「書きかけの歳時記」
2005/06版 その3

(since '05.04.25)

この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。

取扱上の注意

[前日へ続く]

2005/06/21 (火) <しょんぼり>

いちにち [日常]

10 時頃起きる。

先日追加された仕様が残件になっているので、実装を試みる。「ある cache 制御命令の emulation を実装して欲しい」というもの。

まずはその命令に関して simulator がどういう log を吐くかを確認しなければならない。そこで、F/W にその命令を埋め込んで simulate。‥‥あれ? 実行が止まるぞ?

‥‥調べてみると、当該命令で simulator が落ちている。Document を読んでみると、simulator 自身に data cache が組み込まれていないと命令自体が無効になっているような雰囲気。Option によって例外扱いにもできるようなので試してみると、確かに無効命令例外が出ている。だが、命令 fetch の stage で例外となっているらしく、欲しい情報は出力されない。

Simulator の usage を見ると data cache を command line option で有効にできるようなのだが、これは個別に拡張した機能のようで、simulator の document には記述されていない。Usage の内容(説明は含まれていない)と、実際にその option を指定したときの warning message などを参考にいろいろ指定してみるが‥‥全く言うことを聞きませんな。ほんとに生きてんのか、これ?

Simulator の source を読んでみる。‥‥あやしい‥‥。どうもこれは simulator の configuration 自体をいじって再構築しないと駄目っぽい。しくしくしく。

とかやってるうちに、一日が終わってしまった。しょんぼり。仕方がないから、明日客先で作業するか‥‥。



2005/06/22 (水) 雨のち曇 <がっかりのちうまうま>

あさ [日常]

9 時頃起きる。

いろいろ支度をして、出発。


ひる [日常]

昼飯は Chicken Place 蔵前店でカレー。

一旦帰って自転車を置き、両国から地下に潜って客先へ。


ごご [日常]

とりあえず昨日までに行なった simulation 結果を引き渡し。

その後、simulator を再構築して、例の命令を実行。‥‥なにー

その命令、引数として immediate の他に register 番号を取り、その register に格納されている値が実際に作用する。ところが、simulation log にはその「register に格納されている値」が表示されない(というかなんにも情報が出力されない)。命令によっては表示されるのだが、どうやらその命令では register に格納されている値そのものは命令の実行によって変化しないため、log に出さないらしいのだ。がーん。

早速担当者と相談。先方もまさかそんなオチが待っているとは思っていなかったらしく、ががーん。これを解決するには「register ないの値を trace する」という方法もあるのだが、ただでさえ長い simulation time がいっそう長くなるので、「それはやりたくない」ということで見解が一致。結局、とある実在しない番地に相当する値を書き込むことでいわば log に無理やり値を表示させ、それを拾い上げることに。しくしくしく。

一応 project leader にも報告に行く。‥‥やっぱり想定外の事態だったらしく、「とほほ。」という comment をいただいた (^^;。結局、それしかないよねぇ、ということで、決定した回避策を実施することに。

しかし、やっぱりどのみち simulation log を処理する際の構文解析は重くなるので、何とか極力速度が低下しないようにしないと、やってられない。うう。

本当は simulator の full source があれば話は早いのだが、同じ社内で開発している product なのに core 部分の source は提供してもらえないという(customize するために必要な最低限度のものだけ提供され、肝心の部分は何と library file の形で提供されている)。しくしくしくしく。


よる [日常 / みせ]

十分ぐんにょりしたところで、先週からの計画通り、客先の人達とぞろぞろ春日寿司へ。

‥‥うまい寿司をたらふくいただく。そして、相変わらずあり得ない会計 (^^;。ごちそうさまです m(__)m

解散してホームに上がってみれば、停まっていたのは 6300 形の 1 次車。Cross seat はぁはぁ。

春日経由で帰宅。



2005/06/23 (木) <慰霊の日>

あさ [日常]

10 時頃起きる。

実際にはどのように実装すると速度低下が少ないか、何通りか code を書いては速度測定。

本当は register の中身を trace できれば F/W に変更を加える必要がないので最良なのだが、処理量だけの問題ではなく、やっぱり無理があるような‥‥。やっぱ、dummy 書き込みが有力かなぁ。


ひる [平和祈念 / 雑感]

今日は沖縄の「慰霊の日」だ。例年この時期に沖縄は梅雨が開けるが、今年の沖縄はこのところしばらく雨が続いていて、しばしば豪雨にも見舞われて住民が避難する事態ともなっていた。しかし、今日は朝から晴れたらしい。追悼式の会場とされている平和祈念公園内にある「平和の礎(いしじ)」や数多ある慰霊塔でも参拝や慰霊式典が行なわれたようだが、このような日に天候が回復したのは、慰霊に訪れる人達を死者の霊が悪天候から守ったのだろうか。

平和祈念公園で行なわれた「沖縄全戦没者追悼式」の中継を見る。8/15 などに行なわれる他の式典と大きく異なるのは、単なる「戦没者追悼式」ではなく、「『全』戦没者」が対象となっているところにある。ここには「国籍や立場に関わらず、沖縄戦で亡くなった全ての戦没者を慰霊し、恒久平和を祈念する」という意思が現われており、その理念は「平和の礎」にも見ることができる。その一方で、政府・与党はというと平和を追求する外交努力もせず安易な軍備強化や海外派兵に走っている。「二度と戦争に巻き込まれることのないよう‥‥」という首相の挨拶が虚しく響く。

ところで、沖縄の慰霊の日を紹介するに当たって「沖縄線が終結した日」と一言で片付けられることが相変わらず多いが、それを見聞きするたびに複雑な思いに捕らわれる。

6/23 という日は現実には陸軍の指令官が自殺しただけであって、その際に「最後の一兵となっても戦え」と降伏や投降を認めない「最後の命令」*1を出したため、実際の戦闘は 9 月上旬まで続いたという。真の「沖縄戦終結」は 9/7 に沖縄守備隊が降伏文書に調印したことでようやくなされたと言える。

