「書きかけの歳時記」
2004/12版 その2

(since '05.04.25)

この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。

取扱上の注意

[前日へ続く]

2004/12/11 (土) 曇 <関東 BUG 合同忘年会>

昨夜というか朝

家に帰って mail を 1 本送ったあとすぐ日記を書き始め、一通り書いたところで力尽きて布団に潜り込み、フッと時計を見たら 9 時半。これはいかがなものか (__;

にっちゅう

気絶。

ゆうがた

風呂に入ったあと出発。

じてんさで一路アキバへ。土曜の夕暮れ時なのに、結構混んでるねぇ。

それにしても、腰が痛い。やっぱり、9 時間ほども座りっ放しだったからかな。

関東 BUG 合同忘年会

たん清に着いてみれば、入り口の脇で波田野さんが待ち構えていた。久し振りー。つーか、肉部方面の mail が user unknown で帰ってきているので、どーにかしなさい。

‥‥なんてことを話していたら、駅前集合組がぞろぞろと到着。点呼などしながら、順次店内へ潜行。

みんなが入っていくのを待って割と後の方で入っていったので、粗方席が埋まっている。見回してみると、小林さんと龍池さんの table に空席が。ここにしよっと。

小「お〜、来た来た」
龍「いらっしゃい。」
五「んじゃ、ここは『鉄』table ということで」
龍「えー、俺、鉄じゃないよー」
五「なにいってんだ、あんた! こないだ小田急で復活した旧塗色にハァハァしてたじゃないか。」
龍「ハァハァなんてしてないよー」
五「わざわざ写真とって日記に載せてる時点で、もうダメだよ」
小「そうだよ!」
龍「え〜 (^^;;

ちなみに、小林さんが鉄であることは言うまでもありません。本人も自覚してるし (^^;

おおかた着席したあと、遅れてきた数人がパラパラと現われる。おっ、いいじまパパですっ! いらっしゃいませ、いらっしゃいませ。

い「やあ、この table には知ってる人たちがいっぱいいる (^^)
五「ちょうどよかった。ここは鉄 table です」
い「ああ、そうなんですか。」← 納得してる
龍「俺、鉄じゃないってば」
い「何言ってんの! 珍しい電車見ると写真撮って日記に載っけてんじゃん!」
五「言い逃れできないよねぇ」
い「当然でしょう。」

認めてしまえば、楽になるぞー > 龍池さん

い「そういや、また日記書き始めたでしょ」
五「うん、なんとかねー」
い「こないだも、あの、(掌を水平に向かい合せにして上下に引き延ばす仕種をしながら)なっが〜いの」
五「長いでしょ?」
い「よく書くよね、あんなに。」
五「あのねー、昨日さだまさしの concert に行ったんだけど、そのあとカラオケに流れてねぇ。」
い「うん。」
五「で、concert の感想を少しと、そのあとカラオケが終わるまでの高々 3 時間弱の分を書くのに、9 時間くらいかかったさ!」
い「なんで?! おっかしいじゃん! 元が 3 時間なのに、それより書くのがかかってるなんて!」
五「だから、時間がかかるんだってば!」

まあ、実際のとこ、同じ内容を伝えるなら、key を叩いて文章を入力するより、喋った方が速いわけで。あんまり細かく書くからいけないんだけどねぇ(爆)。しかも、思い出しながらだし。実は推敲に一番時間がかかってたりするんだが、これでも。

い「でも、あれですよ。私はあの『どうせ書くなら』っていう考え方には、全面的に賛同します!」
五「あー、ありがとお (^^;

今回も、「無駄な臨場感」を motto にお送りしております。日記を書き始めてから、不遜ながら連載の締め切りを抱えた小説家さんの気持ちが何となーく解るようになりました(爆)。励ましのおたよりを適宜募集中。

飲み物を頼んで、それが来るまでの間、お通し代わりのキムチと塩辛をつつく。

小「最近、龍池さんの日記が更新されませんねぇ」
龍「この間見たら、11 月の日記が一日分しかなかったんだよ。うちの日記の system は毎月 data が必ず存在することを前提に作ってあったんで、危なかったー」
五「つまり、その一日分がなかったら、system が崩壊してたわけだ」
龍「そうなんですよ。System 作ったときに、『いくらなんでも一月は空かないだろ』って思ってたから」
五「書けよ、ちゃんと!」
龍「あんたもだよ!」
五「俺はまた復活しましたよ?」
龍「うぅ‥‥ ;_;」← つうこんのいちげき
小「何で書かないんですか > 龍池さん
五「そりゃあ、TOPIX が下がってるからだよねぇ」
龍「(図星なので、笑ってしまって何も言えない)」
小「『とぴっくす』って?」
五「株価指標の TOPIX。ここんとこ株価が低迷してるじゃん。龍池さんの日記はさ、株価が段々下がってくると、それにつれて更新頻度が落ちてくる*1んだよ。すっげー解りやすいの」
龍「(大笑いで何も言えない)」

自分でウケててどーすんの (^^;。> 龍池さん

やがて飲み物が来て、かんぱーい。きゃほー。‥‥ぷはー、五臓六腑に染み渡るぜぃ。ちなみに今日もウーロン茶で始めてみました。

肉を喰らう。とにかく喰らう。焼き肉って、N+I の前後に白井さんを交えて太昌園に行って以来だから‥‥実に半年近く経つ*2のか @_@。いかん! いかんぞ!! 肉部のぶちょーとしては!! 力強く肉を!!

肉を喰ってる途中に、順次自己紹介。ところで、自己紹介中に話が長くなるようなネタを聴いてる方から振ってくるのは、やめてくれ‥‥ (^^;。いや、話が長くなってもいいなら、そりゃあもう welcome なんだが。← そーなのか

肉を喰い終り、ご歓談たーいむ。めいめい飲み物を持って移動し始める。そして、なぜか気付いたら私の周りには人だかりが! というか、隅の方に座っていたので、なんか取り囲まれてます! そして始まる鉄談義。敢えて言う。

私から鉄ネタを振ったわけじゃありませんよ?

みんなが鉄分の濃い話をしに集まってくるんだよ〜ぅ。え? いやだなんて言ってませんよ? むしろ力強く!(^^;

しかし、最後に入ってきた波田野さんのあまりの濃さに、一人‥‥また一人‥‥と人が減っていく(爆)。波田野さんはかなり小さい頃に一回どっぷりと漬かって、その後ほかの人が目覚めるより前に休眠してしまったので、時代が合わないのだ (^^;。かなり濃いほうの小林さんですらついていけてないし。「旧形客車の系列の寝台車*3」なんて、俺だって見たことないよ (__;。話としては非常に貴重なんだが、一般ウケしないのは、まあやむを得ないところだよなぁ。そもそも(寝台列車以外の)客車列車を見たことのある人がどれだけいるか‥‥。寂しい時代になったもんだ‥‥。

波田野さんが立ち去ると、あとには元からそこに座っていた小林さんと私が取り残された (^^;。近くの席でうめさんとパパと今野さんが話していたので、乱入してみる。鉄ネタじゃありませんよ? 「よくあの腐海から抜け出してこられたねぇ」という言葉で迎えられてみたり(爆)。しばらくは BSD 方面の話をしてたんだが、やがて今野さんの「忙しくて全然何もできない。日記すら書けない」という話から‥‥

「そうそう、うちの息子がねぇ、五反田さんの日記の大ファンなんですよ! 『五反田のおじちゃん、いいなー。この車輛、乗ったんだぁ〜』って。‥‥ごめんね、『おじちゃん』て言って」
「いや、だいじょぶだいじょぶ。自分の親と同い年なんだから、ふつー『おじちゃん』ってもおかしくないでしょ。『おじーちゃん』って言ったら、殴る」
「なんかさー、みんな自分の息子を鉄にしようとしてるよねー」
「前川パパもそうだしねー」
「いや、でも、前川さんは悔しがってたよ」
「え、なんで?」
「叛旗を翻されたの?」
「いや、そうじゃなくて。いいじまパパのところはさ、もう結構お子さん大きくて、私の日記読んで楽しんだりしてるじゃない*4
「うん」
「でも、前川さんのところは、まだ小さいでしょ?」
「ああ、そうだねぇ」
「だから、物心ついたころには、今ならまだ辛うじて残っている『汽車旅』の風情が失われて、もう過去のものになってるんだろうな、って。『これを子供に味あわせてやることはできないんだろうなぁ』と」
「ああ、なるほど‥‥」

そして、気付くとまた人だかりが (^^;。以前から、「私を中心に鉄なネタで盛り上がっているときは、私が鉄なネタ振りをすることより、私が周囲の鉄分を引き出していることの方が多い」という、「(五)は鉄ネタ vendor ではなく、むしろ触媒である」という説を主張すること頻りです。ちなみに、Unix 屋(というか system 屋)に鉄分の濃い人が結構多いよね、という話は以前からあって、そういうとき必ず引き合いに出されるのは、言うまでもなく『root から / へのメッセージ』(高野豊氏著、ASCII 出版局)。鉄道好きが多い理由としては、「System として鉄道を捉えたときのおもしろさ」という比較的 deep なものから、「普段屋内に篭って忙しくしているので、その反対の環境で stress を発散する手段として『汽車旅』をしてぼーっと過ごす」というものまで、いろいろ取りざたされたり。

その後はうろうろ歩きまわりつつ。あっ、いいじまパパには伝言を伝えておきました! > しょーこさん
(※注: 以下の会話には重大な事実誤認が含まれています。訂正記事はこちら

「えっ、『しょーこさん』って?」
「いや、ほら、調布大でパパと一緒だった」← 旧姓を知らないので、ほかになんとも言いようが (^^;
「あの、○○の?」(プライバシー保護のため社名は伏せてあります)
「そうそう。」
「いまも○○にいるの?」
「うん、そう」
「うわーなつかしー。あの人、学部のときさぁ、かわいかったんだよー。いいこなんだよー」
「うん、去年も聞いた (^^;
「もう結婚したの?」
「うん、してる。ちなみに、それも去年訊かれたから (^^;。」
「なんだ、そうかぁ〜。結婚しちゃったのかぁ〜。残念だな〜 (__;
「何言ってんだ、あんたももう結婚してるじゃねぇか! しかも子供が 2 人もいるくせに!!」
「いや、まぁ、そうなんですけどね f(^^;

‥‥この先の会話はとても私には書けません‥‥。コロされます。ぶるぶる。で、肝心の伝言ですが‥‥

「『この間、大学の同期のこが結婚したんですが、そのとき、卒業してもう 10 年以上経つねぇという話が出たんです。10 年も経つとみんないろいろ状況が変わっているので、そろそろ同窓会をしたいですねぇていうかやってください』*5って」 「いや、そんな、私はそんな看板張れるようなアレじゃないんで @_@;

なぁんて言ってましたよ、銃殺王子が(爆)。もっとも、

「最近、パパ、静かだよね」← ML などに全然出てこないという意味
「いやもう、なにかとねぇ (__;。この間 1 通だけポンと(FreeBSD-users-jp に)投げたんだけど」
「ああ、見た見た! 『をを、パパだ! 久々にほんものだ!』と思ったさ!」
(^^;
「最近ニセモノ(の投稿)ばっかりなんだもの」
「あー、『偽物』ねー (^^;
「『私がいいじまだ』ってのも通用しなくなってるかも」
「過去 mail の検索もできなくなってる*6しねぇ」
「全然銃殺してないしねぇ」
「いやそんな、銃殺なんかできないっすよ (-.-;

っちゅー会話もあったりしましたが (^^;

そんなこんなで、あっという間にお開きの時間に。いや、たんのーしました! ‥‥いろいろと。パパのお子さんが「旅日記」を楽しみにしてくれてるそうなので、書かないとねぇ。なんとか頑張ります‥‥ m(__)m。そうそう、たかのさんのヒドい人ぶりは相変わらずでした! つーか、絶好調。誰か止めてやれ。

*1: 細かく言えば、その前に「毎日書かれていた TOPIX の記載が日記の上から消える」という event が発生する。

*2: そのあいだに、長崎へ行った帰り道に立ち寄ったサッポロビール園(もちろん札幌のですよ?)でジンギスカンを喰ってはいるが‥‥あれはいわゆる「焼き肉」とは別という認識なので‥‥。

*3: つまり、10 系軽量客車よりも前。

*4: ちなみに、去年の忘年会の時は「いや〜、息子にせがまれちゃってねぇ (^^)」と言いながら N gauge 用の structure(= 建物などの模型)を買って現われ、ハァハァしてたっけ (^^;

*5: あってるかなー (^^;。後半部分は nuance も含めて正確に伝えたつもりですが(爆)。

*6: www.jp.freebsd.org にある ML の検索が事実上機能しなくなってしまっている。ちなみに、パパ的には「銃殺王子」で検索結果を得られるかどうかが壊れているかどうかの目安らしい (^^;

苦言(初めてではないのだが)

ところで、今回の忘年会については、一点指摘をしておきたい。宴会の場で出してもよかったのだが、せっかくの雰囲気に水を指すこともなかろうと思ったので、敢えて話さなかった。いい加減うんざりしていてもはや俎上にあげる気にもならなかった、というのも事実だが。

