してみるいい機会なのではないだろうか。とりあえず高速道路の新規着工は原則的に停止し、都市部の迂回や峠道などの悪路の短絡に特化した BP 整備に絞り込む。そして、「高速道路」は長距離を高速移動するという本来の用途に回帰させるため最低速度を 70km/h〜80km/h 程度に引き上げ、「低速および近距離移動は一般道、高速・長距離移動は高速道路」という棲み分けを明確化させる(併せて、現在一部で行なわれている一般道の制限速度見直しも本格実施するのが望ましい)。そして、最終的には公共交通網も織り込んだ総合交通政策にまとめあげるのが、真の政治だと思うんだが。

一方の「子供手当て」。これはやるしかないと思う。「子供を持った人だけが優遇される」と批判する向きもあるようだが、何か根本的なところがおかしいとしか思えない。そういえば、「保育園などに公費を投入するのは差別だ。だったら、喫煙所も公費で整備しろ」とか馬鹿なことを言ってる人もいましたっけかね?

今までの日本の政策は、「経済は永久に成長し続ける」「世代別の人口比は変化しない」という前提に立脚したものが多い。前者は「国債」などの歳入政策、後者は年金政策に顕著だ。ところが、いわゆる「少子高齢化」は、「少子化が進めば総人口に占める労働人口の比率が減少する」という根本的な問題に直結し、また当然「生産人口が減少すれば経済も縮小する」ので、この国の社会構造が破綻へ向かう最大の原因になると思われる。‥‥‥ていうか、既に破綻しかかってるけどね。

とにかく、なにがなんでも「合計特殊出生率を 2 以上に押し上げる」ことは、日本の社会制度を維持するための最低線だといえる。そのためには、ある程度の増税もやむをえないだろう。‥‥‥流用などを防ぐために、ある種の目的税化する必要はあるかもしれないが。

で、何だか最近は配偶者控除の廃止を引き合いに出して批判するのが流行りのようだ。「専業主婦に対する差別」? 何を甘ったれたことを。むしろ今までが「専業主婦に対する優遇」だったのであって、「共働き家庭や単身者に対する差別」だったのでは? 確か、配偶者控除は「家事だって立派な労働であって、専業主婦が家事を担うことで亭主が仕事に専念できるのは間接的な社会貢献だ」とかいう論理で導入されたんだっけ。じゃあ、共働き家庭の主婦や単身者、事実婚の家庭などでは家事の手間が皆無だとでも? みんなこの不況の中で仕事と家事を両立させてるんでしょうが。「亭主元気で留守がいい」とか言ってるババアが何を偉そうに。

「配偶者控除を廃止すれば、専業主婦が減って出生率が下がる」とか言ってる人もいるようだが、本末転倒だ。ていうか、風桶理論に近い。確かに、「共働きの女性が妊娠して仕事に就けなくなった場合、何の救済措置もなければ収入が激減する。それでは子供を作ろうとするはずがない」と言うことはできるだろう。しかし、それは妊婦に対する直接・間接の保護を手厚くすればいい話。むしろ、そこで「配偶者控除があるから仕事をやめて子供を作ろう」などと考えるはずがない。配偶者控除なんて、共働きの一人分の収入なんかにはとても匹敵しないから。

むしろ、以前から「控除がなくなるのがもったいないから、収入が控除の範囲内に収まるように就労時間を調整する」という人が結構多いために「労働力の供給を抑制する効果がある」と批判を受けていたように記憶している。ただでさえ少子化によって労働力の目減りが進行しているのだから、配偶者控除や、バブル真っ最中に創設された配偶者特別控除こそは、まさに時代にそぐわなくなってきている制度の一例と言える。まあ、扶養控除の廃止まではやりすぎだと思うけど。

現在の状況は「子供を作ること=絶対的な負担増」となっている。本来の「子育て支援策」の目的は、負担の軽減だけでなく、それによって「子供を作ろう」と思ってもらう動機付けでもあったはずだ。であれば、子供を作ろうとする人に「えこひいき」をするのは当たり前のことだ。むしろ現状では「負担増を覚悟しても是非とも子供がほしい」という強い意志(と余裕)があるごく一部の人か、「ゆくゆくのことを考えられないアホ(「生活設計」って何ですか?)」しか子供を作ろうとは思わないだろう(後者はむしろ積極的に作る気なんかなく「できちゃった」だけかもしれない)。「損得で考えたらむしろ死亡フラグ」という現状を変えることは、この国の民度を維持することにも繋がるのではないかと思うのだが。今のこの国は、事実も雰囲気も、「子供を作るのは馬鹿」ということになっていないだろうか?