戦況においては、司令官が自殺した「だけ」というのはいささか正確ではない。それ以前から戦況はゲリラ戦の様相を呈しており、戦闘はほとんど各部隊の判断によって行なわれていたようだが、それでも一応(「方針」程度にせよ)司令部からの命令は細々と届いていたと考えられる。ところが司令官一党の自殺によって指揮系統が完全に崩壊し、しかも最後の命令が「武装解除」ではなかったことから、まさに無秩序なゲリラ戦に突入してしまった。

戦闘に組織性が失われたことの影響は、現場の兵士の精神的な支えがなくなったことに留まらなかった。一部の民間人犠牲者の命運を決定づけたものとして比較的よく知られているのは、学徒隊に対して出された「解散命令」だ。「学徒隊」の動員は一種の volunteer であって、その身分は軍人でも軍属でもない。そこで、戦闘を遊撃戦へ移行するにあたって彼らを軍の指揮下から外すため「解散命令」が出されたのだが、これは結局のところ激戦の最中に軍から一切の責任を放棄されて投げ出されたことになり、多大な犠牲を出すことになった。実際に「ひめゆり」ではほとんどの犠牲者が解散命令*2の後に亡くなっており*3、ひめゆり平和記念資料館の展示ではこの「『お国のために戦っているのだから』と戦線に従軍させられたのに、最後になって激戦地のど真ん中で一方的に放り出された」という恨みがにじみ出ている。

このような犠牲が出ることを承知の上で降伏命令を出さなかったのは、米軍の本土侵攻を送らせるための「時間稼ぎ」であったためだと言われている。また、日本軍は元々上陸地点に近い地域で米軍の進軍を阻む計画で、そのため住民は南部へ避難していたのだが、戦線を維持できなかった日本軍がその南部へ後退してきて住民の中に紛れ込んだ上、米軍への抵抗に当たって地元住民を装って「だまし討ち」をかけたり*4住民が避難している壕の奥に潜んだりしたことが、米軍による無差別殺戮を招いたという指摘もある。一重に沖縄は本土防衛のための捨て石にされたと言える。沖縄戦においては軍人より住民の犠牲者の方が多かったという事実もそれを物語っている。軍人に関しては南部撤退以前に 7 割以上が消耗していたというが、民間人に関しては 6/23 以後に亡くなった犠牲者が相当な割合にのぼることは想像に難くない。

それなのにこの日に「沖縄戦が終結」したとされるのは、2 日後に大本営が司令部の消滅をうけて「組織的な戦闘が終了した」と発表したことが根拠となっているのだろう。確かに軍の公式記録ではそうなるのかもしれないが、沖縄戦の悲惨さを伝える報道はそのほとんどが民間人(学徒動員を含む)の犠牲に spot light を当てているものが多い。その見地に立てば、「6/23 をもって沖縄戦が終結した」とすることはむしろ誤りであって、主張と表現の間にかなりの矛盾がある。「沖縄戦の悲惨さ」を訴えているのもどこまで本気なのか訝しみたくなる。一方で、NHK ではわずか数分の枠でも必ず 6/23 のことを「日本軍の組織的な戦闘が終結したとされる『沖縄・慰霊の日』」と紹介する。ある意味で NHK の「生真面目さ」が現われているように思う。

その NHK「ニュース 10」では、「悌梧(でいご)の塔」における同窓会主催の慰霊式典が今年を最後に終了されるという news があった。「悌梧の塔」は複数(私の知る限り少なくとも 2 つ)存在しているが、ここではかの有名な「ひめゆりの塔」の敷地の東側に隣接している方のもの。直線距離では数十 m と離れておらず、塔への入口も隣り合っているにも関わらず、ひめゆりの塔の知名度が高すぎることもあってか訪れる人は疎ら。塔への入口にひめゆりの塔への来訪者目当ての土産物屋が鎮座していることもあり、そのずっと奥にある塔はそこにあることを知らなければ目に入らない。前回訪れたときも、「ひめゆりの塔」前には既に資料館が閉まっていてもなお多くの人がいたのに対し、「悌梧の塔」周辺には誰もいなかった。すぐ隣からひめゆりの塔周辺の人の会話が聞こえてきて、一層やるせない思いになる。

その「悌梧の塔」での式典が修了することになった理由は、今年が 60 年の節目に当たることに加え、高齢によって現地に赴くことが難しくなったり、また亡くなったりして、出席者が減ってしまったことも一因だという。ひめゆりの語り部に関しても言われる通り、沖縄戦の実際を知る世代もどんどん減っている。また、悲惨な経験をした方ほどそういうことを語りたがらないのも理解できる。しかし、日本では既に「戦争を知らない世代」が圧倒的多数を占めつつある。戦争というものが持つ一面として、そういった悲惨な過去をどう伝えていくか。もはや一刻の猶予もない時期が来ていると思う。

それにしても、こうして書いているとつい思う。米軍にとって、当時の沖縄と現在の Iraq の situation は(悪い意味で)非常に似ているのではないだろうか。

*1: この命令は 19 日に出され(21 日とも 22 日夕とも)、遊撃戦への移行と「学徒隊」の解散などが指示されていたという。この命令では十万の兵と十数万の住民の犠牲を出しつつ「時間かせぎ」ができたことを喜び、その一方で「情勢悪化によって情報伝達が満足にできなくなっているので、もう指揮はしない。あとは各部隊の判断によってあくまで最後まで戦え」とするものだった。
「全将兵の3ヶ月にわたる勇戦敢闘により遺憾なくも軍の任務を遂行し得たるは同慶の至りなり。然れども、今や刀折れ矢尽き、軍の命旦夕に迫る。すでに部隊間の連絡杜絶せんとし、軍司令官の指揮困難となれり。爾後各部隊は各局地における生存者の上級者これを指揮し最後まで敢闘し悠久の大義に生くべし。」
ちなみに、司令官が自殺したのは 6/23 未明とされている(参考)。