自己紹介の際にも参加者から「announce があってから申し込み締め切り(= 定員に達した)までが短すぎる」と苦情があったが、実際のところ、私が DeBUG および CBUG の ML に流れた announce*7 を見てから申し込みをした*8ところ、定員 30 名中の 25 番目だったらしい。ちなみに、最後の出席者の登録は同日 11/24 の 23:46。ML に announce が流される前に水面下で受付を開始していた CBUG は別とすれば、 公式な announce が最後に行なわれた DeBUG の場合、約 14 時間後には定員に達して締め切られていたことになる。

一日の猶予も与えられなかった人がいるということも問題だが、それより重大だと思われるのは、「合同」忘年会であるにも関わらず、各参加 BUG 間での対応に明らかな格差があったことではないか。今回の忘年会の申し込み窓口として「公式に」 announce されているのは、web の申し込み form ただ一つのみだ(しかも各 BUG ごとに存在しているのではなく、完全に uniq だ)。しかし、各 BUG の ML への announce は各々の BUG の担当幹事に一任され、かつ CBUG ではさらに ML に announce が流れる前から受付が行なわれていたという。会場となった店の収容能力があまり大きくないのは以前から知られていることだし、それが理由で定員を抑えたというのであれば、announce は誰か一人が一斉に(もしくは分担したとしても同時に)行ない、受付自体も同時に開始するべきではないのか。もしくは、先行して受付を行なっていた*9のであれば、その状況を見て会場を変更するくらいのことをしてしかるべきであろう。逆に言うと、そのような調査をかねているのでもない限り、1 団体のみ先行して受付を行なうなどということは、合同行事であることを謳う以上、あるべきではない。実際に参加できなかった人もいるのだし、参加者から不満が出てくるのも当然だ。

自己紹介の際に提起された苦情に対し、誰かが「いや、正式な参加受付窓口は IRC なので」と答えていたが、だったら IRC のみで公告・受付を行ない、ML での announce などはやめてもらいたいものだ。混乱するだけ。よもや「あくまでも main は IRC からの参加者で、ML からも募集するのは定員に充足しないことを避けるための穴埋め」などと考えていないだろうな?

実はこのような見解の相違は初めてではない。CBUG には専用の ML と IRC channel があるが、以前に CBUG の中心的な人たちと「CBUG の ML は、mail が全く流れていないが、存在の意味があるのだろうか」と発言したところ、「Mail しか読んでいないからだ。IRC に来ないのが悪い」と言われたことがある。ML も IRC も communication の道具であることに変わりはなく、道具である以上は向き・不向きというものがあって、実際に IRC と ML では性質が異なるものだから、普段の情報交換や雑談に専ら(気軽に使える)IRC が用いられることに異存はない(別に参加に資格はないので、参加したければすればいいだけの話だ)。しかし、生活 pattern*10 や健康上の理由*11、嗜好の問題*12で、私には IRC に参加する気が起きない(「私は IRC には不適合だ」と言ったほうがいいか?)*13。ML も IRC もどちらも CBUG という団体にとっては正式な情報 channel であるはずなのに(むしろ CBUG としての公式な page に IRC のことは記載されていない)、なぜそのようなことを言われなければならないのか。だったら、公式な情報 channel は IRC のみにし、CBUG への参加資格も「IRC に常時参加可能なこと」とすればいいではないか。そうすれば、私もこんなことを言わなくて済む。脱退すればいいだけの話だ(私には参加資格がないので、当然脱退すべきだろう)。

関連することでもあるので、ついでに書いておこう。以前に「最近 CBUG の event に顔を見せないのはなぜか」と訊かれ、「CBUG の event の類いはすべて IRC 内で計画が練られ、ML にはもし流れたとしてもすべてが決まったあとなので、なかなか参加できない」と答えたところ、誰かが「(五)は IRC 内ですべてが決められるのが気に喰わないので、event に参加しないらしい」と曲解し(これは完全にその人の妄想だ)、しかもそれを流布したらしく、CBUG 内ではそれが事実とされていたらしい(誰がそんなことを言い出したのかは訊かなかったが(訊く気もないし)、少なくとも龍池さんと今野さんから「〜なんでしょ?」と言われた)。私はそこまで傲慢ではない。私がどれほど暇人に思われているかは知らないが(「自宅にいるのだから暇なはず」と決めつけるのは大きな間違いだ)、私にだって予定や計画はある。既に日程が決まってしまっている場合、ほかの用事と conflict することがあるのは当然ではないのか? 私の説明を聞いて龍池さんや今野さんは納得していたようだが、わざわざこんなことすら説明しなければならないのは、非常に馬鹿馬鹿しい。「私に参加して欲しければ IRC ではなく ML を打ち合わせをしろ」などと言うつもりは毛頭ない。私はそうまでして event に参加するつもりはないからだ。また、自身の予定や体調を無視してまで隷属する理由も見出だせない。行ける人たちだけで行ってください。本来組織が行なう event とはそういうものであるはずだ。誰がなんの意図を持って件の妄言を流布したのかなど理解できないし理解するつもりもないが、そうまで言われて私が CBUG に所属し続ける理由は全くない。もしも妄言の底にあるのが「IRC に参加してもいないで自分の都合で event に出てこないなどとはけしからん」という考えであるなら、私は即刻脱退する。

前二項は、今回突然日記に書いたわけではなく、これまでにも会話の中で発言してきたことだ。その後、龍池さんや今野さんにはだいぶん気を遣わせてしまったようで、それについては申し訳なく思っている。しかし、結局今回同じようなこと(= IRC の絶対優位)が繰り返されていることからしても、おそらく CBUG はそういう体質*14なのだろう。それがいいか悪いかを判断する資格は私にはない。少なくとも私には CBUG は合わないのだろうというだけの話。単に私一人の問題であれば私が脱退すれば済む話なのだが、今回はほかの参加者(特に外部)にも影響が及んでいるので、敢えて公にしておこうと思う。

*7: DeBUG は 11/24 09:40、CBUG は同じく 11/24 の 14:45(どちらも発信時刻基準)。ChiBUG は遅くとも 11/23 12:45 時点で announce が出ていたらしい。また、CBUG では ML での announce が流れる前から既に申し込みを受け付けていたらしい。

*8: Web form からの申し込みに対する「受け付け受理」の自動返信 mail が発信されたのは 11/24 15:02。ちなみに私は過去の経緯から(幹事ではないが)幹事団の ML に登録されている(当時は ML の目的が今とは若干違っていた)。

*9: IRC で行なわれていたようだ。

*10: 自宅で作業を行なっている関係で、外部から割り込みが入る要因がほとんどない。そのため、一旦始めてしまうと、7〜8 時間程度作業に集中してしまうことも珍しくない。その間は時間の経過すら分からなくなっているので、mail すら読まなくなってしまう(key 一つで読めるにも関わらずだ)。そんな状態で IRC の発言を追うことなど不可能だし、当然過去 log などを読み返す気にはならない。

*11: 何度も書いているが、私は腰痛持ちで、しょっちゅう(年に 1〜2 度程度)ぎっくり腰を繰り返している。ぎっくり腰を起こす原因は人によってまちまちだが、私の場合は骨格の状態が原因で椅子に座り続けることによって状態が悪化するので、仕事をしたり食事をしたりなど、やむを得ない理由がない限りは極力横になっていたい。複数の人に「液晶 monitor や note PC を bed side に置け」と言われたが、そんなことをすれば腕や肩の筋肉に変な負荷がかかって腰に影響をおよぼすので、椅子に座っているよりなお悪い。なぜそこまでして IRC への参加を強要されなければならない?

*12: IRC はその性質上、ある特定の問題に関しての発言を追いにくい。名前の通り「chat(おしゃべり)」をしている分にはあまり問題にならないだろうが、技術的な情報など、一定の volume を持った内容を trace するのは、それこそ realtime に参加していても面倒だ。そのようなやり取りには、書かれた内容が一括して送受され(書く際に推敲できるし、読むのも楽だ)、また確実に log として残り、話題を追うのも楽な ML のほうが遥かに向いている。技術情報の伝達手段としては、「労多くして得るもの少なし」というのが、IRC に対して私が下した判断だ。

*13: これらの見解は「食わず嫌い」ではなく、一定の期間参加してみた上での結論だ。この見解についての議論は(所詮、個人の嗜好に関わる部分なので)受け付けない。

*14: もし公式 page に「IRC で活動」と書かれているのなら、ここは「方針」になる。

二次会(カラオケぱーと 1)

おおかたの人は駅前で解散。おつかれさーん。残った 10 人でアキバのパセラへ。

案内されたのは 15 人収容可能な party room。‥‥なんか、すごい部屋だな (^^;。椅子が「UU」形ですよ? (上↑が端末側)

早々にいけがみさんから request packet が。

「五反田さーん」
「なに?」
「『京急』やってー、『京急』」
「しんぺぇするねぃ、もう入れてあるぜコンチクショー!」

今日のもやっぱり、前回と同じ version だった‥‥。効果音が聞き取りにくいので、やりにくいんだよな。‥‥慣れてきたけど。(爆)

ところで、いけがみさんによると、すっかり鉄分が濃くなったかまつさんが CBUG 内で布教にいそしんでいるようです! ‥‥しばらく会わないうちに立派になって‥‥ ;_;。そのうち対決してみたいものです(爆)。

今日は前回のように「同一傾向の人」が集まっているわけではないし、nectar もいるので、曲目は見事にバラバラだ。‥‥ところで、『京急』といい、『TRAFFIC JAM WIDE*15』といい、複数人で唱和*16というのは、どういうことなんでしょう (^^;。やっぱし、だれかさんの布教の成果か‥‥?

やがてうめさんを筆頭に、終電がやばくなった人たちが離脱。おつかれさーん。

そろそろいい時間だな‥‥と思った頃、nectar が「朝まで」と希望していることが判明 @_@;。協議の結果、その時点で残っていた 6 人全員で付き合うことに。ここの部屋は次の予約が入ってしまっているとのことで、近藤さんが部屋を取ってくれたおかちまちまちへ移動するぜ皆の衆。

*15: いつのまにか「WIDE」も入ってた。‥‥やっぱ、こっちのほうがやりやすいなぁ。前奏が長くてダレるということもないし。

*16: 挑戦して挫折してる人が多かったが (^^;。がんばれ! ← えー

何時かい?(カラオケぱーと 2)

店を出て、清算の後、てくてくとおかちまちまちへ移動する。‥‥昭和通りを途中まで北上したあたりで、たかのさんの姿がないことに波田野さんが気付く。波田野さんによる捜索の結果‥‥道沿いの吉野家に吸い込まれて counter に座っているところを発見。もう腹減ったのかよ! ていうか、ひとこと言ってくれよ‥‥。相変わらずと言うか、何と言うか。

パセラの御徒町店に着く。案内された部屋は‥‥ぐあ、狭いっ。びったり引っ付いてようやく全員座れる程度。なんとか座る。ぎゅうぎゅう。

飲み放題だということで、早速飲み物を注文し始める。‥‥飲み放題に暖かい飲み物はないんですか‥‥。ところで、ただでさえ狭い table の上に、なんで定期入れとか携帯とか転がってますか? 邪魔で邪魔で仕方ない。あとで「ない!」とか「汚れた!」とか騒ぎになるんじゃねーかなー。

まあともかく、また歌い始める。時間が過ぎるとともにさすがに勢いは鈍くなっていったが‥‥。やがて落ちる人も。

ところで、nectar はモーターマン series がすっかりお気に召してしまったらしい。「カッコイイ」と日本語で言われてしまった (^^;。喜んでるなら‥‥とほかの(『秋葉原〜南浦和』とか)もやってみたら、しまいには「CD 買う」とまで言い出しました! まさに nice guy ;-)。挙げ句に、モーターマン以外のを歌ったら、「もーたーまんジャアリマセンヨ?」とまで言われる始末 (^^;。‥‥モーターマン縛りですか?! ‥‥合いの手がないと辛い*17よう。とりあえず、いけがみさんには「合いの手」の把握を命じときます(爆)。

いい加減深夜もいいところになって、「新譜のご案内で〜す」と冊子が運ばれてきた。なんとはなしに見てみると‥‥なぜにモーターマン series が 10 曲以上追加されてますか?! 一気に 3 倍ですよ‥‥? それも、ほとんどが 11/27 配信開始。挙げ句に『青函トンネル zone 539』ってなんだよ! これをどうしろと‥‥*18 (__;。ちなみに、いけがみさんに「やって♪」といわれた仙山線はなかった。『青函』とは逆に、あれは結構いいネタだと思うんだけどなぁ‥‥。代わりと言ってはなんだが、『こまち』とか。ちなみに、さだまさし方面では『恋文』が追加されていた。

始発が動き始めた頃から、三々五々と離脱者が。そして、案の定ひと騒動。なんだかなー。

その後も個人的な「嗜好」について事実と全く異なることを一方的に吹聴されたり、歌った歌の歌詞に正面からけちをつけられたり。二人とも平素からそういう言動が目立つので「今更」ではあるが、かなりぐったりしてみる。

いい加減ぐんにょりしてきたこともあり、6 時半頃解散。うー、すっかりたばこの煙でやられて、喉が痛い。しかも寒いし。ぽつりぽつり雨粒まで‥‥!