‥‥‥まあ、少子高齢化のカンフル剤として「労働力としての移民受け入れを奨励」ってのは、いくらなんでもどうかと思いますがね。カンフル剤ってか、それこそ毒饅頭でしょ。やるにしても、資格の厳格化とか、何らかの「枠」を嵌めることが必要だ。‥‥‥といっても、「躰がもたないくらい仕事がきつくて、熱意のある人ですら離職を余儀なくされるほど賃金の安い、介護分野」では、もはや外国からの労働力に頼らざるを得なくなってきているようですが‥‥‥。

かつてこの国は「インフラ整備は未来への投資なのだから、これは赤字国債ではない」と建設国債を正当化したことがある。これが成立するのなら、人的資源への公費投入はまさしく「未来への投資」であって、現状においてはすべてを差し置いても財源を優先すべき課題と言ってもいい。人気取りに特別給付金なんかをばらまくよりよっぽど重要だ。‥‥‥道路建設や新幹線建設などの大規模公共工事をやめるだけでもある程度の財源は出るんじゃないですかね? あんなの、経済成長どころか地方を疲弊させるだけ。あと、独法が溜め込んだ「埋蔵金」を供出させるとか。

そういえば、何か最近民主党が大ぴらに言わなくなってきた「外国人参政権」。まあ、一定の基準を満たした人には認めてもいいんじゃないですかね? 「一定期間、一定額以上の納税実績がある」とか。基本的に、権利と義務は等価であるべきだと思うわけです(生粋の日本人でも、公民権を有するとともに勤労の義務(これは権利でもある)と納税の義務を負ってるんだから)。社会に貢献している人には、それ相応の権利が付与されてしかるべき。少なくとも、「飯や酒を傲ってくれるから○○さんはいい人だ」とか言って投票する馬鹿共よりはよっぽどマシ。‥‥‥そういえば、正解からの引退を表明して宴会を開かなくなった小泉某は最近地元で評判悪いらしいですね?

ただ、同時にいわゆる「在日特権」も廃止することは最低線。在日外国人の人たちには、一定の期間帰化申請をしやすくして移行期間を設け、それでも帰化しない人たちは、まあ、「日本の社会に入る意志がない」ってことなわけで。というか、現状では「在日特権」が存在する理由付けに「公民権が制限されている」ことも含まれているんだろうから、その辺りをすっきりさせるいい機会ではある。

ところで、北朝鮮と言えば、相変わらずいろいろと問題を起こしてくれているわけだが、麻生政権末期こそ霞んでいたとは言え(将軍様の病状悪化とお家騒動でそれどころではなかった?)、自民党政権下では「支持率低下→北朝鮮が暴挙→政府の対応に期待→支持率(若干)上昇」という cycle が何度も見られたんだが、あれはなんなんですかね? まあ、マル暴(とパチ業界)とけーさつやさんが裏で以下略とか、内調に北朝鮮と繋がってる人間がが以下自粛とか、そんな話もあるようですが。ともあれ、北朝鮮が物凄い勢いで「民主大勝」に反応してた(しかも自己主張の強いあの国にはあるまじき「何らのコメントもなし」で)あたり、今後の政府の動向を注視していることだけは間違いなさそう。

*1: 実際には政治の影響をかなり強く受ける状況にあるし、一般の民間会社とは異なる扱いも残っている。本州三社といえども完全な民間会社とは言いがたい。


道路に関する余談ですが [雑感]

現在建設中の「第二東名」。とりあえず、リミッターを装着した大型貨物車の通行は禁止してくれませんかね。

東名を走ってみればわかるが(特に深夜)、かなり頻繁に大型貨物車を先頭にした大名行列が発生している。ほとんどの場合、「大型貨物車が大型貨物車を追い抜く」行為がその原因で、「70km/h の車を 90km/h の車が追い越す」とかならまだ話がわかるんだが、これまた「大荷の壁」が発生する場合のほとんどは「リミッター 80km/h の車を同じリミッター速度の車が追い越す」ことにある。つまりリミッターの誤差に起因する速度差で追い越しをかけるわけで、その速度差は、まあせいぜいが「人が歩くくらいの早さ」。ひどい場合は「人が匍匐前進するより遅い」ことがある。それこそ、追い越しの途中で左 curve に差し掛かると完全並走してしまったり、逆に右車線がずるずる遅れたりするくらい。

これが追い越しを終えてすぐに走行車線に戻ってくれればまだ数分頭を押さえられるだけで済むのだが、そんなときの走行車線は大型貨物車が隊列を成して走っていたりする。そうなると、「高々数 km/h で数百 m を走る」に等しい時間がかかる。後ろは大迷惑だ。さらに、100m ほど走行車線が空いているのに「前方にまだ車がいるから」と追い越し車線にずっと居座る馬鹿も多い。‥‥‥というと、「後方が良く見えないから車線を頻繁に行き来するのは危険」とか言い出しそうだが、その割には後方から車が近づくと「今だ!」とばかりに追い越し車線に飛び出して急 brake を踏ませるよね?