*2: ひめゆり学徒に対して解散命令が出たのは 6/18、それを受けて第一・第二外科壕にいた職員や生徒は 19 日未明までに脱出したが、第三外科壕内は 19 日未明に米軍の攻撃を受け、壕内の約 100 名(うち職員 5 名・生徒 40 名)はわずか 5 名の生徒を除いて全滅、なんとか脱出した第一・第二外科壕の職員・生徒も米軍の猛攻の元に多くが死亡したという。ちなみに、「ひめゆりの塔」はその伊原第三外科壕脇に建てられており、その奥に建てられたひめゆり平和祈念資料館内には原寸大で復元した第三外科壕内部のジオラマがある。

*3: ひめゆり犠牲者 136 名のうち、実に 100 名以上が解散命令の後の数日間に亡くなっている。

*4: 女装をして沖縄女性に「化ける」case もあったといい、これによって、米兵は現地女性であっても構わず射殺せざるを得なくなったという。


よる [日常]

‥‥気が付いてみれば、いつの間にか 22 時ですよ。道理で腹が減るわけだ‥‥。

「NEWS23」は例年通り沖縄から。日中はあれだけ天気がよかったのに、夜になって大雨になったらしい。やはり、慰霊や墓参に訪れた人達のために死者の霊が雨を追いやってくれたのだろうか。‥‥その NEWS23 も、「沖縄戦の実態をどう語り継いでいくか」が theme でありながら、やっぱり冒頭で「唯一の地上戦が終結した日」とやっていた。やる気あるんか? もし現場が「筑紫キャスターに振り回されてやってるだけ」という認識でいるのなら、むしろやらないでいてくれたほうがいい。

作業が一段落したところで、漢陽楼別館へ行って定食。

それにしても、このところ毎日寝るのが 28〜29 時頃。なのになぜ朝起きているかと言えば、暑くて熟睡できずに目が覚めてしまうから。そろそろ身体が辛くなってきた。仕方がないので、諦めて寝室でも除湿運転を開始。



2005/06/24 (金) <鉄特集?>

あさ [日常]

やっぱり 9 時頃起きる。

起きてしまったものは仕方がないので、作業の続き。


ひる [日常]

いつもの弁当屋ですぺさる弁当。


ごご [日常 / TV]

今日の「お元気ですか日本列島」は鉄分豊富。

まず、特集は「ムネムネ線 北海道ちほく高原鉄道廃止」の件。陸別から北見までこの線で通学する高校生の 1 日を取り上げていた。終車が早いため、所属しているブラスバンド部の練習を途中で抜けて帰らなければならないのだが、それでも卒業まではギリギリ存続するので、まだましだよね、といった内容。ちなみに、陸別までたどり着ける最終列車は北見発 1740 時*1。いくらなんでも早すぎだよな‥‥ (-_-;

そのあと、ヘリによる空撮 report は餘部鉄橋。北東側の海岸線沿いに鉄橋に接近していく光景は新鮮だった。そのあと橋の上空を時計回りに旋回し、しっかり「お立ち台」も撮影。しかも「廃枕木を利用して写真を撮れるように整備してあります」と紹介されてみたり (^^;

スタ「今はどなたかいらっしゃいますかぁ〜?」
ヘリ「えー、次の列車までまだ 1 時間くらいあるので‥‥」

などというやり取りも発生。そして、「来年度からコンクリート橋への架け替え工事が始まる」ということも紹介された。この橋を今の姿で見られるのも、あとわずか‥‥。

‥‥てな感じで、間に別のネタを挟みながら、なんだかやたらと鉄分が高い内容であった。昨日は箱根登山鉄道の宮ノ下駅で「紫陽花の手入れをする社員さん」の姿を report していたし。これも「12000km 効果」? (^^;

*1: このあと 2 本ある列車は置戸までしか行かないし、その先の接続もない。


よる [日常]

昨日行きそびれたので、「森の治療院」へ行って鍼を打ってもらう。今週は置き鍼を割と長く貼っておけたので、鍼を打ってもらったあとの状態もそこそこ。以前に較べ、最近は打ってもらったあとに明らかに状態が変わるのが判る。もう一息かなー。

1950 時頃、錦糸町へ向かう。‥‥なんかむやみに京葉道路が混んでるんですが‥‥ (-.-;。どうしたのかと思ったら、緑一丁目交差点の停止線附近にでっかいダンプが路駐していて、左折車によって直進車がせき止められていたのであった。こういうのこそすぐに取り締まれよ、目の前なんだから! > ほんじょけいさつ

その後も何ヵ所かでやっぱり路駐による渋滞。交差点附近で路肩が十分取れていない場所もあるので、横を抜けることができず、車と一緒に詰まってしまう。

結局、10 分ほど遅れて到着。あかりちゃんとしゃぶる。「Bus ならではの cource だよねー」とか、全道版の観光 map にしっかり「千春の家」が書かれてて爆死したりとか (__;

終盤で(う)さんも合流。

「SourceNext から TurboLinux が出るらしいね」
「なんなの、あれ。」
「まあ、正直 TurboLinux そのものはどーでもいいんだが、『年内に application を 50 本揃える』と言ってるのに期待」
「おお!」
「『いきなり PDF』の技術を使った PS to PDF converter、出してくんないかなー」