自宅まで一走り。雨には降られずに済んだ。

たばこの煙に巻かれたせいで全身が痒くて仕方がないので、風呂に入って、寝る。喉にピュッピュッも忘れない。初めての事態ではないのに、懲りていないことに我ながら呆れ返る。今後は喫煙者*19と一緒のカラオケを自粛しよう‥‥。

*17: 『秋葉原〜南浦和』『TRAFFIC JAM (WIDE)』や『京急 VVVF』はギリギリなんとかなるが、それ以外だと効果音自体がネタになっていたり(『GROOVE DOOR』など)、もしくは台詞がかぶりまくりで物理的に複数人でないと無理なものが多い。Sampling ものも辛いな。

*18: もちろんあとで歌って(?)、別の意味でウケを取ったが (^^;。ちなみに、これも効果音が今一つ(警笛(のつもりの音)がしょぼい、すれ違う列車の音がない、など)だった。

*19: もちろん、気を遣ってくれる人もいるんだけど、その人だけに気を遣わせるのは悪いし。

訂正とお詫び

「関東 BUG 合同忘年会」における会話の中で、私が「しょーこさんは既婚者である」と言いましたが、これは完全な事実誤認でした。「独身で、結婚歴もないはず」とのことでした(ありがとうございます m(__)mNakamiさん)。

うーん、なぜ勘違いしてたんだろう。敢えて言い訳してみると、

  • 笑顔と物腰の柔らかさが実に印象的な人なので、当然もう結婚しているものと思ってしまった。
  • (雰囲気から)何となく幸せそうな印象を受けた。
  • 貫禄というか、落ち着いた雰囲気が‥‥(← いい意味で)
  • ほかの人の話と混濁して記憶していた?(← 呆けてんじゃねー > 俺 (__;

‥‥。いずれにせよ、ご本人に直接事実を確認したことは今までにないので、一方的な思い込みであることは疑う余地もありません。訂正し、お詫びさせていただきます。ごめんなさい m(__)m


2004/12/12 (日) 曇? <ねこみみ>

未明

帰る途中で両国駅前の松屋でカレーを喰ったんだった。

近くに町会の看板が。‥‥やっぱり、今年も吉良邸公園付近*1でちょっとした祭りをやるらしい。

*1: 去年・一昨年と、回向院裏にある吉良邸跡(今はちょっとした公園になっている)を中心に付近の路地を車輛進入禁止にし、縁日のようなものをやっていた。確か去年が討入りから 400 年とかだったような。

にっちゅう

起きられないって。

よる

20 時頃にモゾモゾ起きてみたが、頭痛が酷い。喉の痛みも引いていないので、とりあえずピュッピュッしてみる。

相変わらず全身が痒いので、何はともあれ風呂に。

言論封鎖

自民党の安部幹事長代理が、「北朝鮮に対する経済制裁を発動すべし」という主旨の講演の中で、「制裁に反対する議員は北朝鮮のシンパだ」と発言したらしい。恐ろしいことだ。

私は北朝鮮への現時点での経済制裁はするべきではないと考えている。積極派は日本の経済力(正確に言えば、「北朝鮮に対する経済的な影響力」)を過大評価してはいないか?

中国が北朝鮮政権の後ろ楯になっていることは広く知られている。その中国が「現時点で北朝鮮の政治体制が崩壊するのを望んでいない」ということもよく指摘されている。今政権に倒れられたら中国が収拾に当たらなければならないので、それを恐れているのだろう。協調の取れない経済制裁など、相手の態度を硬化させる以外になんの効果もないことは、歴史も証明している。「テロ撲滅のためにはテロ支援国家からの援助を止めさせなければならない」というのと根は一緒だ。

これまでの北朝鮮の対応は、「もし経済制裁が発動されても今すぐには困らない」ということを示していると考えるのが妥当だろう(その意味では、確かに日本は嘗められているといえるだろう)。そこで今、経済制裁を行なったらどうなるか。拉致被害者が北朝鮮にとって日本に対する「人質」である以上、その効果がなくなれば「用済み」ということになる。自国民ですら「政権(というか上層部の生活)を維持するための働き蟻」という扱いしかしない国が、無用と見做した外国人をどのように扱うか考えてみるといい。もし今本当に横田めぐみさんが生きていたとして、制裁の実行によって用済みと見做された場合、「そんなにくれと言うなら、骨を渡してやろう」と殺害することはないと言い切れるだろうか?

今日本が取るべき対応は、諸外国(特に中国)と連携し、政治的な pressure を与えることによって北朝鮮から譲歩を引き出すことだ。これは「できること」ではない。「成すべきこと」だ。経済制裁はあくまでその補助手段に過ぎない。最後の手段だ。本当に実行する気があるかどうかは別として、小泉首相が制裁に慎重な姿勢を打ち出しているのはその点で正しいと思う。

安部幹事長代理の発言は、こういった意見を封殺するものだ。まさに言論封鎖といっていい。戦前にあったというキナ臭さを感じる。こういった空気が国民全員に蔓延しないことを切に願う。

ねこみみ

やはり長く起きていられないので、さっさと寝る。うぅ、喉と頭が痛い‥‥。


2004/12/13 (月) 晴? <今日もねこみみ>

ひるすぎ

起きたはいいものの、やっぱり喉と頭が痛い。うぅ。

仕事を始めてみるが、思考がまとまらない。一旦横になる。

よる

再び起き出して、pasta を茹でて喰う。

NEWS 4 題

先日の長岡市民を対象とした避難所の閉鎖に続き、川口町に残っていた避難所も閉鎖されたという。自宅に帰ったり親類や仮設住宅に身を寄せるなどで避難所が役割を終えたとのことだが、これで住民が元の生活に戻れたわけではない。街や生活の再建はまだ始まったばかりだ。また、長岡市内には山古志村の住民が避難している避難所が残っている。一方、元の場所での再建を断念し、全員で移転する集落も複数あった。この人たちの生活再建はさらに厳しい道程だろう。今現在頑張っている人たちに「頑張れ」としか言えないのは心苦しいのだが、なんとか乗り越えていただきたい。

発言を指示したのもつかの間、「もう十分に議論した(から出席する必要はない)。世界にこれだけ野党の質問に答えている総理はいない」などと言い、首相たるものがイラク復興支援に関する特別委員会を欠席。民主党の岡田党首が怒っているのも無理はない。「もう閣議決定したのだから委員会に出席する必要はない」「党首会談で議論すれば済む話だ」などとは、国会軽視も甚だしい。そもそもその閣議決定すら国会の閉会を待って行なったのではなかったか。当人はとにかくどうしても自衛隊の海外活動を継続したいのだろうが、行かされる自衛官も立派な国民だ。その命が軽々しく扱われていいはずはない。こんな最高司令官に従わなければならない自衛官は、本当に不憫だ。

「今年の漢字」が「災」に決まったらしい。まさしくその通りだろう。発表した住職曰く「今年は外国で日本人の sports 選手が大活躍した(『才』)し、一方で台風や地震の被害が大変だった(『災』)。また野球では『楽』が話題に。なので、個人的には『天』の字だと思っていた」。ここまでなら割とどこにでも転がっていそうな話だが、「だから私ね、こっそり『天』の字を練習してましたんや。それがねぇ、ハズレまして」。さすが関西人、ネタを絡めるのを忘れない (^^;。♪ネタを忘れない〜 命のあ〜るかぎ〜り〜〜

「『湘南新宿ライン』開業で小田急との間に激しい競争が勃発」と NEWS 23 で取り上げられていた。その中で報じられた利用者数の増加状況などは、11 月 9 日に発表された news release にある通りだ。東京圏に東横間を除いて激しい競争がなかったのは事実*1だ。しかし、筑紫 caster が「国鉄分割民営化の際には『東日本が一番(経営が)厳しい』と言われていたのに、よく頑張っている」と言っていたのは、明らかな事実誤認だ。当時、首都圏の膨大な通勤需要を抱えている東日本は左団扇、東海道新幹線を抱えている東海も磐石と言われ、逆にこれと言ったドル箱もなく、唯一の金脈である京阪神間も(国鉄時代から)激しい競争に晒されていた西日本が本州旅客 3 社ではもっとも厳しいと言われていた*2。旅客 6 社の発足にあたり、東日本と東海に(俗に言う)「改革 3 人組」が落ち着き、残りの post も奪い合いになったのに、三島会社の人事には難航を極め、方々に泣き付いてようやく決まった‥‥というのは割と有名な話。

*1: かつて全国的に鉄道建設が boom だった頃、免許を比較的簡単に与えて自由に競争をさせた京阪神間と異なり、東京圏では(需要が十分に見込める東横間を除いて)徹底的に需給調整を行なったと言われている。そのほかに皇居防衛のため山手線から内側に鉄道を建設させようとしなかったという話もあるが、それは余談。

*2: 北海道・四国・九州のいわゆる「三島会社」は「単独での黒字化はあり得ない」と基金を積まれたくらいなので、論外。ちなみに、その基金も国鉄清算事業団債務に「出資金」の形で上乗せされ、その後 10 年の時限団体だった清算事業団の解散に伴って鉄建公団債務へ移行ののち、国の債務の「森」に隠された。

苦言に対する反応

云々する」というのもまたずいぶんな言われようだが、反応に対する反論や「本当に問題にしているのは何か」といったことは繰り返しになるので書かない。ただ一点、「あなたが何者で、CBUG 内でどのような立場にあり(運営委員には名を連ねていない、など)、あなたの発言が(明確に否定されていない以上)正式な発言でないと判断することが部外者に果たして判断可能であるのか*3」ということだけは指摘しておく。顔見知りだけの会ではないのだし、酒が入っていたら何を言ってもいいというものではあるまい。

*3: 私はもちろんあなたを知っているし、CBUG の状況も(設立当初からの member でもあるので)ある程度把握しているつもりだが、その上で敢えて苦言を呈したのは、影響が CBUG の外にも及んだからだ(このことも既に書いてある)。

しんや

体調はかなり悪いのだが(腰も痛いし)、明日手配を開始しないと間に合わないので、旅行の行程を詰める。


2004/12/14 (火) 晴 <外出>

ひるすぎ

いつまでも寝ているわけにもいかないので、起きて仕事。頭痛は弱まったが、喉はまだいがらっぽい。私はいつも喉をやられるところから風邪を引くので(その原因はほぼ 100% たばこの煙だ)、まだまだ警戒が必要。

ゆうがた

予約していた腰の医者へ行く。

一旦帰ってから資料をまとめ、JTB トラベランド浅草橋へ。夏以来だったのだが、まだ覚えられていた (^^;。宿は完全に固まってないので、とりあえず JR 券部分だけ依頼する。

帰ってから作業。

よる

なんか悔しいので(謎)、加真呂で中落ち 300g。

日記方面

ふっふっふ :-D。うっかり何かを通過してしまったりしないように要注意*1ですよ?

*1: よく聴いてもらうとわかるのだが、本来停車駅であるはずの京急川崎が忘れられている (^^;。その後に発表された『南武支線』で recover されているが‥‥。

地震

先日の釧路地方に続いて、今度は留萌地方で震度 5 強。大きな被害のないことを願う。

新潟県中越地震における新幹線脱線事故について

震度 7 近い揺れにも関わらず転覆事故とならなかった原因について、「台車の部品と車輪がレールを挟み込むことによって横方向への車体の移動が抑制されたため」とする土木学会の調査結果が発表されたそうだ(http://www.asahi.com/national/update/1214/027.html)。Rail がまさに guide rail になることによって車体がレールに沿って移動したから、ということだ。

同調査ではさらに、「車輪が rail の固定金具を破壊しながら進んだことによって減速効果を生んだ」ともしているという。緩やかに運動 energy を奪われたことによって徐々に停止したため、大事故に至らなかったとするものだ。

当初の報道では、各社とも「当該列車が非常制動後 1.6km 走行した」事を「なぜそんなに走り続けたのか」といかにも悪いことであるかのように騒がれ、それを見る度にぐんにょりしていた*2のだが、ようやく妥当と思われる見解が報道された。

今回の脱線事故が死傷者を出さずに済んだ理由は、複数考えられる。

  1. Tunnel や高架橋などの構造物が崩落しなかった(耐震補強工事をきちんと行なっていた成果だろう)
  2. 列車が高架橋から転落しなかった
  3. 車輛が緩やかに停止した
  4. 車輛が横倒しにならなかった(Max のような 2 階建て車輛は重心が高いので、倒れていた可能性がある)
  5. 現場の線形がほぼ直線だった(Rail に過大な横圧がかからなかったので、車体の転覆や軌道の崩壊が発生しなかった)
  6. 対向列車がいなかった

このうち、1 は 2 の理由ともなっている。さらに、5 は横倒しを引き起こす原因たりうるし、4 ももし発生していれば倒れた方向によっては高架橋からの転落に繋がる恐れがある。6 についてはまさに幸運というほかない。