本来、追い越し車線に居座ってはならないのは言わずと知れたこと。ところが、実際には大型貨物車には結構多い(あとは高齢者や田舎者)。それどころか、大型貨物車に通行帯が指定されている区間(片側 3 車線区間のほとんどと片側 2 車線区間の一部)では、「事故や工事などの緊急時を除いて右側車線を通行してはならない」こととされている。が、実際にはまるで無視。何個所かに存在する「右ルート」なんて、本来大型貨物車がいてはならないはずなのに、徒党を組んで走っていたりする(電光表示で「大型貨物車は左ルートへ」と明示されていてもだ)。

さて、「実際の速度制限をどうするか」で揉めたことで知られているが、第二東名の設計速度は 120km/h。つまり、設計速度が 100km/h である東名よりも当然走りやすいということになる。となれば、大型貨物車が大挙してなだれ込んでくるのは自明。早期開通を優先させるために第二東名は暫定 4 車線で供用されることになっているが、今のままでは東名と第二東名の両方に「大荷の壁」ができて円滑な交通が妨げられることは火を見るより明らか。高々数 km/h の速度を落としたくない数台の大型貨物車のために、多くの車両が数十 km/h の速度低下を、ひどいときには 10 分以上にわたって強いられる。事故や災害時は除外するとして、通常時は東名と第二東名の棲み分けを明確化しないと、はっきりいって、第二東名は文字通り無用の長物になる。

‥‥‥ていうか、いっそ大型貨物車はリミッターの速度を(90km/h とかに)一本化*2して、「リミッター装着車同士の追い越しは違法」にするのが手っ取り早いと思うんだけどね。あと、「煽り行為」の罰則強化はまあいいとして、「追い付かれた車両の義務違反」の罰則強化も同時にやらないと、balance が悪い。一般道は路駐などもあるからまあしょうがないとしても、高速で追い越し車線に居座る低速車はちゃんと取り締まらなきゃだめだよ‥‥‥。警察はどうも「速度は悪」に凝り固まってるみたいだが、実際に一番危険なのは「(高速・低速を問わず)流れと極端に解離した速度の車」の存在なんだよ‥‥‥。政策にしろ規制にしろ取締にしろ、もっと「めりはり」というものを考えてほしいとつくづく思う。「悪平等」は「絶対的な正義」ではないのだ。

*2: 今まで被害にあった感触だと、現状では、70・80・90・100・120km/h が混在しているようだ。一番多いのが 80 と 90。たまに 70、ごく稀に 100。一台だけ 120km/h を見たことがある。


今日はといえば [日常]

今日も夕方までぐーすか。もそもそ起き出したあと買い物がてら飯を食い、そのあと車いじり。削ったり盛ったり削ったり塗ったり盛ったり塗ったり。側面はだいぶ飽きてきた (^^;



2009/09/07 (月) <もぞもぞ>

仕事方面 [日常]

そういえば、仕事の件。「一応 9 月末まで」と通告を受けていたわけですが、「継続の方向で前向きに検討中」らしい。実際、本当に 9 月末までならそろそろ残務整理にかからないとならないわけだが、今のところそのような話は出ていないし、むしろ今後の作業についての話が進んでいる。‥‥‥とは言っても、最終的には上が予算を認めなければすべてパァなので、依然として予断を許さない。


暗澹 [雑感]

客として店へ通っていた男に自宅までストーキングされた挙げ句に祖母を刺し殺され自らも重体となっていたひざまくら耳かきの店員の女性が亡くなったらしい。勘違い男によって 21 歳の若さで無惨にも絶たれた命。ご冥福をお祈りする。

「手に入らないオモチャは壊してしまえ」というのは、まさしく幼児性の発露だ。そういった「いい歳した幼児」に関しては、最近はとかく「ゆとり世代」の所業の酷さに批判が集まりがちだが、全く情けないことに、犯人は私とほぼ同年齢。まあもっとも、「金を払ってるんだから何をしてもいい」と勘違いしている馬鹿は年齢層を問わず目につくし、メイド喫茶に通い詰めた挙げ句「店員のサービス」を「個人的な好意」と勘違いしたアホも知り合いにいたな、そういえば。