とかそんな。

このところあまりよく眠れてなくてなんか疲れてるので、今日は喫茶店には行かずに解散。

23 時頃に沈没。



2005/06/25 (土) <生っていいよね>

ひる [日常]

12 時頃起きる。

仕事をしつつなんとなく TV をつけたら、愛知万博で行なわれた渡辺貞夫 produce の rhythm session な concert の模様を放映していた。思わず見入る。‥‥うーん、これは生で聴きたかったなぁ‥‥。しかしなんつーか、某 24 hour な番組よりよっぽど各国の人達の一体感があったような気がするんだが。音楽に国境はないねぇ。

‥‥熟睡できないせいか、どうにも頭がボンヤリしていて、身体もだるい。夕方からまた布団に潜り込む。


よる [日常]

20 時頃また起きる。


「人口減少社会」 [雑感]

仕事をしながら、「日本の、これから」を見る。‥‥なんか妙に出演者がみんな TV 慣れをしてるような気がするのは、今日が第 2 夜だから?

それはそうと、だ。‥‥なんつーか、この番組は、あれですか? みんなで「自分の立場からの意見」という名のエゴをぶつけ合う番組ですか? こういうのは「自由な議論」とは似て非なるものだと思うんだけどねぇ。

  • どこかの団体職員さん。「この先、日本は 4 人に一人が高齢者になると言われていて、若い働き手がいなくなってくる。それをどう思うか」という質問に対して、「今、地方は既にその状態になっている。うちの地域でも老人ばかりだ。しかし、みんな元気に暮らしている。うちの地域は日本のあるべき姿だ」というような、「うちんとこを見習え」と言いたいのが見え見えなお答え。しかし、事がそんなに簡単なら誰も問題になどしない。その「元気に暮らす」財源はどこにあるのか? 農村や漁村なら元気である限り最低限の食糧には困らないのかもしれない。しかし、一地域で食糧を完全自給するのは難しく、大抵は現金収入に頼らざるを得ない部分がある。果たして十分な現金収入に見合う収穫をあげることが可能なのか? もしも現金収入の一部または全部を年金に頼るなら、その財源はどうするのか? 「過疎」の問題と「高齢化」の問題を同列視するのは的はずれもいいところだろう。
  • 堺屋太一氏。団体職員氏の発言や「日本の将来に希望が持てなければ才能ある若者は海外へどんどん流出する」という指摘を受けて、「地方で若い人達が減っているのは、農業や林業で食い繋ぐしかなく、産業がないからだ。工場を誘致するなどして産業が根付けば、若者は帰ってくる。海外に流出する理由もなくなる」。‥‥この人の頭の中には「第一次産業」という言葉はないのか? それに、都会の暮らしに疲れはてて地方に移住する人達が現われ始めているという事を聞いたことはないのか? そもそも、企業が利潤追求の過程で続々と海外に生産拠点を移してしまったのは、国内での工業生産がすっかり高 cost になってしまって国際競争力を失ったからだろう。これから経済が縮小していくという日本に、「労働拠点の確保」という理由だけで生産拠点を国内に戻していくだけの体力があるとは思えない。また、第一次産業を軽視する政策を取った場合、ただでさえ順調に減少している農業・漁業従事者がさらに減っていくのは必至。そのとき、食糧の調達はどうするのか。高 cost 体質になってしまった日本に海外から食糧を輸入し続けるだけの経済力はあるのか。この人の頭の中は高度経済成長時代のまま時間が停まっているのじゃなかろうか。「年金だけではギリギリの生活しかできない人がいる」という指摘に対して「それは生活保護で担保すべき問題で、年金の問題ではない」とするのもおかしい。生活保護制度の適用をしなくて済むようにするための基礎年金(の保険制度)じゃないのか? よかったね、この人を大臣から降ろして。こんな人が国の舵を取り続けていたら、ますます日本から逃げ出す人が増えるだろう。「油断!」の頃の輝きは見る影もない。
  • 上品そうなご婦人。「この先労働人口が減れば、『労働者の年金保険料収入で受給者への支出を賄う』という現在の方式*1は維持できなくなるので、現在保険料を納めている世代は将来受け取る額が少なくなるという『世代間格差』が発生する。これについてどう思うか」という質問に対し、「わたしはこれまで真面目に働いて保険料もしっかり納めてきた。だから、定年となったこれからは約束通りの額を受給する権利がある」。‥‥元教諭だそうだが、この頭の悪い発言は何だろう。「受け取る額が減るなんて、そんなの困る。話が違う」と言いたいのだろうし、そういいたいのも解るのだが、そんなことが言っていられなくなってきたからこうして問題にしているという根本的なことを無視してそんなことを言われてもね。むしろ、「困る。話が違う」と主張したいのは我々の世代だ。何しろ、これからまだ 20 年以上も保険料を払わされ(しかも「保険料」と名乗りながら実際のところは税金だ)、いざ自分が受給する頃になったら現在の年金制度は崩壊している可能性が高い。昨今未納率が高いのもその不信感の現われだろう。議論する気がないならわざわざ手を挙げてまで発言しなければいいのに。私は「高齢者の年金を労働者の保険料で賄うことの是非」という設問には「是」と答えたが(だってしょうがないでしょ)、受給する側が「私がもらうのは当然。あとの世代のことなんか知らない」という態度をとるなら、1 円たりとも出したくない。
  • そして、「これから子供を育てやすい社会にしていくにはどうしたらいいか」という質問に対して出た「昔は自分の子供もよその子供も区別せず可愛がったり叱ったりしたものだ。各種の制度整備もそうだが、社会全体が子育てを支える空気を作るべき」という意見に反駁した若い父親。「先日大阪で bus に乗った。子供が騒いでいたら、他の乗客に『うるさい。子供の躾くらいしっかりしろ、馬鹿野郎!』と怒鳴られた!」と、目を血走らせて声を震わせながら立ち上がって喚いた。‥‥どのくらいうるさかったのかは知らないが、自分で「騒いでいた」と認めているくらいだから、それなりにやかましかったのだろう? それを注意されて怒るのはお門違いだ。そして、その男性の発言を受けて女性議員が曰った。「子供は騒ぐのが当たり前ですから、それに寛容な社会にしなければいけませんね」。‥‥少し前まで、「最近の若者は自己中心的だ」という批判が出るとその理由として「一人っ子が多くなったため甘やかされて育つから」ということが挙げられていたんだが、もはやなんでもアリですか? そのうち「年金制度を支えてくれる大事な存在だから、何をされても我慢しろ」とか言い出しそうだな。「子供を大事にする」のと「子供を野放しにする」のとは全く違う。むしろ正反対だ。年金を受給するのと引き換えに基本的な権利すら失うくらいなら、とっとと死んだほうがマシ。