一方で、2 と 3 については共通する原因があると思う。それは、一言で言ってしまえば「車体が跳ねなかった」というものだ。当初の報道と重なる部分もあるが、その理由として次のようなものが挙げられると思う。

  • 車体底面が flat だった
    豪雪地帯を走行するため、着雪やそれが落下して跳ね上げられたバラスト(= 枕木の下に敷き詰めてある石)から床下機器を守るために採られた「body mount 構造」によるもの。これによって車体が rail の上をなめらかに滑ったと言われている。
  • 道床面が flat だった
    これも豪雪対応。軌道に積もった雪を温水で融かして流すという方法で処理することから、バラストや枕木を使用せず、コンクリートの台座(スラブ)に直接 rail を固定する「スラブ式道床」を採用していた。これによって、雪が流れやすくなり、またバラストにその水や雪が染み込んで凍結することによって軌道狂いが発生する事を防ぐことができるが、今回はバラストや枕木を使用することによってできるでこぼこで車輪が跳ねるという事がなかったことに注目したい(スラブ表面はほぼ平ら)。
  • Rail の剥離が起きにくかった
    前項とも関連するが、rail が軽い枕木ではなく重いスラブに直接固定されていたため、振動や破壊などで簡単に軌道から分離することがなかった。そのため、固定金具を破壊されつつも guide rail の役割をしっかり果たしたのではないか。通常の枕木を使用した軌道では、枕木が粉砕されたり強度が落ちたりすると、振動や横方向の加重によって左右の rail が分離し、軌道の崩壊やその部材による車体の浮上が発生していた可能性がある。
  • 車体が頑丈だった
    今回脱線したのは国鉄時代に製造された 200 系だが、脱線することによって車体の底面などが rail や構造物に接触したはずで、ここがもしも変形していたらそれが何かに引っ掛かって車体が跳ね上がっていた可能性がある。さらに、大きく脱線した 1 号車では車体側面下部なども接触していたと思われ、同じく大きな破損を免れて滑っていったことが被害の拡大を防いだと考えられる。また、台車自体も軸受を含めて頑丈にできていたため、軸受部と車輪との間に rail が割り込んでも台車が分解せずに済んだのだろう。
  • 車体重量がそれなりにあった
    これも前項と同様、当該編成が 200 系であり、鋼製車体でガッチリできていることから、それなりの重量がある。そのため、rail の固定金具に車輪が乗り上げた際にこれを轢断することができ、車体に大きな上下動を与えるほどには車輪が跳ねなかったのではないか。また、慣性が大きいため、台車から伝わってくる振動を吸収しきれたことも大きいだろう。

最初の 3 つは、豪雪地帯を走行するために軌道が特殊な構造でできていたことが幸運に作用したもの。残りの 2 つは車輛の構造に由来するものだ。

車体が頑丈であるということは、車内の乗客を保護するという点では非常に大きな要素だ。路盤流出などによる脱線転覆事故は何度か起きているが、横転によって国鉄時代に作られた鋼製車体が激しく変形したという事故は、あまり記憶にない。10 月 20 日の飯田線での転覆事故でも、映像で見る限りではほとんど車体に損傷はなかった。また、昨年秋(2003.11.05)に私自身が遭遇した只見線大白川駅構内での踏切事故(キハ 48 2 両編成と電発のマイクロバスが衝撃)でも、床下の配管が切断されて自走不能にこそなったものの、車体そのものは傷がついた程度だった(間近でしげしげと眺める機会があったが、構体はおろか、外板にすらゆがみがあるようには見えなかった)。車体の構造が無事であれば、そうでない場合に比べて当然乗客の危険度も減少する。

車体重量が軽かった場合にどうなるかは、昨年 7 月 18 日に長崎線で発生した〔かもめ 46〕号の脱線事故が参考になるかもしれない。新幹線車輛は高速走行によって強い風圧を受けねばならないため 885 系ほど軽くはないかもしれないが、高速走行をすることから車体に衝撃があった場合の impact もまた大きい。また、〔かもめ 46〕号事故の際に規模が大きかったにも関わらず犠牲者が出なかったのは、単に着地点の地面が柔らかい水田であったためで、軌道が固くガッチリしていることはこの点については不利に作用する。軽量化した車体はそうでない車体よりも当然衝撃に弱くなっているはず*3で、当然、車体は大破、最悪の場合は粉砕もないとは言えない*4。また、今回の現場が高架であることから、いくら地上が水田であるとはいえ落下した場合は当然乗客に犠牲者が出るだろう。

ところで、JR 東日本は「ski season の需要に間に合わせるため」として 12/28 からの運転再開を予定しているが、被害を受けた高架橋の橋脚等の補修は大丈夫なのだろうか。鉄筋がゆがんで表面の concrete が剥落した橋脚などは、既に鉄筋が本来の役割を果たしていないと思われるため、建植しなおす必要がありそうに思う。そうでなくとも付近の地盤に液状化現象が見られた*5ので、基礎が大丈夫なのかどうか心配だ(岩盤まで打ち込んであるとしても、その岩盤が現状を留めているかどうかは地上からでは判らない)。今回の事故は、マスコミが「安全神話の崩壊」と騒いでいた*6のとは逆に、あれだけの地震が来ても死傷者が出なかったという意味で「安全神話の補強」になったと考えているのだが‥‥「神話」に泥を塗らないでもらいたいものだ。

*2: ちょっと考えれば、あまりにも急な停止は中に乗っている人間に致命的な影響を及ぼすことはすぐにわかるはずなのだが。在来線のいわゆる「600m 縛り」(= 本省の意向により、走行中の列車は非常制動を扱ってから 600m 以内に停止できなければならないと定められているもの。ここから逆に「600m 以内に止まれる速度でしか走行できない」という制限が発生する)により、特認を受けた区間以外では 120km/h が最高の運転速度となっている(車輛の brake 設備によってはそれ以下の場合がある)。Brake 装置の性能は年々上がっているので本当はもっと高速で走っても 600m 以内に止まれるのだが、そうしていないのはそれだと中の乗客がただではすまなくなるため。

*3: 最近はステンレスやアルミ合金による軽量化車輛が幅をきかせているが、ステンレスの成分そのものはほとんど鉄なので、単純に材料を置き換えただけでは全く軽くならない。鋼製車体が腐食による肉厚の減少分を考慮に入れて厚めの材質を使用しているのに対し、「錆びない」という性質を利用し、ギリギリまで肉厚を薄くすることで軽量化を図っているのだ。そのままでは車体の計上を維持できなくなるので、初期にはコルゲート板を貼り付けたし、現在はビードを押し出すことによって変形しにくくしている。また、桁を増やす必要があるので空洞が増え、結果として側板自体は鋼製車体より厚くなっている(製造 cost が上がるにも関わらず通勤線区にも裾を絞った車輛を投入するようになったのは、車内面積の減少に車体断面を変更して対応するという理由もあったのではないだろうか)。アルミ合金は元々材質が柔らかいため、強度を確保するため特殊な構造や断面を使用してかえって板自体の肉厚が増す場合があるほど。

*4: 軽量化したステンレス車体が側面からの衝撃に弱いという実例としては、2000 年 3 月 8 日に中目黒駅上り方で発生した列車側面衝突事故が挙げられる。相手が比較的柔らかい素材のアルミ合金車体であったにも関わらず、衝突によって側板がゴッソリと削り取られてしまった。

*5: 現場付近を数百 m 離れたところから撮った映像を TV で見たが、手前の道路にドラム缶のような形状・大きさの物体が映っていた。なんだろうと思ってみていたら、camera が次第に寄っていき‥‥なんと、液状化によって浮き上がってきてしまったマンホールの口であった。実に 1m 以上も地上に突き出てしまっていた。

*6: Iraq 復興支援に関する「捏造」の件もそうだが、私は常々「日本のマスコミの多くは journalism ではなくて sensationalism だ」と考えている。報道の公正性が問題になるのは日本だけではないが(伝える人間が自らの信念に従って情報の取捨選択を行なっている以上、ある程度の偏向性が発生するのは受取り手も承知しておかなければならない)、こと日本のマスコミにの多くに関してはとにかく「扇る」事が最優先であるように思う(そしてあっという間に忘れる)。熱しやすく冷めやすいのだ。「報道被害」というものがあとを絶たない原因もそこにこそある。その代表例が「ワイドショー」だろう。たかが娯楽番組と軽視してはいけない。ワイドショーの熱心な視聴者はおそらく最もそういった「恣意的な情報」に流されやすい人たちだ。そして、それは世論の中で決して無視できない割合を占めるし、また「世論の雰囲気」を形成しがちでもある。


2004/12/15 (水) 曇 <また篭る>

にっちゅう

仕事。

重要な訂正

12/11 分の日記について、重大な事実誤認に関する訂正があります。情報を提供してくれたNakamiさんに感謝 m(__)m

よる

寒いね。そろそろ pasta は飽きてきたんだが、晩飯はどうしよう。

旅行方面

Online 手配分から宿の手配を開始。

報道から

France のミヨーの橋(「ミョーな橋」ではない。‥‥たぶん)。「地上からの高さ 343m」というその橋の映像を見たが‥‥文字通り「雲の上」ですよ! ひええ。

「梅の開花」が発表されたらしい。例年より 30 日以上早いとか。いくらなんでも気が早すぎでは‥‥? > 当該の梅の樹

竹中大臣が郵政の民営化に関して「国鉄は民営化して運賃の値上げが決まった(ので、郵政民営化もこれを参考とすべし)」と発言したらしいが、これは極めて表面的な見方だ。国鉄運賃の件は「民営化と同時に鉄道会社の経営から長期債務の返済を切り放した」ことによるもので、郵政の民営化とは全く関係がない。ちなみに、鉄道会社から切り放されて国鉄清算事業団に移管された債務が(資産を散々売り払ったにも関わらず)順調に膨れ上がり*1(ろくな収入源もないのに債務だけを引き継がされたのだから、当たり前すぎる話だ)、今ではめでたく国の一般債務に混ぜられて分からなくなっている。自民党の政治家が「国鉄改革は大成功」とやたらに主張するのも当然だ。

*1: 資産の売却を政府が「バブルを扇る恐れがある」として抑制したこともあり、清算事業団解散時の残存債務額は、資産の売却益を差し引いても、事業団が引き継いだ当初債務額を大きく上回った。ちなみに、事業団が最後まで持っていた資産は解散を前に投げ売りされ、東京駅前などの一等地が主に三菱や三井などの財閥系不動産会社に捨て値で買い取られたことが明らかになっているが、これは「予定調和」であったらしい。

にっきほうめん

竜飛海底も吉岡海底も緊急時の避難用を第一目的とした駅なのでホームが非常に狭く、おみおくりはさせてもらえなかった記憶が(単に距離だけの問題ではなく風圧で吸い込まれるのも危険なので、発車前にできるだけ列車から遠ざけられる)。吉岡海底ではドザえもんと会って終わりらしいが*2、竜飛海底では斜行 elevator に乗って地上(青函トンネル記念館)まで行かれます(標準経路)。私が行ったとき*3はここで自由時間があり、建物の外にも出られた。竜飛の cource は 4〜11 月だけらしいので、ぜひその時期に行って、階段国道を見てきてもらいたい :-)

*2: 降りたことはないが、時刻表の表記のよれば「地上には(見学では)行かれない」らしい。

*3: 開業当初の話なので、今も地上まで行かれるかどうかはさだかではないが、時刻表に「竜飛海底駅・青函トンネル記念館見学コース以外は、地上へ出られません」と書いてあるので、逆に当該 cource では上まで行かれるはず。

欺瞞

低率減税について、まずは来年度に半額となることが決まったらしい。今後予定されている社会保険料や消費税の引き上げと併せ、ますます庶民の財布の紐がきつくなることは間違いない。

赤字国債の残高が問題となって久しいが、政府や与党はどうあっても「支出を抑える」という庶民であれば当たり前の発想には思い至らないらしい。先日も関空の II 期工事とともに整備新幹線 3 路線の着工が決まったばかりだ。整備新幹線に関しては、この数ヵ月前、今回着工が決まった区間に対して「調査費」が付いた際に「ああ、これはもう間違いなく着工まで持っていくな」と思ったものだが、まさかこんなに早く暴走するとは思っていなかった。政府与党の浪費癖は死ななきゃ直らないらしい。

政府や与党がこのような大型公共事業を急いで行なう際の言い訳は決まって「地域経済の振興」「景気浮揚」だ。しかし、どちらも今や逆効果でしかないことはこれまでの事業の結果で既に明らかになっている。事業の推進を目指す「族議員」が如何に地元住民に「幻」を見せて票を掻き集めることしか考えていないかがよく解る。馬鹿に餌をやるなっての。

まず「地域経済は本当に活性化するのか」という問題だ。政府や与党議員が主張する「(交通に関わる)公共事業が地元に及ぼす経済効果」は、時系列的に分類していくつかの段階に分けることができる。

  1. 建設に伴う雇用の創出
  2. 建設作業による経済効果
  3. 完成した施設を事業の用に供することによる雇用の創出
  4. 高速交通手段(人の移動や物流)の確立による各種産業の活性化