ともあれ、個人的には最近一部で流行りの「萌え系」の商売はほぼ風俗だと思っているのだが、たとえ風俗嬢だとしても、一方的に危害を加えることは決して許されない。この事件の犯人のような「他人の命の重みを屁とも思わない身勝手な輩の人権」が「惨殺された被害者の踏み躙られた人権」よりも本当に優先されるべきなのか、いわゆる「人権派」の方々にはじっくり聞いてみたいものだと思う。


早くも凋落の兆し [雑感]

民主党が「連立与党」に対して党首級の人物の入閣を求めているという。何やってるんだか‥‥‥。

民主党は「単独で絶対安定多数」となった選挙結果をどう捉えているのだろうか。国民が他党との連立を望んでいたとすれば、それらの党にもそれなりの票が入ったはずだ。そうならなかったのは、「民意」として「民主党自体が責任を持って政策を実行する」ことを求めているのではないか。にも関わらず、媚びるようにしてまで「連立政権」に拘るのはなぜなのか。

「実は選挙に際して水面下で選挙協力に関する取り決めがあった」と穿った見方をすることもできるが、それにしては他党の動きが鈍すぎる(それ自体も民主党に対する牽制と見ることも可能ではあるのだが‥‥‥)。でないとすれば、「資金問題での追求を避けるために抱き込みたい」とか、「税源が確保できずに公約を実現できないかもしれなくなってきたから、そうなったときに『政策協議の結果だ』と逃げを打つための仕込み」とか、「実は民主党には政権を担うだけの人物が欠乏しているので、それを補うために他党に協力を仰がざるを得ない」とか‥‥‥。とにかく、「民主党には単独で政権を維持するだけの力や気概がない」ことの現われとしか思えないが、気のせいか?

もしも鳩山が掲げる「友愛」を体現するため、というなら、それほど間抜けな話はない。それって、「おともだち内閣」より規模のでっかい「おともだち政府」だよね?

もっと抵抗するかと思っていた省庁側が意外なほど敏感に従順の姿勢を見せつつあって(あまりにも圧倒的な「民意」にビビッてる?)、「政治手動の行政」を実現するには絶好のチャンスだったのではないかと思うんだが、肝心の民主党が早くもリーダーシップのなさを自ら見せ付けているようでは、すぐまた官僚に嘗められるようになるんじゃないかね。「友愛」も結構だが、目線の向いている先が違うのではないか。まず最初に根回しをすることが大事なんじゃなくて、まずは走り出してみてから批判に耳を傾けるのが正しいんじゃないのか?

まあ、自分達の政策を自民・公明が全面的に取り入れて議決した際に「丸呑みだ」と批判するという不思議なことをやる党なので、私のような政治の素人にはその高尚な戦術は理解し得ないのかもしれん。


ゴマブックスが‥‥‥ [雑感]

ゴマブックスが民事再生法の適用を申請したらしい。一時期は新書の棚を独占する勢いだったような気がするが、出版業界全体が娯楽の分散化などによる構造的な不況の真っ只中だし、そもそも文芸書の中でも文庫や新書は売って廻す世界だろうから、やっぱり厳しかったんだろうな‥‥‥。


よる [日常]

晩飯を食いに出て、そのあと車いじり。削ったり塗ったり削ったり塗ったり塗ったり。側面はもうそろそろいいや‥‥‥。一部の小さな窪みだけタッチアップで埋めて、そのあと仕上げだな。今回は丁度 panel 一枚分いじってるので、丸々アルミテーブで覆ってから仕上げることも考えてるが、まあ塗りで仕上げてからしばらく期間を置いてみたあとの肌の状態次第で考えよう。



2009/09/08 (火) <また一歩>

よる [日常]

今日もまた、晩飯を食いに出て、そのあと車いじり。削ったり塗ったり削ったり塗ったり削ったり盛ったり塗ったり塗ったり塗ったり。側面は一部の研磨跡を埋める作業。これで一旦完了でいいや。

仕上げ作業へ移る作業の一部として、以前に修復した給油口周辺の仕上げに着手。‥‥‥もうちょっと増し盛りしないとだめかにゃー。

背面はなかなか大変なことになっている。SOFT99 の厚づけパテって、ほとんど塗料(含プラサフ)を吸わない‥‥‥っていうか、むしろ弾いちゃうんだね。まるでアルミシートでも貼ったかのよう。パテがついてないところは下地の塗料がシンナーで膨張するのに、パテがついているところはほとんどそのまんま。くっきりと段差が‥‥‥。研磨によってできた筋までくっきり。こりゃあ、もうちょっと広範囲にけずってパテを盛り直したほうがいいか‥‥‥?


