・ なんか、真っ直ぐ向かってきてた台風 11 号が大島の辺りでボッキリと進路を東に曲げ、逃げるように本州の東側に沿って北上していったわけで、これはどうにも以前沖縄で遭遇した事象の二の舞（← ？）に思えて仕方がないのだが、私は何もしてませんよ？ ただ家にいて、「うーん、台風が直撃するといやだなぁ（専用ポーチに置いてある荷物が雨に濡れる的な意味で）」と思ってただけで。

・ 先日の若桜行きで再発が発覚した oil 漏れ。若桜から帰ってきた時点で 2,200km 強走行に対し 0.5l 程度 oil level 低下。さらに茨城行ったりなんだりで total 3,300km 強走行時点で 0.7l 程度低下。結論として、前回の修理前とあんまり変わっていない。漏れの主要因は oil pan やデスビではなかったということか‥‥‥。

・ で、またもや Bonne さんに持ち込んで lift up。外観から漏れの個所を探るが‥‥‥どうもはっきりしない。F6A の要注意個所はカムシールとクランクシャフトシールだそうなんだが、クランクシャフトシール（front 側）とカムシールは前回のタイベル交換の際に一緒に替えている（はずだ）し、実際油がベットリついているのはリア側（丁度ミッションとの境目辺り）。となると、rear 側のクランクシールが怪しい、ということになるんだが、 Bonne さん曰く、「それだとドライブプレートに放射状の oil 跡が付くはずだが、ドライブプレートはきれいだ。どうも違うような気がする」。

・ Bonne さんは当初「高回転で廻す機会が増えた上にデスビの交換で爆圧が上がったので、 oil 上がりや吹き抜けで排気に混じった oil が back door に付着したのではないか」とも疑っていたようだが、今回最初に発見した付着 oil は黄色で透明‥‥‥つまりほぼ新油の状態だった。排気とともに出てくる油なら煤などである程度汚れているはずだということで、少なくとも主要因ではないね、という話に。やっぱりリアアクスルにベッタリついている油が走行中の風圧で巻き上げられたものだろう。‥‥‥で、その oil はどこから？

・ しばらく engine を回したまま様子を見がてら工場長さんと社長さんと 3 人で話をしていたのだが‥‥‥「最近 engine の調子が良くなってきたこともあって高速道で高速走行する機会が増えてるし、もしかすると、各部のパッキンやらいろんなところの経年劣化個所から吹き出してるのかも」という話になってきた。ぐっすん。

・ ともあれ、どこが原因かはっきりしないと、なんにも手が打てない。とにかく一番疑わしいのはクランクシャフトシールだが、これをやるには layout の都合上 engine をミッションごと全降ろしになってしまう^*1という。高々千数百円のシールを取り替えるのに、8 時間強の工賃がかかる。その上、どうも原因はそこではなさそう、ということになってきたので、正直なところ Bonne さんはやりたくないという。どうする？ と判断を任されたので、とりあえず engine を下ろすのは打てる手を全部打ってからの最後の手段にしようと思い、アリーナでもオヌヌメされた PLUS91 を試してみることにするする。

*1: Clearance はあるので、本来ならばミッションだけ割って（＝ 分離して）降ろせば engine は降ろさずに済むし、実際に整備書にもそうしろと書いてある。ところが、実際には engine と AT の間に付いているトルコン（＝ 本来なら AT と一緒に取れてくることになっている）が経年による錆付きなどで engine 側に残って中ぶらりんな状態になってしまい、だからといって元の状態に戻そうと思ってもトルコンと engine を結合する spiral gear はなかなかすんなり入ってくれないので戻すこともできず‥‥‥と、中途半端にぶら下がった状態でお手上げになってしまうことが多いので、その risk を避けるためにスズキでは丸ごと降ろしてしまうんだそうだ。いつもお世話になっているスズキアリーナ墨田の工場長さんは「Bonne さんならできると思いますけどねー」と仰っていたが、やっぱり risk が大きいので Bonne さんは「悪いけど、うちではできない。やるなら全降ろし」。そりゃそうだよな‥‥‥ (__;。

・ 午後 Bonne さんにお邪魔してるときには風雨ともにそこそこの状態だったのだが、一旦車を置きに行ったあと家でもそもそ仕事してるうちに、台風は東の方へ逃げていってしまった。

・ 雨も止んだし、晩飯を喰いがてら外出。車にやすりかけたりパテを盛ったりそれを削ったりパテを盛ったり削ったり仮塗装したり。うーん、微妙に気に喰わん‥‥‥。