建設に伴う雇用について考えてみる。これは(一カ所については)最大でも数年程度と短期であり、しかも建設業者は可能な限り低賃金の労働者を求めるため、出稼ぎや外国人労働者が多く用いられるのではないか。特に、今後建設が進められるものはほとんどが過疎地域に作られる。高齢化の進んだ地元にそれほど大きな就業機会が与えられるとは考えにくい。

次に、いわゆる「飯場」が置かれることによる経済効果だ。前項と同様、今後作られるものの多くは過疎地域に位置しており、また山間など人工の少ない地域を多く通過するため、直接地方の経済に大きな好影響があるとはあまり思えない。公共事業を請け負うのは大手ゼネコンであり、その取引は利権や手続き上の理由により「出入りの業者」が多くを占めるだろう。地元に対してはその「お裾分け」と、せいぜい若干の雇用機会が与えられるだけではないか。

では、完成した施設を供用する際に発生する新規雇用はどうか。空港は「点」、道路や新幹線は「線」だ。しかも後者は雇用の場となる設備の配置としては「線上に散在する点」でしかない。少なくとも面的な拡がりは持ちにくい。また、道路については SA/PA や料金所で求められる労働者は微々たるものでしかなく、鉄道については新規の雇用は考えにくい。両者とも売店などでわずかな雇用があるだけではないか。空港も専門職を除くとやはり同じようなものではないかと思われる(航空会社の雇用は職種や年齢などの理由であまり地元とは縁がないだろう)。

最後は、交通が便利になることによる経済効果だ。鉄道の場合は観光誘致や利便性向上による商圏の拡大、道路の場合はそれに加えて物流の利便性向上による工業誘致や地元の生産物の移出促進などが挙げられる。空港の場合もほぼ同じだろう。しかし、これらの効果を実際に享受するには、地元にも一定の素地が求められる。観光客誘致には、それに見合う魅力的な観光資源が既に存在していることが必要*4。商圏の拡大では、その地域に「商圏を拡大するための十分な市場」が存在していることが必要だが、現在極端に物流の不便な場所は離島を除けばそうはなく、通信販売の普及などによって、もはや「交通手段の欠如/未整備」が商圏拡大の障害となっている例は少ないと思われる。工業誘致については、あまりの cost の違いから既に国内から海外への移転が激しく、まず望めない。生産物の移出についても同様で、物流が障害になっていることはあまりないだろう*5。結局のところ、「他地区の人を惹き付けるのに十分な魅力が地元の資源として存在しているのに、その活用が交通の未整備によって阻害されていた」という場合でないと、地元が期待するような効果は上がらない。

一方、普段は全く取り上げられない「負の効果」はどうか。これまで何度も書いていることだが、「交通が整備されたことによって、近くのより大きな都市に人口が流出し、かえって寂れた」という例が増えてきている。いわゆる「逆スポイト現象」と呼ばれるものだ。新幹線が開業したところでは長岡などが有名だし、高速道路では中国地方の山間部や山陰側の過疎化が激しくなっていることが TV の特集としても取り上げられている。いずれも「便利になったので、いつでも帰れるようになった」と便利な都会に居を移したり、大都市へ出るのが楽になったので買い物を大都市しにいくようになり(その分地元で使われる金は減る)、何度も行き来しているうちに今度は都市に移住してしまう、という例ばかり。結局、地元の人が自ら認めるような魅力がないと、交通が便利になっても栄えるどころかかえって寂れてしまう、ということを示している。

さて、では「景気浮揚」はどこへいったのか。公共事業には巨額の資金が投下される。しかし、その資金はほぼすべてゼネコンを窓口として消費されるので、ゼネコンを頂点とした一定範囲内の企業に分配されるだけだし、そもそもゼネコンは利潤追求の私企業*6であるので、当然下請に落とす金は可能な限り絞ろうとするから、たとえ地元であっても政治家が喧伝するほど大きな利益を得られるとは思えない(主な理由は既に上に書いた通りだ)。ゼネコンに内部留保された金の一部は「政治献金」として政治家に還流されるだろうから、関連する「族議員」や政党の景気は確かに浮揚されるだろうが。

結局のところ、これから行なわれようとしているほとんどの公共事業は、地元が期待するような効果は得られず、total で見れば地元にとっても国民全体にとっても minus にしかならない公算が強い。絵に描いた餅を見せられていつまでもいいように政治家に騙されていないで、いい加減に目を覚ますべきだ。「景気浮揚策が必要」などと言って巨大公共事業を行ない、それを財源不足のいいわけにして増税するに至っては、一部の人間が利益を享受するために国民全体の消費活動を冷え込ませることになるわけで、まさに本末転倒だ。超低金利も既に限界を超えて逆効果にしかなっていない*7。年金制度の破綻も「自己資金によって老後の生活を成立させなければならない」という機運を後押ししている。すべての要素が「国民が金を使おうという気にならなくなる」という方向を向いているのだ。政府が本当に景気回復を願っているなら*8、国民が安心して(もしくは気持ちよく)金を使える環境を作り上げることを考えなければならない。

これも何度も書いていることだが、どうせ費用をかけるなら、通信環境をもっと大都市圏以外にまで整えるべきだろう。大都市圏においては通信環境の整備によって人がわざわざ移動しなくても仕事や取引が成立するようになってきている。基本的に「通信技術」とは論理的な距離を(究極的には)0 にするためのもので、地方の山村でも十分な通信路があれば都市との通信は町中で隣の建物同士にいるのと対して状況は変わらなくなる。また、物流の発達によって現時点でも離島を除くほとんどの場所に 1〜2 日で荷物が届くようになっており、通常の宅配便を利用してすむような物の移動であれば、都内同士でも数百キロ離れた場所同士でも事情は変わらない*9。現在は「通信環境の利便性を享受するには大都市にいなければならない」という歪んだ状態であるため、本来通信技術が持っている特性はあまり生かされていない。もし地方にまで十分な通信環境が行き渡れば、その分だけ都市に人口が集中しなければならない理由が減り、地方に残る人が増えたり、cost の高い都市を避けて地方に office を構える企業も増えるだろう。また、職種によっては必ずしも都市に居住する必要がなくなるため、現在一部に留まっている cost 高や環境の悪さを嫌って地方に移転する動きも加速されるのではないか。過疎化が加速している地方に人が戻るきっかけになる可能性があるだけに、現在計画されている公共事業よりはよほどマシだろう。

*4: 「この機会に」と辻褄あわせのように「開発」された観光資源が成功し、それが定着した例は、過去の例を見てもあまりない。物珍しさで一時的にもてはやされても、あっという間に忘れ去られていく。一方で、十分魅力的な観光地には、いくら不便でも人が集まる。場合によっては、その「不便さ」が魅力を保っている原因であったり、また「不便さ」が魅力そのものである例もある。

*5: 小規模なものであれば、現状でも通信環境と宅配便の利用で成功している例はあちこちにある。大規模な取引は、商品にそれなりの魅力と生産能力がないと、話にならないだろう。

*6: 公共工事の件にしろ公害問題の件にしろ、政治家はやたらと「大企業の公共性」(= 大企業を頂点として無数の下請企業に資金が流れ、またその需要によって雇用が維持されているとするもの)を協調するが、もし本気でそう主張するなら、そういった企業には保護されるに見合った社会的負担を求めるべきだし、利益の追求にも一定の制限をして然るべきだろう。現に公共交通機関の運賃などが最近まで認可制であったのはそれが理由(= 「社会的費用の基礎になるから」として競争を抑制して収益性を保護する代わりに一方的な値上げも認めない)であったはずだ。

*7: 現在の低金利は教科書にも載っている「インフレを抑制するためには金利を上げて借り入れを減らし(= 運営資金が抑制されて企業活動が減速する)預入を増やす(= 利息に対する魅力を増やすことで消費に廻る資金を減らす)。景気刺激(= デフレ抑制)のためには金利を下げて資金供給を増やし(= 企業は借り入れを増やして設備投資を増やすし、個人は資金を預金に回す魅力が減少して消費に回すようになる)、消費活動を促進する」という経済原則に従ったものだ。しかし、従前の低金利で消費に回すことができる資金は既に吐き出されたところで更なる低金利制を敷いたところで、元本の減少を恐れてかえって消費は停滞する。一方、「銀行の経営健全化」という追い風が吹いていることによって銀行や nonbank の貸出金利は預入金利の金利と連動するほどには下がっていないため、一層資金供給が抑制される結果となっている。

*8: 政策は完全に裏目に出ているが、これは国もある程度本気で願っているだろう。景気が低迷すれば当然税収も減るし、そもそも国債などの借金はある程度貨幣価値の減少(= 物価の上昇やインフレ)を期待して行なわれているからだ(相対的に借金や支払金利の負担も低下することになる)。

*9: バイク便を利用しなければならないなど、一刻を争う場合は無理だろうが‥‥。


2004/12/16 (木) 晴 <外出>

あさ

4 時間しか眠ってないのに目が覚めた。時間は早いが、二度寝できそうもないので、モゾモゾ起きて仕事。

ひるまえ

少し早めに家を出て、JTB トラベランド浅草橋へ。

宿の手配完了。少々小ネタ発生風味。後日補完予定 (^^;

そういえば

申し込みをしてて気が付いた。今日から当分の間注意が必要です! 四捨五入するとついに‥‥うぅ‥‥。無為に年月を重ねていることに反省頻りの今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

ひる

Chicken Place 蔵前店でチキンカレー大盛りと coffee。いつもよりびみょーに混んでた! @tiele ごご

今日の 1260H は 1500 形(VVVF 車)で萎え。

客先で会議ののち打ち合わせののち作業。

よる

少し早め(といっても 21 時過ぎ)に離脱してでんさへ。

浅草橋で鍼を打ってもらう。ちくちく。

松やでぶ多少が焼き定食を喰ってきたく。違った。松屋で豚生姜焼定食を喰って帰宅。「でぶ多少」ってなんだ! > Wnn7

帰って割とすぐばたんきゅー。

‥‥の前に日記方面

「竜飛海底駅・青函トンネル記念館見学コース」は、今は夏場のみでかつ 1 往復/日程度だったという記憶が。ドザえもんに会うよりおもしろかったんだけどねぇ。逆に教育的内容が多すぎてお子様ウケしにくいのかもとは確かに思うけど。ちなみに、私が行ったときはおなじくみのなかに「ぴんくはうすのしかもしょっきんぐぴんくでしろいふりるがふりふりというふくそうのせのたかいじょそうのおとこ」がいてとらうまに‥‥えーと。気を取り直して‥‥見学の案内担当者がホーム近くにいる人を通路の奥の方に誘導してました > 発車時。筒石は行ったことないけど、1200km ‥‥違った、12000km の時の様子を見るに、係員がいそうな雰囲気ですな。土合は結構ホームが広いので(何せ T 内の駅なのに通過待避すらできたはず)、私が行ったときは駅舎に人がいたにも関わらず下りホームは無人で降車客は放置ぷれい(ちなみに、そのときは改札で発車 3 分前に越後中里まで切符を買おうとして追い返された couple を目撃した)。今は土合はそもそも駅員無配置なので以下略。

えーと、その後に

しょーこさんが引っ越したときに、「いつの間に結婚したの?」と思ったり、実際に周りの人に確認した人もいたようなので、どこかで「結婚したらしい」と噂されていたのかもしれなくてよ。(← プライバシー保護のため音声は加工してあります)

という話を聞いたので、それで勘違いしてたのかもしれません。確かにそんな噂を聞いたような‥‥。ともあれ、誤情報を流してしまったことに違いはないわけで。関係各方面に多大なご迷惑をお掛けしたことをお詫び致します m(__)m


2004/12/17 (金) 晴 <かいもの>

サンスベリア方面

数日前、ふと気付いたらまた新芽が! いつのまにか 10cm くらいまで延びてる。どうすんだよあんた、こんな時期*1に芽なんか出して‥‥ ;_;

既に水やりを抑えていたので、せっかく出てきた芽の先端がしょんぼりしててかわいそう。かといって、うかつに水をやると根から枯れちまうし‥‥うぅ。

*1: サンスベリアは元々乾燥地帯の植物なので寒さに弱く、周囲の温度を 15℃ 以上に維持できない間は水断ちして冬眠させなければならない。もし気温を維持できないのに水をやると、根腐れを起こして枯れてしまう。

にっちゅう

客先と mail で情報を交換しながらしごと。‥‥再現しねーなー。

それにしても、日中から結構足下が冷えるようになってきたね。

よる

そんなわけで、錦糸町ヨドバシヘ行って買い物してきたのさ。

「何買ってきたの?」
「ホットカーペット、ホットカーペット」
「2 枚買ってきたんですか?!」
「まあね」

1 つは living に敷く 1 畳用。Living でモゾモゾしてると足下が結構冷えてくるので、その対策。サンスベリアの寒さ対策もこれで兼用。もう 1 つは、「ホットカーペット」ちうか、マットですな。45×45mm。仕事部屋の足下用。これで日記を書くときも寒くありません! ← 違うだろ

帰りに宇奈ととで鰻丼ダブルと肝吸。

仕様?