所詮は「看板が掛け変わっただけ」? [雑感]

昨日書いた件について、塩の人から mail が来た。

なんで民主党が連立を組まないといけないのかというと、
参議院で単独過半数を取っていないからです。
いうまでもなく、衆院で過半数を取っても参院で
過半数を取れなければ議決を通すことはできませんから、
安定した政権運営をすることを考えれば連立するのが
通常の政治手法ですね。

まあ、いちいち閣外協力してもらうという手法もないわけでは
ないでしょうが、それはあまり普通のやり方とはいえないでしょうね。

まあ、そりゃあそうなんだけどね。

確かに、参院での民主党系会派の議席数は 118 で、過半数(122)となるには 4 人足りない。一方、今回の衆院選での獲得議席数は 308。あと 12 人多ければ、単独で 2/3 を占めていたことになる。そうなっていたら、また動きは変わっていたのかもしれないが‥‥‥私が言いたかったのはそういうことではない。一言で言えば、「民主党は、今までの自民党と同じやり方でいいと本当に思っているのか?」ということだ。

民主党は「政権を取ったら、そのあとの 4 年間を見ていてほしい」というようなことを言っていた。つまり、「4 年間じっくりとやらせて欲しい」というわけだ。実際、民主の政策は一朝一夕では進まないものが多く、大鉈を振るってかつ国民の多くの理解を得られる制度を作り上げるためにはそれなりの時間が必要だ。だからこそ、単純に「数の論理」に頼ったのでは consensus の形成がおざなりとなり、国民が納得できるものとならないばかりか、徒に国民生活を混乱させるだけになるのではないかと思うのだ。

連立政権をつくるというのは、言ってみれば「大同団結の道」を選択するということだ。ところが、今回の連立協議では当初から政策の不一致面ばかりが問題視され、「呉越同舟」どころか、乗船口で揉めているような状態だ。ただでさえ民主党は一枚岩ではなく、以前から自民党以上に内部の軋みが表出していると言っていい。もし連立政権を作って参院で過半数の議席を確保したとしても、既に今の時点でこれだけすったもんだしているようでは、政権内部で意見がまとまらないばかりか、かねてから噂されている「民主党自体の分裂」を早めるだけじゃないかと思うんだけどね。少なくとも、党内での執行部の求心力は低下の一途を辿るんじゃないだろうか。

「急いては事を仕損じる」という言葉がある。単に議席数だけの問題であれば、逆にそんなに揉めてまで無理に連立政権を作る必要はない。昨日も書いた通り、民主党が自らの政策に真に自信を持っているなら、それを国会の場で提案し、取り入れるべき批判に対してはそれを反映し、広く合意を得られる法案を作り上げることを目指したほうがいいのではないか。

「参院では単独で過半数を確保していない」とは言っても、足りないのは 4 人だけだ。もし本当にそれが問題なのだとすれば、現時点で 4 議席以上持っている会派と手を結べばいいだけのことだし、そもそも来年の参院選では民主党が単独で過半数を占めるという観測がある。無理に連立を組んだ挙げ句に足踏みばかりで一向に成果を上げられないようなら、国民が失望し、逆に来年の参院選では惨敗する可能性もある。また、現在の参院の情勢では下手に党内で揉めれば仮に連立を組んでいたとしても造反で簡単に半数を割り込むだろうし、逆に連立を組んでも衆院で 2/3 を占めるには至らないので、結果的に何もできなくなる可能性がある。

はっきり言って、今回連立を組もうとしている各党は議員数から言えば「吹けば飛ぶような」存在ばかり。極端な話、内閣支持率さえ高ければ、民主党の政策に真正面から反対することはできない。民主党が世論を牽引し、是々非々で閣外協力を仰いだ方が、今の勢いなら逆に楽に運営できるように思う。

まあ、民主党にその気概があると思うかと問われれば、今のごたごたを見る限り「全くない」としか言えないわけだが。だからこそ「長くなさそうだ」と思うし、いろいろ穿った見方もしたくなるわけ。

日本の国民の多くは不定見でかつ本質的に保守的だ。失点を重ねれば容易に「やっぱり自民党でなければだめだ」ということになるだろう。もし「結局自民党と同じじゃん」と思われてもおしまい。「だったら自民でいいや」となるのは目に見えている。すでに民主党は崖っ縁に立っていると言ってもいいと思うんだが、さて‥‥‥?