結論。討論番組を作りたいなら、出演者はよく選びましょう。「所詮恵まれた立場の人にはそうでない他人の気持ちや立場は理解できない」ということがよく解った分だけ、前回の方がよっぽど有意義だった。「議論が噛み合わない」ということが浮彫りになってたもんね。今回は「結局、何だったんだ?」という印象しか受けませんでした。‥‥ああ、そうだ。「声がでかい人は我儘だ」ということはよく解った。そりゃそうだ、他人の意見なんてどうでもいいんだもんな。

*1: これを「賦課方式」という。日本は終身雇用を前提として年金制度を組み立てたため、「被雇用者はその収入に応じて保険料が決定され、その納めた額を元に受給する」という形をとっているので「保険方式」とされているが(少なくとも表向きはそういうことになっている)、実際には制度の開始時に受給資格を取得した世代はほとんど保険料を納めていないにも関わらず支給対象となったため、その実質は当初から賦課方式だ(支給額の算定根拠が保険方式に準じているだけ)。この捻じれが議論を一層ややこしくしている。ちなみに、自営業者などが加入する「国民年金」にはこの「所得保証」の概念がないが、これは「被雇用者とは異なり自営業者には定年がないため、受給開始後も商売を継続して一定の収入を得ることができるので、最低限度の額を支給すればいい」という考えに立ったものであり(「国民皆保険制度」の形を整えるために「生活保護」的な仕組みを年金制度に組み込んだものと考えてもいいだろう)、これも最近の傾向とは噛み合わなくなってきている。


しんや [日常]

腹が減った。そういえば先日クレディーセゾンの point で申し込んだ pasta 用の寸胴(22cm)が届いていたので、それを使って pasta を茹でてみる。

‥‥やっぱり、ちょっと浅いな。湯に漬かっている部分が柔らかくなるのを待って残りの部分を押し込んでやらないと、茹でムラができてしまう。この鍋は二重構造になっていて、内側は 4φ 程度の穴がたくさん開いているので(早い話が籠になっている)、茹で上がったときに取っ手を持って内側だけ持ち上げればそれだけで湯切りができる。それは大変手軽でいいんだが、やはり穴がたくさん開いているとは言ってもそこを介しての対流は起こりにくいので、時々中身を掻き回してやらないと pasta が鍋底へ沈んだままになってしまう。当然茹で上がりまでの時間もやや長め。‥‥うーん、取り回しは不便だけど、今までのように中華鍋っぽい何か(径は pasta の長さより大きく、深さも 10cm ほどある)を使った方が効率的かなぁ。

ともあれ、「ギャラリーフェイク」を見ながら喰う。突然入る石坂浩二の narration に違和感感じまくり。いや、石坂浩二に何かあるというわけではなくて、アニメそのもののできが悪いところに突然本格的な narration が入ると‥‥ (^^;

喰った後は明け方まで仕事。



2005/06/26 (日) <寝て曜日>

ゆうがた [日常]

17 時頃起きる。

もぞもぞ仕事。


よる [日常]

いろいろ終了風味。まほらばも終わりかー。


今夜の「ドキュメント」 [災害 / 雑感]

『NNN ドキュメント '05』は「沈黙の代償 〜 JR脱線・鉄道員たちの後悔 〜」。基本的には「分割民営化で何かがおかしくなり、それを引き摺ってきてしまった」ということと、「それに対して正面から抗議の声をあげられなかったことに対する後悔」を、乗務員らの証言を主体に浮彫りにした、という内容。

掘り下げの浅さが「NNN ドキュメント」らしからぬ‥‥ということはさておき、実際のところ、「会社(東日本においては会社を牛耳っている組合)に逆らうと会社にいられなくなる」という分割民営化前後の状況下をなんとか生き抜いた経験を持つ人達にとって、会社に対してそういった指摘をすることで「会社に楯突く行為」と見做されることへの恐怖はそれほど小さなことではないだろうと思う。何しろ相手は「勤務時間外にどれだけ多くオレンジカードの立ち売りを行なったか」で忠誠心を計るような会社だ。休憩時間にまで本来業務以外の「自主活動」をさせることはそれ自体が乗客の命に関わる可能性がある*1のに、それに背反する行動を暗黙裡に要求するような会社に何らかの苦言を呈すれば、結果が「物言えば唇寒し」となることは想像するまでもない。

会社の首脳陣に会社を変革する能力がなくとも、今の状況であれば、その主張が妥当である限り、世論やマスコミも味方になってくれる。言ってみれば、膿を出しきる千載一遇の chance だ。ここで本当に会社の体質を変えることができなければ、いつかきっと同じようなことを繰り返すことになるだろう。

*1: 多くの乗客の命を預かる輸送現場においては、本来「しっかり休む」ことも仕事のうちだ。



2005/06/27 (月) <けっこう>

あさ [日常]