ところで、買ってきた「ミニミニマット」(松下電工 DR1283P-C)、通電中暖かくなってきてサーモスタットが動作していると思われるときに周囲に強烈な noise をばらまきます。そんなに近接して置いていない(50cm〜1m 程度離れている)speaker や TV にバリバリ noise が入る。Noise は一回に数秒間続くのだが、その最中に「ミニミニマット」の電源を切るとピタリと止まるので、発生源は間違いないだろう。「ミニミニマット」を置くまではそんな現象出てなかったし。これってそういう仕様なの? > 松下電工さん

最初は plug のところで火花でも出てるのかと思っちまっただよ。取説にもそのような可能性について言及されてないし。‥‥なんか、怖いなあ。しばらく続くようなら、訊いてみるか‥‥。


2004/12/18 (土) 晴 <埼玉方面は一斉にお乗り換え>

あさ

なんかしらんが、3 時間しか寝てないのに目が覚めた。

一方そのころ、窓が大変なことに! だばだ〜

でかけるまえに

ここの会話前川さんの名前を出したのは私ではありません (^^;。ところで、これは‥‥? ‥‥はっ! 息子さんが自ら?!(えー)

いけぶくろ

上野御徒町で乗り換えて、池袋へ向かう。そういえば、配線改良後に池袋に来るのは初めてだなあ。

時間ピッタリに待ち合わせ場所へ到着。Nakamiさん長沢さんに合流。程なくしてよっこさんがやってきたが、途中で岡松さんから遅延発生中との一報を受けたという。向かってはいるとのことなので、先発。

50% 引券をお裾分けして貰って、passport を購入。なにぶん初めてなので、visa はとりあえず見送り。早速 stamp の捜索活動を開始。前回回収に失敗した stamp は月代わりで場所が変わってしまうらしいので、今回は全体を廻る必要があるそうです。

「どこから廻りたいですか?」
「私はなにぶん初めてなんで、皆さんについていきますよ? (^^)
「えーっと、こっちは猫がたくさん居ます。上の階は、猫と全然関係ありません」

‥‥よっこさんてば‥‥わかりやすすぎ‥‥ T_T

まずは「のけもの もののけ番外地」へ。うーん、暗いところがよく見えないな。こんなこともあろうかと、眼鏡を持ってきてたんだよね。よいしょ。

「あっ、(五)さんが本気モードですよ?!」
「いや、目が悪いんで、暗いところは眼鏡をかけないとよく見えないんですよ (^^;
「あっ、実は私もなんですよ (^^)

妙に嬉々として眼鏡をかけるNakamiさん。「同志発見!」てとこだったんだろうか (^^;。‥‥あー、なんか「眼鏡のちんまいドジっ娘」が発生してますよ? その筋のかたにはたまらんかもしれませんな。

というわけで、「もののけ探検隊」をやりながら stamp 探し。私も stamp 探しを手伝う。「若い番号の stamp は既に押してあるので、猫の足形のないものを」というわけで、もぞもぞ。‥‥宝探しのようで、結構おもろいな。ところで、「猫の足形があるものはあとで岡松さんが必要になります」とのことで、いつしか「岡松さん用」と呼ばれることに (^^;。一方、そこいらじゅうからニャーニャーと猫の鳴き声が聞こえてくるので、よっこさんはすっかり溶けてます。めろめろと言えよう。

「もー、わたしがここがだいすきなりゆう、わかりますよね?! (^^)

よーくわかります (^^)。しかし、quiz が結構難関ですな。おっ、これはサービス問題だな。正解は 3 番っと。

ぽち

‥‥あ、1 番を押しちった。
『なにやってるんですか〜〜〜!!!!』

今日最初のネタ出しは私でした (^^;。Button を押すときは手元をちゃんと見ましょう(爆)。

Stamp の検索中、ある人の挙動が時々おかしくなることに気付く。早速 log をとって 訊いてみると、「暗いところが苦手」という答えが。ほほう。特にある一角に来ると、「ここ、入るんですかぁ〜〜? ;_;」と腰が引けている。うーん、なんか新鮮。それに対してある人は「じゃあ、岡松さんが来たら入りましょうか」とバッサリ。うーむ (^^;。ところで、「探検隊」のほうは、全滅でした (-.-;。私は A〜F のうち D rank。よっこさんは「あああ、ナンチッチをお尻で潰してしまった‥‥! ;_;」と嘆くこと頻り。前回も全滅だったんだとか (^^;

そのまま「ゴースト 13 番街」へなだれ込んだりしているうちに、岡松さんが合流。仕事の電話ですっかり捕まっていたらしい。いい人とか「職場直行」にならずになによりでした!

岡松さんが visa を買ったので、再び stamp 探しの旅へ。ほかの 3 人が必要とする stamp を探す傍ら、若い番号のものを見つけると、ほかの皆で「ほらほら、岡松さん用のがここに!」と指さす。ご本人は「ここ掘れわんわん」状態だなと思ったそうですが、私は「順路」という札が皆(自分を含む)の首から下がっているように見えました! 「こっちです」「そっちです」「ここです」「これです」っつーか (^^;

昼食にカレーを喰ったり、16 時半頃には case cake*1 と紅茶でお茶をしたり(紅茶の種類がすごいですな @_@)。お茶の時には、17 時から入っている貸し切りの準備で忙しいのか、milk tea の milk を出し忘れられる。

「Milk って、来てませんよねぇ」
「‥‥これは、砂糖ですもんねぇ。来てないようですね」
「Milk が来ないと、5 時を過ぎても出られませんねぇ」
「それは脅しですか?!」
「いえ、事実です。」
「‥‥それって、実力行使じゃないですか。脅しより酷いわっ。」

別にそういうことじゃなくて、「猫舌なので、milk で冷まさないと飲めない」のだそう。‥‥別に猫好きだからじゃないですよねぇ > よっこさんの猫舌 (^^;

こんなこんなで、目を皿のようにして stamp 探し。そして、Nakamiさんは下にばかり注意がいっていて上から突き出ていたものに「ごん」と頭をぶつけたり。「いたたたた‥‥」とか言っているのを見つつ、なんつーか、いつも通りだなーとか思っていたら、そのあと自分も看板に「がっ」。いてててて*2。こりゃNakamiさんさんのことは言えんなぁ、と思っていたのだが、その後Nakamiさんは潜戸をくぐる際に

ごがっ

‥‥ちょっとまて、今のはしゃれにならない音でしたが、大丈夫でいらっしゃいますか? あ〜あ、「いっ、痛っ。今、すごい音が‥‥」とか言いながら頭を押さえて涙目になってますよ。笑ってるから怪我はしてないんだろうけど、コブとかできなかったのかしらん。むぅ。なにもそこまで体を張らなくても‥‥。そのあとも手元に気を取られて置いてあるものにぶつかってみたり、さらにそのあとにも「んー、ぶつかるぞー。にめーたー、いちめーたー、やわやわ〜、とまれとまれー」と思いつつ見ていたら、はっ!と爪先立ちのようにしてこらえてようやく立ち止まったあと*3すすすと横に移動してみたり。通りすぎてから、私が何も言ってないのに横目でこちらを見つつ「今のはまだぶつかってなかったからセーフですよねっ (-.-;」と同意を求めてきた*4が‥‥体はぶつかってなかったけど(ギリギリでね)、足で蹴飛ばしてたやん。私は見た (^^;。あうとだ、あうと。しらんふりしてれば流してあげるのに(その場は)、なぜそういうツッコミを要求するような言動を‥‥。ほんとに見てて飽きない人だ :-D

合間にアトラクションも。「ナジャヴの大冒険」のエコー率は名前からして通信状況で変わるのかなと最初思ったんだが、主な check point で「お願いしま〜す」とわらわら寄ってくる*5ぷろふぇっしょなるなお子様がたとぐちゃぐちゃになりながら試しているうちに、それとは関係なさそうであることが分かった*6。さらに身内ともやり取りしているうち、どうやら同じ人とは必ず同じエコー率になることが。最初に入力した「性別」「血液型」「星座」による相性なのかな?*7 Nakamiさんやよっこさんとは 80%、岡松さんとも確かそうだったんだが、長沢さんだけは 60% と低め (^^;。話によると、異性同士より同性同士の場合は元々低めになるらしいですが‥‥。暇さえあれば「勇気玉」をせっせとためつつ進んでいると、やがてよっこさんの様子が‥‥。なんか、勇気玉の個数が表示される度に「うふ、あははははははははは。もう○○○個になりましたぁ〜」と笑いが止まらない様子*8。へーん、よっこさんが壊れたぁ〜 ;_;

そして、最後の関門に到着。端末が空いたので、ナジャヴを置いて、説明を読む。‥‥ふむ、指定された本数だけ短剣を押し込めばいいのね。く○髭危機一髪みたいなもんだな‥‥と思っていると、横から

がすがすがすがす

‥‥Nakamiさんがえらい勢いで短剣をぶち込んでるんですが。ゆっくり 1 本ずつ押し込めって目の前にわざわざ書いてあるんだけどなぁ。とりあえず隣は気にせずゆっくり 5 本押し込んでみると‥‥お、成功した :-)。一方、Nakamiさんは失敗したらしい。あとで訊くと、「押し込むのが速すぎて認識してもらえなかったらしいです」。‥‥ゆっくり(以下略)。結局、最後の関門は女性陣が全員失敗、男性陣が全員成功、ということになったらしいですよ?

けっかはっぴょー。なんか、長沢さんとはきっかり同じ金額(316 万 7000 ナンジャ)になったらしいです。次は「マネーカード」を買おう :-)。既に card を持っていたよっこさんは結果を記録していたが‥‥大借金王なんですか? 総合 20 位に入る勢い?! そっ、それは‥‥!!

「ナンダーバード情報局」は全員ボロボロ。地獄旅館では見事に全員バラバラの結果に。「暗いところが苦手」というある人が完全にしり込みしているので、「じゃあ、行きましょうか」と全員で引き摺っていく (^^;。そして「3 人と 2 人に分かれてください」ということなので、その「ある人」を含めて 3 人組を構成。自重を相殺しているだけの本務機に後補機 2 輛が付いて推進していくという構図に。‥‥どこかで聞いたような(爆)。我々の組は 4 文字中 3 文字しか見つけられず、出口では残りの 1 文字を勘で入力する。ほかの 2 人は成功、私は失敗 (__;。ところで、結果はというと、心臓ランク B「見事な心臓」だそうで。「安全心臓」の称号をいただきました。‥‥「心臓安全協会の安全基準第 1 級を獲得した世界基準の心臓です」ってなんだよ (^^;。「弱虫度数 ±0」ってのも別の意味でちょっとアレですが。ちなみに、Nakamiさんがランク C、長沢さんが E、岡松さんが F でしたか?

「A ってのは、どのくらいなんでしょうかねぇ」
「(私の結果を見せながら)±0 で B ってことは、− が A ってことでしょうねぇ。いるんかな、そんなやつ。」

と、あとの 2 人を待ちながら先に出た 3 人で話していたら‥‥いましたよ、A の人が。しかも身内に。

「A?! なにそれ! ‥‥いたよここに、A の人が!!」
「いやぁ、私はここの仕組みを知っていたので、ある程度 control できるんですよ」
「いや、それ以前に、値そのものがおかしすぎるから。」

前後で値が半減ってのはどういうことですか。むしろ医者に行くことをお奨めしますよ、ええ (-.-;

「銭湯歌合戦」は知らない曲ばかりで惨敗。出題の傾向が対象年齢高すぎですよ? 私が答えられたのは「贈る言葉」くらい。隣ではよっこさんが憤慨してます (^^;。挙げ句に最後の合唱曲は「ハム太郎」の歌で、逆に対象年齢が低すぎてほとんどの人が歌えない。前の組は「てのひらを太陽に」で大合唱だったので、そーゆー誰でも歌える歌が出るんだと思ってたんだが‥‥。司会者もあまりの反応の薄さに焦り気味。

「蚊取り大作戦」は、コツを掴むのにちょっと苦労。「光ってる標的を撃て」と説明されるんだが、光ってるものがすべて標的かというとそういうわけでもなく、dummy が反応しないのに気を取られて本当に撃たなければならない標的を撃ち漏らしたり。あと、target の sensor は正面から光を当てないと反応しません。よっこさんと組んだんだが、割とボロボロ。再戦を希望しますよ?