落ち穂拾いの落ち穂拾い [雑感]

少子高齢化に関連する件。若年層の人口が減少するということは、就労人口が減るということでもある。そして、労働人口が減ることによって、「労働力が不足する」「国内総生産が減少することで国民全体の可処分所得が減少して経済が縮小する」「社会保障費を負担する人口が減る」といった数々の問題が発生する。

一方、仮に民主党の少子化対策が功を奏したとして、実効が現れ始めるのは 20 年近く経ってからということになる。自民党政権はこれまで「自分達はどうせもうすぐお迎えが来るから、未来のことなんか知ったこっちゃない」とばかりにほとんど何も手を打ってこなかったので、少子化対策の成果が現れるまでの間は少子化対策そのものが社会全体としては負担となる。

これを解消または緩和するには、労働力を供給してくれる人材を増やすしかない。そこで民主党(というか鳩山)は「移民受け入れ」を主張しているのだろうが、もう一つ、「現在単に社会に扶養されているだけの人を労働力に転化させる」という手もある。とは言え、若年層を就労させることにあまり意味はないので、「定年などで引退したものの、まだ働ける人」を活用するのが早道ということになる。

中高年には身体能力上の限界もあるので、軽労働や経験の蓄積が重要となる職種等に従事してもらうのがもっとも得策だ。そうすれば、労働力の増強によって上記の問題が緩和されるとともに、既存労働力の再配置が発生して労働力の供給が適正化される可能性があるとともに、「元気なお年寄」が増え、老人の医療費が縮小し、また「寝たきり老人」の発生を抑制できる。社会参画は地方の進行を抑制する効果もあるだろう。

‥‥‥という意味で、先の麻生の「問題発言」は、全体として実は結構いいところを突いているのだ。ただ、なにぶん思いつきで話す人物なので、自分の「公人としての」発言がどのような影響を及ぼすかということにまで頭が回っていないので恥を掻く。「歳を取ってから遊びを覚えたってろくなことにならない」でやめておけば「きつめの冗談」で済んだものを、さらに「働くしか能がないんだから」と negative なことを言ってしまうから叩かれるのだ。「せっかくの『働く才能』を埋もれさせておくのは勿体ない」とでも言っておけば、角は立たないだろうに‥‥‥。

ほかにも、「靖国は大切な場所であるからこそ、政争の具にして騒がせるべきではなく、静かな祈りの場にすべき」という主旨の発言も理解できる。たまにいいことを言うんだけど、根本が「思いつき」の人なので、どうにもならん。どこかの「石原裕次郎の兄」と同じ。もっとも、あっちの方は「うっかり」ではなくて「芯から自分本位」なので、もっと質が悪いが。‥‥‥そういや、その石原裕次郎の兄、先日の都議戦では民主の大勝を受けて「国勢の混乱のせいで東京都はとんだトバッチリを受けた」と(例によって自分本位なことを)言っていたが、今回の衆院選については何も言わなかったんですかね。だれも訊かなかったのか、ろくな答えが帰ってこなかったのか、無視されたのか。

靖国と言えば‥‥‥このところ、右翼な街宣車の方々がどっかで騒いだという話はあまり聞かないな。「日本民族の誇り」なんてものを声高に訴えてるんだから、今年のミスユニバース日本代表の件(link 先エロ‥‥‥というより下品な画像注意)にはもっと大々的に抗議活動を展開しても良さそうなものだと思うんだが。しかも、例の 下品な 斬新な衣装は「単なる contest の衣装」ではなくて「ナショナルコスチューム」、つまり「民俗衣装」だと胸を張ってるっつーんですよ。仮にも「国の代表」を紹介する記事に「股間に露出」なんていう言葉があるって、どうなのよ。「日本人の女は露出狂」ってことですか? 「Yellow cab」っぷりを世界に大発信ですか? これを国辱と言わずに何と言う。‥‥‥まあ、結局「街宣車の右翼」ってのは「極左」と同じで「なんだかんだ理由を付けて暴れたいだけで理念なんてない」ってことなんですかね。もっとも、この件で「真の右翼」が動いたって話も聞かないけど。


郵政って『第 2 の国鉄』だよね。 [雑感]