8 時頃起きる。

うぞうぞ支度して出発。今日は朝飯抜き。

客先で会議。‥‥何やら要求水準が高まってしまったらしい。というか、ある仕様(かなりの over spec)について「software のみで実装した場合の必要性能を見積もって欲しい」という request が来たので、「このくらいの値*1を出しておけば無茶だと解ってもらえるだろう」と project leader が見積もりを出したところ、その後の週報で request を出してきた人が「現実的な結果が得られた」と書いているのを見て、当の project leader が頭を抱えてしまっているそうな (^^;

「おかしーなー、こんな値を見れば無理だと解ると思ったんだけどなー (-_-;
「あれじゃないですか、『ああ、最悪値でもこんなもんか』と判断したんじゃないですか? 『じゃあ、頑張れば何とかなりそうだ』って。」
「‥‥あー、そうか〜。その可能性はあるな〜‥‥ (__;

ちなみに、営業側はなかなか大変らしいです(謎)。

会議の終わりに、訊いてみた。

「夏休みの標準時期って、7 月末ですよね?」
「そうです」
「あの〜、大変心苦しいのですが、8 月の 6 日前後にお休みをいただきたいんで」
「了承。」(0.5 秒)
「すが‥‥って、早っ!」
(注: この会話にはびみょ〜に fiction が混じっています)

というわけで、「あ〜、むしろ今のうちに休んでおいてください」という言葉(ちなみに即答だったのは本当 (^^;)とともに長崎行きが決定したのであった。つるかめつるかめ。どのみち少々手持ちぶさたになってきてたしな。材料さえあれば、remote からでも仕事はできるし。Turn arround が長いので、自宅にいようがそうでなかろうが、どのみち machine にへばり付いている理由はあまりなかったりする。‥‥今のところはね。

*1: もちろん、正当な算出根拠はある。


ひる [日常]

元相方さんたちと社食へ。今回は 1,000 円を切りました! ‥‥ 60 円ほどですが(爆)。

長崎行きの行程について去年までとの比較をしつつあーでもないこーでもないと。去年の時点である意味行き着くとこまで行ってしまったので、それを越えるのは難しいな (^^;。あとは、なぜか「鉄道模型はどこで買うといいか」とか (^^;

そういや、ここ数日日記方面で同時多発「ねこみみもーど、でーす♪」風味。鉄分の濃い人より民間人のほうが刺さってる風味です。いや、「民間人」というのもあまり正確ではなくて、むしろ以下略 (^^;;


ごご〜よる [日常]

とりあえず log を取るネタもないし、銀行を巡って決裁関係を済ませなければならないので、早めに離脱。

そんなわけで、5 行ほど梯子。うちの近所と同様、川崎駅前も銀行が一カ所に集中しているので、ありがたい。

ついでに本屋に流れていってみる。‥‥ふと気が付いたら、両手がずっしりと重くなっていた。うぅ。だからあんまり本屋には近づかないようにしてるのに‥‥。← むしろたまにしか行かないからこーなる

階下のヨドバシでうろうろしたあと、離脱。改札前の売店で見切り品のパンなど買ってみたり。

このところ脚(特にふくらはぎ)がパンパンに張っている。脚の筋肉が緊張したままだと当然腰にもあまりよくないよねー、と先日も話していたところなので、今日は足ツボとふくらはぎの massage をお願いしに、「森の治療院」へ。‥‥元がパッツンパッツンだったのでやはり急激には改善されないが、少し軽くなった感じ。特に押し潰されて鬱血した感じがあった足の裏が少しすっきりした。

へろへろと帰宅。

うにゃあ。

寝る前につらつらと買ってきた本を眺めていたら、仙山線の列車を撮した写真を見てびっくり。トレッスル式橋梁って、仙山線(陸前白沢〜熊ヶ根間)にもあったのか‥‥。餘部だけだと思ってました。うーん、不勉強 (__;



2005/06/28 (火) <新鮮>

あさ [日常]

10 時頃起きる。

いつもの弁当屋へ行ってすぺさる弁当。

CT の予約を 1120 時にしてあったので、11 時に家を出て病院へ。所定時刻に開始し、さくさく撮り終わる。会計はそれなりに混んでいたが、薬情がなかったせいかあっさり順番が廻ってきて、何と病院に着いてから 30 分後には全て完了。早っ @_@;

帰宅後は篭もって仕事。


ゆうがた [買い物]

昨日川崎の紀伊国屋で買えなかった本を探しにアキバへ。

書泉ブックタワーで「JR 気動車客車編成表」と「JR 電車編成表」、「普通列車編成輛数表」を買う。あと、時刻表の最新号も。ほんとは「列車編成席番表」も新しいのが出てくれると助かるんだが、発売予定は「7 月」なので、今回の手配には間に合わないかも。

帰ってから軽く shower を浴びる。


「さだまさしアコースティックコンサート」@江戸川 [さだまさし]

Bus に乗って江戸川総合文化センターに向かう。本当は家のすぐ前(直線で数十 m)から乗れる*1んだが、途中で銀行にも寄らなければならないので、緑一まで出る。

‥‥なぜか所定より 5 分遅れでやってきた。ここまで来る途中にすれ違った時刻からすると、時間がかかりすぎ。別に車内が混んでるわけでもないのに。なぜだろう。

京葉交差点附近で渋滞に巻き込まれたりしつつ、やっぱり 3 分遅れで到着。むむ。

長沢さんが待ち合わせ場所に指定した lobby へ向かう。‥‥いないな。しばらくキョロキョロと探したのだが、見当たらない。数分待ったが現われないので、仕方なく携帯を呼んでみると‥‥