「福猫神めぐり」は「当たってる」という声多数。特に女性陣は「耳が痛い‥‥」と撃沈してます (^^;。特に恋愛運が話題沸騰風味。ちなみに私はというと「多くの好意に囲まれているが、真実の愛は必ずその中にある」。ふーん。‥‥やっぱり、なんか他人事だな、特に後半が (^^;。ほかはというと、健康運の「腹筋背筋など 筋肉鍛えると良し」というのは、当たってるかな。

「実際、腰痛対策で、腹筋やってるんですよねぇ。この豊満なお腹が問題だ!(ぼんぼん)」
「でも、音からすると、ぜい肉が付いてるってわけじゃなさそうですよねぇ」

それって、内臓脂肪が付いてるか、内臓が肥大してるってことですよ? 余計ダメじゃん! ところで、健康運・愛情運・勝負運・仕事運がすべて中吉で、金運が大吉だったんですが、全体運が小吉ってのは、いったい‥‥? (-.-; 愛情運で「迷わずに進め」、勝負運で「他人の忠告 聞き流して良し」、金運で「他人に迷わされず進め」と出てるのに全体運で「流れに身を任せて吉 逆らわぬこと」ってのもなー‥‥。俺にどうしろと。

らすとすぱーとで、最後の 108 番の金庫を求めてうろうろ‥‥。全然見つかりませんな。

「ところで、なんで 108 個なんでしょうねぇ。煩悩の数だけ stamp があるってのは‥‥」
「きっと、煩悩の多い人が最初に見つけるんですよ。」

‥‥全然見つかりません。気分転換にアトラクションなど交えてみるが、あまりにも見つからないので、20 時半頃からはもはや全力投球で捜索。虱潰しに歩きまわるが、全然見つかりません。やがて場内も客足が絶えてきて、アトラクションや屋台も半ば店じまいもーど。さらに焦りが募る。散々歩きまわったが、ちっとも見つからない。ああもう、一休みせねば‥‥! とマカロニ広場の椅子に座り込む 5 人組。

「なんか、自分がどこを歩いたのか分からなくなってきてますが」
「こーなったら、歩いたところを地図で塗り潰しながら調べていかないとダメですねぇ」

はぁ〜〜、と溜め息を吐いてぐったり。えーい、ちくしょー! 肩揉んでやる! もみもみもみ*9。どこが特に凝ってるんですか? よっこさん。

「全部です」

‥‥えーと。特にどの辺りが?

「首の付け根から背中の下のほうにかけて、とにかく全部です。」

‥‥ここじゃできません。背中は寝てもらわないと。仕方がないから、首の付け根から肩胛骨の辺りまでだなぁ‥‥。ぐいぐい。

「腰、痛くなりません?」

あー、上から体重載せて押してるので、それは大丈夫。‥‥首の筋とか、ガチガチですねぇ。あんまり凝りが強いときに無理に揉むと揉み返しが出たりするんですが、強すぎないですか?

「もっと強くても大丈夫です」

へい。もむもむもむ。‥‥私ゃ肩が凝ってるときは肩胛骨の周囲も痛くなるんですが、その辺りは?

「全部です」

全部入りね。はいよ。確かに固いな。ぐいぐい。‥‥肩胛骨の外側は?

「凝ってます」

はいはい。くいっ

「あっ、そこダメ」

あ、なんか突っ伏して悶えてます。え、痛すぎる? じゃぁ、そぉっと。よいしょ。

「あああ、ダメダメダメっ」

‥‥あのー、全然力入れてなくて、ほとんど触った程度なんですが。それでそこまで痛いということは、鍼を打ってもらったほうがいいと思います、切実に。ちょっとこれ以上揉むのは怖いので、今日はこの辺りにしときましょう。

「鍼かー。やったことないんですよねー‥‥」

‥‥一度受けたら、癖になったりして(爆)。

ところで、横でNakamiさんがぐんにょりしてます。‥‥なんか、怪しいオーラが。怖いから、こっちも揉んどこう(爆)。どうですか?

「いや、いいです、いいです」

遠慮は無用ですよ?

「このあたりの、ここのところが」(と、自ら髪を寄せてうなじを見せ、首の付け根を指さす)

‥‥揉んでもらう気満々じゃないですか。首締めたろか。‥‥うそうそ。ぐいぐい。

「ぐぅ‥‥」

‥‥すいません、前に突っ伏されると腰が痛いんで、背中を伸ばしてください。‥‥そうそう。ぐいぐい。

一頻り揉みまくって、私も一休み。‥‥さて、もうあまり時間もないし、どの辺りから探しますかねぇ。

「ナンダーバードを通って反対側に行って、ローラー作戦で探しますか」

泣いても笑っても、閉園まであと 30 分ほど。最後にひと踏ん張りしますかね。

じゃあ、いきますか! よいしょ! と男性陣が立ち上がったとき、map を手にして眺めていたNakamiさんが突然

ばりー

思わずヘナヘナと座り込んで table に突っ伏す男性陣。当のNakamiさんも折れ目から破れた map を手にしたまま table に突っ伏してプルプル震えてます。わろてはる。なぜほかの人が気合いを入れたときにそーやって気が抜けるような行動を取りますか、あなたは?! もしかして、肩を揉まれて余計な力が抜けたんで、かえって力の制御ができなくなりましたか? よっこさんはぼーぜん。

しばしのち、気を取り直し、改めて捜索の旅へ。今日のベスト・オブ・ネタは「Nakamiさんは(五)に肩を揉まれると地図を破るらしい」で決定ですな。掟すら破るんじゃないかっつー勢いで。しばらく言われるね、これは。

「うぅ、最後の最後に、こんな大ネタを出すとは‥‥!! あとちょっとだったのに‥‥ T_T

‥‥肩を揉まれて、凝りと一緒に緊張の糸も切れたらしいですよ? つーか、「あとちょっと」てなんだ (^^;

いい感じに脱力しつつナンダーバードへ。ガンズアベニューを通ってイーグルスクラブから順に攻めていく。歩いていくことしばし、

「ありました!」

おお、すばらしい! ‥‥なんと、こんなところにありましたか! 全然気付きませんでしたなぁ。ちなみに、見つけたのはNakamiさんでした。「これ、あたしの!」と言わんばかりに金庫に抱きついてます。よく見つけました! 地図を破った甲斐があったというものです!(← そうか?) そういえば、煩悩が(以下自粛)

すっきりして脱出。今度来たときは私も visa を買うのです! そして、最後に 4 人に与えられた羞恥ぷれいを生暖かく見守る。‥‥合言葉のトーンが妙に低いですよ? 皆さん。

さすがに腹が減ったので、食事の場所を探しつつ駅へ向かう。

「私は近くに何年も住んでいたので、」
「じゃあ、お任せします!」
「‥‥牛丼屋かラーメン屋にしか入ったことがありません、と続けようとしたんですが」
「それはちょっと‥‥」
「ここはどうですか?」
「‥‥ここなら、『ねぎし』の方が良かったんじゃないかなぁ‥‥」
「あっ、『ねぎし』でもいいですよ?」
「いや、もうとうに通りすぎてしまいましたが」
「えっ、どこにあったんですか?」
「いや、ハンズの真向かいの松屋の隣ですよ」
「私、ネタで『松屋!』って指さそうかと思ったんですけど」
「その隣だってば」
「じゃあ、(地上に出たところの)真正面じゃないですか!」
「だから、真ん前にあったんだってば。」
「見落としてた‥‥ ;_;
「Denny's がありますよ?」
「うーん、それはちょっと‥‥」
「『シェーキーズ』がありますね」
「おお、いいですねぇ」
「‥‥あれはもう、入店を止めてますねぇ」
「入り口の電気もすっかり消して、いかにも入って欲しくなさそうですねぇ」
「看板もしまってあるしねぇ‥‥」
「‥‥なんか、渋谷のときとおんなじよーな状況になってきてますが」

結局、駅の地下通路入り口近くの居酒屋に吸い込まれてみる。ちょうど L.O. 直前だったので、がががががと頼む。食いながら、なぜか Unix 方面の話になってみたり。雑誌がーとか、5.2.1-RELEASE から 5.3-RELEASE へ安易に上げようとするとはまりますよ? とか。そして keyword はやはり「地図を破る」 (^^;。ところで、地鶏の雑炊は旨かった! :-D==

一頻り食ってまったりしていたところへ、閉店のお告げが。いそいそと退散する。

日本初の ISP 前を通過し、最初に丸ノ内線に乗る長沢さんを切り放し。内回りで帰るよっこさん・岡松さんと中央大塚口改札を入ったところで別れ、Nakamiさんと外回りのホームへ。すぐにやってきた大崎行きに乗り、あーだこーだと話しつつ。途中で乗り換えるNakamiさんと別れ、私はそのまま御徒町まで。行きと同様大江戸線に乗り換えて帰宅。光が丘終だった。いやー、一日よく遊びました! (^^)

*1: 岡松さんから「ふっふっふ。職業病ですね」とツッコまれたので、訂正 (__;。しくしくしく。

*2: 別に対抗した訳じゃないんだが‥‥。

*3: ええ、ぶつかるまいと必死にこらえてましたとも。

*4: 深くツッコまなかったが、きっと「うっ。見られた‥‥?」と内心冷や汗タラリ‥‥ってとこじゃないかなぁと推測してみる (^^;

*5: Check point には必然的に同じアトラクションをする人たちが集まることになるので、すぐに大エコー大会が発生 (^^;。うっかりするときりがなくなるので、適度に切り上げないと時間切れになること必死。

*6: 「今の、ちゃんと通信できたのかな?」という状態でも 90% をたたき出す相手がいたり、ガッチリ通信したのに 50% しか出なかったり。

*7: さっき公式 site を見てみたら、やはりそのようなことが書いてあった。

*8: あまりにもすごい勢いで増えていくので、「『もう笑うしかありません』状態」になっていたそうだ (^^;

*9: いや、なんの予告もなく突然揉んだわけじゃなくて、アトラクションを回ってるときに「肩が凝って頭痛が」という話があったんですよ? (^^; 「じゃあ、あとで肩でもお揉みしましょうかねぇ」「ああ、お願いします。うれしいなぁ (^^)」と。


2004/12/19 (日) 晴のち曇一時小雨 <踏んだ>

ゆうがた〜よる

木曜に温泉に行くのに先駆け、今日は龍池さんにお願いして車を運転させてもらえることに。MT の練習じゃ!

‥‥出かけようとしたところを捕まる。なんでいつもこう‥‥ ;_;

待ち合わせ場所へ。門仲・大手町・代々木上原で乗り換えて小田急に。成城学園前より先に行くのは実に数年ぶり。しかし、新設された快速急行は大胆だな。登戸すら通過とは。和泉多摩川構内下り方(急行線と緩行線の分岐器付近)に 60 km/h、登戸〜向ヶ丘遊園間の勾配に 45km/h の制限があるので、登戸に停車しても所要時間はそれほど変わらないような気がするんだが‥‥。乗降による遅延発生を嫌ったのかな?

だいぶんお待たせして龍池さんと合流。すまんす‥‥ m(__)m

そして車でうろうろ。やっぱり 1 年以上運転してないと、全然ダメですな‥‥。

しばらくうろうろしたあと、安楽亭で微妙にネタを発生させつつ焼き肉。太昌園へ行きたい機運が高まりました!

外へ出ると、小雨風味。出発地点へ戻る。

結論。もっとがんばりましょう。龍池さんには感謝です m(__)m。MT 車は練習あるのみだ! やっぱし、自分の車が欲しいなぁ。

帰りもちょうどやってきた快速急行に乗る。‥‥向ヶ丘遊園は 2 面 4 線のうちの内側線が本線なんだが、上りに関しては新宿方の配線を改良して外側線を本線にしたほうがいいと思いますよ? 駅下り方の電留線と合流する分岐器がおもいっきり反位側なので、速度制限かかりまくり。

「このまま新宿まで出て大江戸線に乗り継ごうかなー」と思っていたら、代々木上原で隣に入ってきた千代田線の車輛が 203 系の top number! 思わず降りてはぁはぁ。当然のように大手町経由に変更。

大手町に着いて、東西線ホームへ。4 分後に列車が来るようなのでそれを待っていると、2255 時、突然ホームに連続ブザー音が鳴り響く。なんだろうと思っていると、「東西線は木場駅で車輛点検を行なっているため全線で運転を見合わせ中」という放送が。

2257 時、続報が入る。「今度の列車の 1 本前、当駅 2246 発の東洋勝田台行が木場で車輛点検を行なっている。今度の列車は到着後運転見合わせ」とのこと。程なく東洋勝田台行き列車(所定 2256 発)が到着。この列車はそのまま抑止。B 線には所定 2253 発の中野行が抑止されている。よく考えれば、中野行はブザーが鳴ったあとに到着している。どちらの列車も駅間で一旦停止したのかも。

どの程度の障害か分からないので、様子を見るため、車内の空席に座って待つ。すると 2301 時、「車内に薬品が撒かれたため、現在点検中」との続報が。さらにその後、「振替輸送を開始」「消防によって検証中だが、運転再開の目処立たず」と放送が。

2311 時、「中野〜茅場町間、東陽町〜西船橋間でそれぞれ折り返し運転を行なう」と放送が入った。さらに 2313 時に「2311 時より折り返し運転開始」と業務放送が。いつの間にか車内 door 上の電光表示も「茅場町行」に変更されていた。私は門仲で乗り換える予定だったのだが‥‥門仲には折り返しの設備がないんだっけ? あと 1 駅なんだけどなぁ‥‥ (__;

23170 時、中野行が発車。続いて 23173 時、A 線も運転再開。

2320 時、茅場町到着。ホームの発車案内器には「23:09 東洋勝田台」と表示されたままだった。列車は A 線に到着後、2324 時にそのまま中野行として発車していった。