連立協議で「郵政民営化の見直し」が合意に至ったらしい。

常々思うのだが、小泉は「第 2 の中曽根」になりたかったのではないか。本人同士の米国に対する姿勢は似通っているし、国鉄分割民営化と郵政民営化には似通った点がある。そして、どちらもまともにやった(やれた)のはそれぞれの民営化(国鉄と郵政)のみで、政界から引退した‥‥‥と言いながら何やらごちゃごちゃ言っているのも同じ。

国鉄分割民営化は、「中曽根と仲よしの不動産業者に一等地を安く売り渡す」「巨額の利益を産み出す会社の post を財界に提供する」ことが目的の一部*1だったとうわさされたのに対し、郵政は「『かんぽの宿』などの不動産売却に疑惑がある」「郵政が持つ巨額の金融資産を外国(特に米国)に流すことが最大の目的だったと言われている」といった問題を抱えている。つまり、「金と不動産」。‥‥‥そういえば、どちらも「民間活力の導入」を看板に掲げていることまで共通(郵政では若干表現が違うが、言ってることは一緒)。国民の生活権に関わる社会インフラを解体して地方を切り捨てる、という点も同じ。

逆に、国鉄分割民営化と郵政民営化(こちらも部門単位で分割されている)の大きな違いは、

  • 国鉄については(情報操作によって)国民から一定の支持を得ていたのに対し、郵政については当初から「なぜやらなければならないのか不明」と言われていた
  • 国鉄の優良資産は清算事業団という隠れ蓑を使って 10 年間塩漬けにしてほとぼりが覚めたあとにこっそり(= 国民の目につかないように)処分されたのに対し、「かんぽの宿」の件はすぐにバレてしまった

ということだろう。特に、「かんぽの宿」問題では、それによって最大の利益を得るオリックスが民営化推進部隊の中にいたのがあからさますぎた。功を焦りすぎたというか、こらえ性がなかったというか、「急いては事を仕損じる」を地でいったようなもんだったな。こらえたらいいってもんではもちろんないが、馬鹿すぎる。

まあ、本人同士の最大の違いは、ソックパペットかそうでないか、ということかもしれん。

*1: 最大の理由は「国内最大労組である国労を合法的につぶすこと」だったされる。当時は社会党が今の民主党並に力を持っていたため、「国労を潰す → 最大労組をつぶすことで総評が弱体化 → 圧力団体が弱体化することで社会党が弱体化」という流れを狙ったものと思われ、事実その通りになったために社民党はあのていたらく。「国労潰し」が最大の目的であることは当時から指摘されていたが、主に指摘していたのが共産党だったために「共産党お得意の陰謀論」と片付けられてしまっていた。ところが、後に中曽根本人が NHK の番組中で得々と「もちろんそれが目的だった」と語ってしまったために、事実だったことが明らかに。



2009/09/09 (水) 曇一時雨 <はらしょー>

よる [日常]

晩飯を食いに出ようと思ったら、‥‥‥ありゃ、雨降ってるのか。

傘を差して出たら、‥‥‥あれ、止んじゃったよ‥‥‥。せっかく傘持って出たのに‥‥‥。

ともあれ、飯を食いに行きがてら車いじり。削ったり塗ったり。大分秋田。給油口周辺にはやっぱりちょっと増し盛りが必要だな。


神がいる‥‥‥!! [TV]

「宙のまにまに」はすばらしいアニメだ。先日の 455 系(東北地域本社色)に続き、今度は中央線東京口の 201 系!!! (T_T)b ← そこかよ

‥‥‥まあ、それは 5% くらい冗談ですが(← ぉぃ)、停車と発車の場面で車両の速度の描写が極めて現実的だったのが、実は非常に珍しい。車両がトレスのように「まんま」で書かれている作品でも、「それは乗客が G で死ぬだろ」くらいのガッツン停車・ロケット発車になっていることがほとんどなんだよね。コマ数から見てトレスではなく CG のようだし、どうも作画方面によっぽど好きな人がいるとしか思えない。今後も期待してマス :-D。← だからそっちでかよ



2009/09/10 (木) 晴ときどき曇 <急転直下>

いろいろ終了のお知らせ [日常]

客先の打ち合わせへ向かっている途中、社長から電話が。‥‥‥先月末時点では「継続の方向で前向きに調整中」ということだったんだが、結局今日「いろいろ画策したんだけど予算が確保できなかったので、やっぱり今月一杯ね」と言われたらしい。