「今どこ?」
「上です」

上? と頭上を見上げると、2 階の渡り廊下からこちらを見下ろしているではないか。

「すぐ降りてこい (-_-#

自分で lobby を指定したのに、なぜ待ち合わせ時刻に別のところにいるんだか‥‥。わからん。

ともあれ、無事に入場。なにぶん開演まで 30 分近くあるので、空いてるうちにと program を買い込み、さらに便所も済ませる。そして席に座ってみると‥‥右端のほうなのでその点はあれだが、前に座ってる人の頭で視界を遮られることもなく、stage の床から全てがよく見える。1 階席なのに、けっこう絶妙の高低差をつけてあるなぁ。いい感じ。

ともあれ、開演。途中で携帯の着信音を鳴り響かせる馬鹿が発生したものの(talk 中だったのが不幸中の幸い)、concert そのものは楽しかった。ネタバレになるので詳細は省略するが‥‥

  • 江戸川の会場では 7 年ぶり 4 回目とか @_@
  • 生で聴くのは初めて、という曲が数曲あった
  • Concert の concept との関係か、演目が私の好きな曲ばかり T_T/
  • 「Concert を生で聴くのは初めて」という人がかなりの割合に @_@;。Talk やある曲を聴いたときの反応とか、ある有名曲の手拍子が「表」だったので教育的指導 (^^; が入ったりというところを見ると、あながち嘘ではなさそう。

いやぁ、よかった (^^)

終演後、飯でも喰おうと思うのだが、会場近くには店がなさそう。というわけで、新小岩駅方向へずるずる。すかいら〜くがあったので入ろうかと思ったのだが、斜向かいにバ〜ミアンを発見。

長「ぼく、バーミアンって 1 回くらいしか入ったことないんですよねー」
五「ほほう。」

というわけで、目標変更。

飯を喰いながら、concert の内容とか長崎行きの件とかいろいろ。

長「高松塚古墳、見に行きたいんですよ。『考古学者になればよかった』と言っているぼくとしては!」
五「ふむー。でもさ、考古学って、言われるほど『ロマン』なんて(以下自粛)」

なんて話から「マスターキートン」が事実上絶版になっているというネタへ進んだり (^^;

24 時近くに解散。おつかれさーん。

てくてく歩いて新小岩へ。途中でネコの人に懐かれたりしつつ駅に到着すると、ちょうど上りがやってきた。すかさず吸い込まれる。

時刻表を展げて、旅程を検討しながらしばし。‥‥あ、錦糸町だ。次か‥‥。‥‥お、両国だ。‥‥Door が閉まるときになってから気付いてもおせーよ!! > 自分 (-.-;

仕方なく浅草橋で折り返し。‥‥千葉終なので混んでる‥‥。

びみょーに圧縮されつつ、ようやくたどり着く。ぽてぽて歩いて帰宅。ぐあー。

寝ようと思ったのだが、寝室がムチャクチャ暑い。仕方なくエアコンを運転して室外温度を見ると‥‥ 24 時過ぎだってのに、なぜ 30℃ を越えてますか? (-_-;;; そりゃ暑くもなるだろ‥‥。

*1: 両国駅前が始発なのだが、そこでは直接折り返せないため、両国駅前発着の bus 路線は全て緑一丁目交差点から「清澄通り〜横網町公園南沿い〜両国公会堂前〜国技館通り〜両国駅前〜京葉道路」という経路を半時計回りに廻る環状経路を取る。両国駅前と墨田リハビリテーション病院を結ぶ路線も切目が異なるだけでこの環状経路は同じ。いずれの路線もこの環状区間では両国駅前を跨いで乗車することが可能。



2005/06/29 (水) 雨のち曇 <そうだん>

あさ〜ひる [日常]

9 時頃起きる。4 時頃から降り出した雨も一段落したらしい。

弁当屋で唐あげ弁当を買ってきて喰う。Shower を浴び、準備をして、出発。

今日はさすがに総武線に乗ろうと、てくてく歩いていく。築堤沿いの道を歩いていると、歩道の路面に墨田区が設置した「路上喫煙禁止」の paint があるのに気付く。‥‥へー、台東区のはしばらく前から気付いてたけど、墨田も始めたのか。知らなかったよ‥‥つーか、もっとちゃんと PR しろよ!! 地元民が知らないんだから、それこそたまたま通りがかった人なんて気付かねえだろ (-.-;

そして、両国駅東口では、paint の真ん前の段差に座り込んでタバコを吸ってる馬鹿がいた。煙たいだけじゃなくて、改札へ向かう通り道に座り込んでるので、邪魔なことこの上ない。みどりの窓口の真ん前なんだから、駅員も何か言えばいいのに‥‥ (-_-#

お茶の水で快速に乗り換え、さらに新宿でオバ Q に乗り換えて、下北沢へ。‥‥うあ、ほんとに複々線化工事始めてるよ‥‥。

湯葉の会席をいただきながら、打ち合わせ。‥‥うーむ。

恩師と一緒に表参道へ。そのまま千代田線で帰る恩師と別れて、乗り換え。ちょうど南栗橋行きに逃げられてしまったので、銀座線で青山一丁目へ出て、お江戸線で帰宅。


よる [日常]

塩兄を呼び出して、玄そば 玄々で定食。そして長崎行きの行程を練る。

時間切れになってしまったので、大ガード近くの coffee shop へ河岸を移す。歩いていく途中、喋りながら自転車 2 台でちんたら平走する警邏警官に遭遇。ふざけんな、馬鹿。もっと早く気が付いてれば、怒鳴りつけてやったんだが‥‥。そいつらは新宿署の真ん前を通過していったんだが、当然ながらお咎めなしであった。呆けまくってんのは蔵前署と本所署だけじゃなかったか、やっぱ。

閉店時間まで粘って、とりあえず、青森までの旅程はほぼ確定。問題は一部の全席指定な列車の指定が取れるかどうかだが、これだけは手配をかけてみないと判らない。やるだけのことはやって、駄目なら変更するしかない。「人事を尽くして天命を待つ」の境地。