とにかくどうにもならんので改札へ。‥‥黒山の人だかり。駅員を取り囲んで険悪な雰囲気になっている。各線区とも終電時刻が近づいているので乗客の方も焦っているのかもしれないが、鉄道会社の責任でもない事故で「どうなってんだ」「Taxi 代を出せ」と駅員に食って掛かるのはいかがなものか。一部の阿呆のせいで駅員はろくに事情や対応の説明ができないでいるし、おかげで振替乗車票を貰うにも一苦労。八つ当たりで置いてあった配布物を床にばらまいている馬鹿もいるし*1。中には事情を聞いて「無理に電車を運転して変な薬品吸って死んでもかなわんしなぁ‥‥」と迂回乗車の指示に従ったり、東陽町まで taxi の相乗りを呼び掛ける乗客もいたが、皆がそのように落ち着いて行動してくれれば、駅員も誘導がかなり楽になるはずなんだが。もっとも、大手町ではうるさいほど引っ切り無しに校内放送がかかっていたのに、茅場町ではそれがほとんど訊かれなかったのも、混乱に拍車をかけていたかもしれない。その点だけは今後の対応の課題として欲しい*2

日比谷線で仲御徒町へ。北側の改札に上がると、こちらは混乱しているどころか人っ子一人いない。念の為、案内窓口で暇そうに立っていた駅員に「パスネット使用中に経路が変わった場合、運賃は変わらないか」と確認*3すると、「普通乗車券*4と同様、最短経路での運賃になる」と回答が*5。おお、そうですか。

上野御徒町へ歩き、ホームで列車を待つ。10 分ほど待つ間(運転間隔長過ぎだよ‥‥)、card の裏面を見ると‥‥おう、都営の改札を通過したときの前引額が印字されていない。もしここで 100 円*6引かれると両国までの運賃より余計に引かれてしまうことになるので、「なるほど」と思ったんだが‥‥んじゃ、行きに門仲で乗り換えたときに乗換専用改札(東京地下鉄管轄)で印字された「17」はなんだろう。だが、よく考えると、東京地下鉄の運賃としては「170 円」という金額の辻褄があわない。初乗りなら 160 円だし、乗継割引後の金額なら 90 円が正当だ。ということは、通し運賃が適用できる場合(記録の左端が「*」で始まる)、都営の改札機は前引欄が空欄、東京地下鉄の改札機は通し運賃が適用となる区間の初乗り額(= 最初の入場時の前引額)が印字されるのかな?

両国に着いてみると、雨は止んでいた。ぐったりしながら帰宅。Long seat は腰に悪い‥‥。

*1: 私と通りすがりの若い女性とで回収した。

*2: もっとも、私がいるときに「東側改札に 1 名回れ」と業務放送が入ったところからすると、乗客への対応に追われて放送まで手が回らなかったのかもしれない。歩いていた駅員は片っ端から捕まってたし。大手町では複数(最低でも 3 人)の駅員がかぶりつつ放送していたので、他線区担当の駅員も放送していたのだろう。

*3: 当初予定の経路よりも遠くなり、かつ改札外連絡だったため。もしそのことで運賃が変わるなら、「振替乗車票を出して差額の変換を受けることは可能か」と訊こうと思っていた。

*4: 東京地下鉄の「営業のご案内」によると、「東京地下鉄線内相互間」の場合と「東京地下鉄各駅と都営地下鉄各駅間」の場合の両方について、「実際の乗車経路に関わらず最短経路で計算」(ME⇔TO 連絡の場合は最短経路の合算額から 70 円引)と書かれている。

*5: 以前からそのはずだとは思っていたのだが、正面から確認したのは今回が初めて。だが、「経路が重ならず、かつそこまでの運賃が最終目的地までの運賃よりも高くなるような駅で改札外乗換を行なった場合、最後の清算はどうなるのか」という疑問は残ったまま。Card のほうは乗換時に一旦「その駅で下車したもの」と見做して清算が行なわれてしまうので、最終目的地に到着した時点で払い戻しが発生することになる。誤入場などの扱いと同じく、出場記録をした上で差額は現金清算になるのかな?

*6: 都営の初乗り額 170 円から東京地下鉄⇔都営地下鉄間の乗継割引額(一律 70 円)を引いた額。

しまった!

〔さくら〕の手配をしにいくの、忘れてた‥‥。ががーん。

日記方面

びんちょうタンアニメ化の件は既にアニメ誌に情報が。つか、数秒の動画でよければ、東鳩-R の枠である「アニメ魂」の OP を見れば以下略。

これまでも何度か日記に書いてますが、禁煙車の deck での喫煙は明確な rule 違反(禁煙車は喫煙所と指定されている場所を除き車内のすべてが禁煙)なので、被害にあった場合は必ず車掌に言いましょう。苦情が出ていないために放置していた可能性もある。最近は編成中で禁煙車のほうが多いせいか何回かの旅行に一度は遭遇するんですが、私は容赦なく本人にも車掌にも言います。もっとも、自分が deck のない側に乗っていて、かつ隣が喫煙車である場合、そこで吸われてしまうと、いくら煙が入ってきてもどうにもならないんだけどね。なので、私は指定を取るときできるだけ喫煙車から遠い席を指定するようにしてます。


2004/12/20 (月) 曇 <話し込む>

あさ

今日は 2 時間しか寝てないのに目が覚めた。何となく眠いが、やっぱり二度寝できるような状態ではないので、もそもそ起きてみる。

考えてみれば、こんな風に起きてしまう時刻は睡眠時間に関係なく毎回ほぼ同じような。別に外因があるとも思えないんだが、なぜだろう‥‥。

今後の課題。

えーと、mirror はですね、room mirror を含めて、見えてました。むしろ私、見えてないと有無を言わさず直してしまうので (-.-;。私の場合、ある程度の時間運転してると(腰の関係で)だんだん座る姿勢が変わったりするので、長時間運転してるとちょいちょい直すこともあります。

計器の件は、その通りなんですよね。「なんかおかしいな」と思ったときには当然見るんですが、「もうちょっと頻繁に見ないとなぁ」と思うことは実際あります。あと、車庫入れの件は、むしろ半クラを恐る恐るやってるのが敗因です。AT 車に乗っていて handle 操作に困ったことは、今までありません。全体的にギアとクラッチの操作にやや気を取られ気味なのが最大の問題かと。自分で心配してた通り、もう、すっかり勘を忘れてますからね。教習所であんまり困らなかったのは、やっぱり毎日乗ってたから*1かなーとか思ってみたり。一定の緊張感は必要だけど、緊張しすぎるのは明らかによくないので(ほかのことに気が回らなくなる)、無駄な緊張をしなくてすむ程度までは習熟する必要がありますね。あれでも緊張でガチガチだったんだよー。

やっぱし、数年後を目処に車買おうかな‥‥(と思って物色だけは既にしてるんだが)。どうせあと数年で汽車旅の風情は失われるだろうし。そうなったら、わざわざ列車で旅をする意味なんてほぼなくなるからねぇ‥‥。うーん、駐車場代がぁー。

*1: 年を跨いでいたので教習所の年末年始の休みがあったのだが、それ以外は(横川に EF63 を運転しに行った 1 日を除いて)毎日通って限界(第 1 段階は 2 時間、第 3 段階は 3 時間)まで車に乗っていた。

ごぜんちう

作業。うーん、客先の環境では動いてるらしいのだが、手元ではどうもうまく動かない。なぜだ‥‥。

ひるすぎ

「列車編成席番表」(ジェー・アール・アール)の最新版がそろそろ発売予定だったのでじりじりしながら待っていたのだが、主将の日記で発売を知った*2ので、買いに行く。

書泉ブックタワーに行ってみると、鉄道関係各誌の最新刊が既に平積みされていたが、軒並〔あさかぜ〕〔さくら〕の廃止を大きく取り上げている。そりゃそうだよなぁ。肝心の「列車編成席番表」は表紙がボロボロになった 1 冊が取り残されているだけだった。むぅ。仕方がないから、神保町に廻るか‥‥。

また走って書泉グランデへ。無事に確保できたのだが‥‥やっぱりやだな、ここ。肉の壁はまあいいとして、動きは怪しいし、なんか意味不明のことを一人でぶつぶつ喋ってるやつはいるし、積んである本を数十冊取って抱え込んでねちねちと状態確認してるやつはいるし、人が積んである本に手を延ばすとすかさず同じところに手を延ばしてさっ!と 1 冊取るやつはいるし。ヲタこわいよーこわいよー ;_;

とにかくさくさくと買い込んで這々の体で離脱する。だからここ、近寄りたくないんだよね‥‥。

再び自転車に乗り、靖国通りを東へ。昨日駅で手配するのを忘れていたので、事前にお願いしてあった JTB トラベランド浅草橋へ。〔さくら〕、取れてるかなぁ。雑誌にも載ったことだし、「乗り納め」の動きが活発化する恐れもある。どきどき。

店に着くと、いきなり「駅に行かれました?」と訊かれる。うっ。もしかして、取れなかったのか?

「いいえ、いけなかったんですよ‥‥」
「あっ、そうですか! 実はこちらでご希望の席番が取れてたんで、もし駅に行かれてたら取れなかっただろうなーと心配してたんですよ」

すばらしい! まさに good job! ありがとう m(__)m

ほかに〔ゆふいんの森〕号も希望の席番が取れたらしい。いやもう、助かります‥‥ T_T

礼を言って離脱。残りもよろしくお願いします!

*2: 日記はその日のうちに読んだので知っていたのだが、今回の手配開始には間に合わなかったし、その後もいろいろバタバタしていて買いに行くのが延び延びになってたのよね。

ゆうがた〜よる

状況の確認をするため、その足で臨時に客先へ向かう。

本来予定にない日に現われたので、共同で作業している人に驚かれてみたり (^^;。既に最新の source は commit してあるということなので、それで試してみるが‥‥一致しないぞー。おかしいなぁ。

モゾモゾと相談などしてみるが、理由が判らない。ちょっとこれはじっくり腰を据えて調べないとダメだわ‥‥。

そのあと project leader と今後の方針について相談。最終的な方向性はもう決まったようなもんなんだが、優先順位などはほかの担当者やほかの team との絡みもあるので、水曜の会議で状況を確認することに。

ぐんにょりしていたところへ、岡松さんから日記の typo についてツッコミが (^^;。‥‥確かに、職業病だな。ていうか、指が勝手に‥‥ (__;

「そろそろ帰る」ということなので、岡松さんと落ち合って飯など喰うことに。携帯の番号と mail address を教えてもらい、「じゃあ出ます〜」という mail が来た直後、「ケホが信号故障で遅延発生中」との情報が*3。もう出たかもしれないので、携帯の方に mail を送っておく。

出る間際にやっぱり捕まってみたりするが、なんとかほぼ所定に待ち合わせ場所へ。岡松さんもちょうど来た風味。「京浜東北線が遅れてて‥‥」と言うので、「mail を送っておいたんだけど?」というと‥‥発信元 domain 規制に引っ掛かって届いてないらしいですよ? ダメじゃん (^^;

「このところあんまり行ってない」ということなので、大戸屋へ。‥‥今日は微妙に空いてますよ? これは落ち着いて喰えますな :-D

そんなこんなで、大変盛り上がってみる。ちなみに、岡松さんNakamiさんが小ネタを発生させていたのに気付いていなかったらしく、悔しがること頻り。

「よく見てましたねぇ。見張ってたんですか?」
「いや、別に見張ってたわけじゃないけど、あの人の場合、ある意味分かりやすいので‥‥ (^^;
「ほんとに、『ここ!』っていうツボは外しませんよねぇ。あれで計算も何もしてない『素』なんだから‥‥」
「すごいよねぇ」

二人して舌を巻き、大絶賛。今後の活躍にも期待しています! :-)Nakamiさん

そのほかにもいろいろ盛り上がっているうちに、あっという間に閉店時刻。既に京急の終車は終わっているので、川崎駅へ。所定 0013 発の赤羽終に。‥‥まだ信号故障の影響が残ってるなぁ。

蒲田で岡松さんと別れ、そのまま秋葉原へ。神田では中央線の最終が接続待ちをしていた。

赤羽終に乗っていくと、秋葉原での所定接続は津田沼終。しかもそれが他線区の遅延により 30 分くらいは平気で延発したりするのだが‥‥今日は逆にケホが遅延していたので、1 本前の千葉終が接続を取っていた。おかげで、乗り換えてすぐに発車。

浅草橋で降り、自転車で帰宅。

*3: 「時刻表情報サービス」からの配信 mail はもっとあとで来た。ほんとにいつも遅いんだよな。なぜかダブって送ってきたりするし(その分 Vodafone へのお布施が増えてしまう)。解約しようかしら‥‥。

殉職

昨日のことになるが、ドン・キホーテ浦和花月店で焼死した 3 人の葬儀が行なわれたという。客の安全を確保するために店内に留まったとのことで、まさに「殉職」と表現するほかにない。前途ある命を奪われたご遺族や親しい人々の思いはいかばかりであろうか。心よりご冥福をお祈りする。

圧縮陳列に関する議論はあるが、3 人が亡くなったそもそもの原因は放火にこそある。ほかの店舗でも模倣と思われる放火が発生しているようだが、決して許してはならない。厳罰をもって臨んでもらいたい。


[後日へ続く]

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この日記は、GNSを使用して作成されています。作製者の GORRY さんに感謝 m(__)m