今所属してる開発 team、元は 10 人いたんだが、昨年末に外注 1 社(2 名)が、さらに今年 3 月末に別の外注 1 社(2 名)と proper 1 名が減員、7 月頭に proper 1 名が工場応援でドナドナ‥‥‥と人を減らし、今月末で最後に残っていた外注(私)が抜けると、ついに proper 3 名だけになる。

で、いろいろとあれでそれだから 11・12 月は別の部署を経由して発注を出すから手伝ってほしい、ということだそうなんだが(ただし未確定)、10 月が 1 ヶ月空白になる上、発注自体もこれが最後の一絞りで、もうあとはないそうな。

さて、どうしますかね。とりあえずマンションを売っ払う算段を本格的に進めなきゃならん。「マンション買います」なチラシには困らないので(物凄い勢いでポスティングされてくる)、まずは安い民賃の移転先を確保して荷物を一部移し、buyer が家に入れる状態にしないと(爆)。

今目を付けてるのは、土浦市内の民賃。築年は 35 年を越えているが、3DK の平屋一戸建てで専用庭・車庫付き、常磐道桜土浦 IC から直線で約 3km、公共交通なら土浦駅から bus 3 分徒歩 5 分で、月額 4 万円。収納はあまりないが、庭があるので組立式の物置が置けるだろう。プロパンではなく都市ガスが引かれているのも大きい。

今の場所は便利だし、周りに顔馴染みの店もあるし、都心に近いわりに街も落ち着いているので愛着があるんだが(賃貸時代からの通算で 10 年以上住んでるしな)、マンション自体にことさら思い入れがあるわけでないので(花火も見えなくなったし(爆))、一旦地方に引っ込んだあと、将来的には状況次第で狭い部屋を借りて戻ってきてもいいかもしれん。車を持っていなかった頃は今の「駅の出口から走って 30 秒」というのは非常に魅力だったが、実際に使ってみれば大江戸線の不便さは家から駅までの access の良さを打ち消して余りあるし (-.-;(だから最近は客先に行くのも専ら車)、地方の安い家を倉庫兼用にする前提ならどのみち車が必須なので、駅から若干遠くても安い物件を選べば、合算しても今のマンションの支払いよりも確実に支出は減る。固都税の減免措置も終わるし、どうせ収入は減るだろうから、住宅ローン減税で所得税が 0 になっている利点がなくなっても、収支はプラスだろう。

ちなみに、今のマンションに越すまでは、400m ほど北の民賃マンションを借りていた。6 階建ての 2 階(ただし 2 階の床の位置が高いのでベランダに立つと目の前の 2 階建ての家屋の頭越に向こうが良く見えた)、南西角部屋、和 6・和 4.5・DK 約 8、BT 別、洗面・洗置・脱衣約 3 という部屋で、月額 9 万円程度だった。今でも、築年にこだわらなければ隣町(駅で言うと両国と錦糸町の中間付近)に和 6・DK 7・BT 別の 1DK で 5.5 万なんてのがあったりする。もちろん車庫はないのだが、車は地方の家に常時置いておいて必要なときに取りに行けばいいと割りきれば、現在の車庫代に 1.5 万足して茨城で家を借りると考えることもできる。車庫代+7 万で家が 2 個所(駐車場込み)。

もっと割りきれば、うちの町内に管込 4.1 万てのもあるが‥‥‥「大江戸線両国駅徒歩 2 分」とはいえ、築 21 年、占有 5.4m2 のワンルーム(もちろんトイレや台所は共同で風呂なんてない)って何だよ‥‥‥ (__;。トランクルームの間違いでは‥‥‥? ていうかトランクルームにしても高いぞ。

最大の問題は、「実際のところ、いくらで売れるのか」だ。一応「買います」チラシには「予算 5,000 万」と言っているものもあり、この金額はうちのマンションでもっとも高い部屋の売り出し価格を越えているんだが、査定の結果がいくらになるかは全く別の話。ついこないだ入ってきた「売ります」チラシでは、うちの近所の横網町公園に面した「築 11 年、3 方角部屋、占有 70.14m2、3LDK、LD と洋室 1 部屋に床暖、専用ポーチ、6/14 階、南面眺望・日当たり最高」な中古マンションが 3,980 万とか、「押上徒歩 8 分、築 6 年、木造 3 階建、4LDK(LD 約 12.5J)、総床面積 103.05m2(内カースペース 8.38m2)」な中古土地付き一戸建てが 4,180 万とか、格安物件が結構ある‥‥‥ということは、買うほうもそれなりに叩いてくるはず。仲介手数料を支払ったあと手元に入る額でローンを完済できればいいんだが‥‥‥。



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