お江戸線で帰宅。

帰ってから、暫定的に宿の手配を開始。金曜にでも JTB に行くか‥‥。


切り番 [日記]

mixi のほうだが、いーじまパパが 415 番を踏みました(拍手)。ご本人の comment は、

うぅ まさに俺向けな形式

ちなみに、401 番と 403 番はこまつさんでした。さすが鉄。ちうか、きっちり常磐線方面の人が踏んでるというのは、どうか (^^;

mixi のほうからもこの日記を読めるようにして以来、一部の人達には mixi が antenna 代わりになってるよなーと思う今日このごろ。(爆)



2005/06/30 (木) 雨のち曇 <ぐったり>

あさ〜ひる [日常]

10 時頃起きる。外はびみょーに雨。

何だか傘を差したいよーな差したくないよーな微妙な降りかただが、念の為に傘を差して歩いて出掛ける。

‥‥今日も耳鼻科にかかるついでに皮膚科へも。耳鼻科は忙しそうで看護士さんが捕まらない。で、皮膚科のほうは「今日は空いてますよー」と言うし、実際待ってる人もあんまりいなさそうなので、先に皮膚科にかかることにする。‥‥すげー待った‥‥ (__;。結局、皮膚科で時間を取られてる間に耳鼻科はほかの患者さんが全て掃けてしまい、だいぶんお待たせする羽目に m(__)m

一昨日とはえらい違いで、結局 13 時過ぎにようやく会計へ。会計窓口はもはやがらがら。会計が終わったときには、既に薬もできてるという有り様。調剤も既に暇になっていて、皮膚科はおろか、耳鼻科からも薬情が降りてすぐ準備ができてしまったんだろう。

そのまま restaurant で「ハンバーグのベーコン巻定食」なるものを喰う。‥‥やっぱ、下手なところで喰うより C/P がいいなぁ。

一旦家に帰って荷物を置いたあと、今日が納期なので、固都税を払い込みに銀行へ。‥‥みずほへ行ったら芋を洗っている。30 人待ち? (-.-; ‥‥りそなへ行ったら、 4 人しか待ってない。よしよし。で、払込金額ピッタリに現金も用意して、さくっと離脱。

帰ってからは作業の続き。‥‥むむむ、ちょっと code を大規模に書き換えたくなってきましたよ‥‥?


占いネタ 2 題 [ネタ]

ある人の日記で見た「エゴグラムによる性格診断」をやってみた。結果は‥‥

タイプ: bcbbb

  1. 性格
    クールな面が、何かと目立つタイプです。何事にも非常に冷静で、驚いたり悲しんだりする事は、滅多に有りません。冠婚葬祭を始めとする人生の出来事の多くの顛末を機械的に処理して行くタイプです。情に絡んだ身の過ちが無い代りに、人間として何か非常に大切な物を捨てて仕舞った様な所が有ります。
  2. 恋愛・結婚
    容姿端麗とか、資産家とか、何か目に見える形で大きなプラス材料が無い限り、異性には歓迎されないタイプに属します。デートをしようが、何をしようが、クールな性格がにじみ出て来るので、余程、美味そうな餌をぶら下げていない限り、獲物に逃げられて仕舞う可能性が高いのです。
  3. 職業適性
    警察官や刑務官が、性格的には一番向いているでしょう。街の金融業などにも適性が有ります。エンジニアとか、コンピュータ技術者なども、才能と好みさえ合致すれば、性格的に無難な職種です。
  4. 対人関係
    貴方は相手に対して、機械的な冷たさを与え易いタイプです。この人には何を相談しても無意味だとか、相談するだけ無駄だとか、そんな感じを与え易いのです。

はっはっは。‥‥「クール」って言葉の使い方を間違えてるんじゃなかろうか。よく解らないカタカナ語なんて使わずに、ちゃんと日本語で「冷徹」って書けばいいのに。当たっているかどうかはのーこめんと。まあ、理由付けはどうあれ、恋愛に向いてないことだけは確か。ただ、どういうわけか相談を受けることは昔からちょくちょくあるんだけど、どうなんでしょね。あと、学生時代はとっかえひっかえ当て馬に使われたり、ごく最近もある人に「あんたは人がよすぎ」と言われたりなんてことも。まあ、ひとことで言やあ「間抜け」ってことなんですが。

もう一つは「山手線占い」。生年月日を入れるだけなので、まあお気楽なものなのだが、結果は‥‥

あなたの駅は「五反田」

「ポーカーフェイスの内側は職人気質のお人よし」

  • どんな性格?: いつもポーカーフェイスで、これはと思う人以外には本音を話さないので周囲から「ちょっと変わってる」と言われることも多い人。目立とうとする気がなく、どちらかというと地味な庶民派。根がお人よしなので頼まれると断れず、面倒を見てしまうタイプ。見かけや権力にはだまされず、あくまでも本質を見極められる職人肌でもある。
  • 恋愛の傾向: 心を許せる相手に出会うまで時間がかかり、自分から相手に声をかけることはほとんどないため、恋愛のチャンスはなかなか訪れにくい。しかし好きになると真面目に恋愛をし、一度結ばれた相手を裏切るようなことはあまりない。どちらかというと尽くし型だが、ほめ言葉に弱いので悪い相手に騙されてしまうことも。

診断内容はともかく(爆)、駅名ができ過ぎ (^^;


よる [日常]

鍼を打ってもらいに行こうと思っていたのだが、行きそびれてしまった。しくしくしく。

どうにも身体がだるいので、27 時頃には寝てみたり。



[後日へ続く]

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この日記は、GNSを使用して作成されています。作製者の GORRY さんに感謝 m(__)m