「書きかけの歳時記」
2004/02版 その1

(since '05.04.25)

この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。

取扱上の注意

[前日へ続く]

2004/02/01 (日) 晴 <第 2 回運転会>

昨夜つーか、今朝

せっかくだから controller を持っていこうかと思い、調整。ついでに、室内灯用にと、定電圧出力を追加してみる。

‥‥当たり前と言えば当たり前なんだが、室内灯がつく前に動き出してしまう。

こうなったら、というわけで、N-1000-CL の波形を有負荷状態で見てみる。‥‥電流出力式の PWM か‥‥。しかも、0V から 13V(!)までビッタシ振れている。自分で作った controller を試したとき、pulse が出た瞬間に室内灯が明るくついていたのだが、それが正解だったわけ。

TOMIX 純正の電源が 12V 以上の pulse をかけているなら、自作の controller が 12V の pulse をかけていけない理由はない。というわけで、その方向で調整を進める。

定数を追い込み直す。TOMIX の controller で低速がぎこちないのは、発振周波数が高いから。こちらは滑らかな発車と停車に重点を置いているので、最終的に 200Hz に設定。pulse 幅はマスコン 1 notch 時に 1ms になるよう設定。pulse 幅の上限も 1ms に合わせ込む。

‥‥動きはまずまずなんだが、室内灯がどうも暗い。実車の照明の明るさと較べるとちょうどいいくらいなんだが、明るいところで走らせていると室内灯が入っているのが分からない、というのはちょっと悲しい。Light も暗いし‥‥。

暗いのはおそらく周波数が低いせい。が、走りを考えると周波数は高くできない。対処方法はあるが、今すぐはできないので、とりあえずそれは断念。今回は定数の追い込みで走りを安定させた。

‥‥と、ここまでやったところで、34 時。

運転会。

‥‥寝坊した (__;

30 分の寝坊だったが、タムタムに寄るのを断念してポポンデッタへ直行。

‥‥なんでこんなに道が混んでますか‥‥。這々の態でアキバに着くと、今度は予想通り裏の路地はグチャ混み。

何とか 20 分延で到着。早速車輛やら controller やらを取り出してハァハァする。今回はなんと 3 カメ構成です! なぜ? (^^;

今回走らせた車輛たち:

持っていったけど登場できなかったモノたち:

満喫した!

終了後、きちょーんの強い希望で、C なダメな店へ。‥‥のーこめんと。

その後タムタムへ。165 系(湘南色)の増結 set を増備。これでシールドビームの車体が必要数揃った。本格的に K-3 + K2-1 編成として整備するかな。

割とみんな疲れていたので、これで解散。私も 2 時間しか寝てなくて眠かったしなー。

はるばると清洲橋通りまで車を取りに行くやあ3と共にぽてぽて歩く。任天堂ビルの前で別れて、自転車で帰宅。

よる

‥‥腹減ったな。気分的にはもうすっかり深夜なんだけど、実はその時点でまだ 22 時にもなっていないという罠が。


2004/02/02 (月) 雨のち曇 <謎>

うーむ

某所が大騒然。また分派か? それとも組み込み用途か? と思いきや、こんなものが‥‥。

某 C なダメな店の上らしいですが。つーか、だれだよ、発案者‥‥ (-.-;

とりあえず、web server は Linux らしい‥‥。

そんなわけで

昼から客先行って、会議。

そのあと、作業。

2116 発の青砥行き快特で離脱し、浅草橋へ直行。鍼を打ってもらう。

じてんさで帰宅。途中で両国の松屋によって、牛めし+ salad +生卵。

暖かいので、調子に乗って作業を続けていたら‥‥気付くと 34 時 (__;


2004/02/03 (火) 曇一時雨 <もぞもぞ>

ひる

なぜか 16 時には目が覚める。正味 4 時間位しか寝てません‥‥。

そして、作業の続き。

よる

「火曜までに来い」と言われていたのを思い出し、ぎりぎりで医者に駆け込む。

腰の状態は相変わらず良くない。「明日か明後日、また来るように」と言い渡される。うぐぅ‥‥。

帰る途中に千歳の加真呂で肉。‥‥なんか、今月になってから値段が上がったらしい。たいしてうまい肉でもないし、しばらく運用離脱かな。

帰ってからまた仕事。とりあえず、ここまでで一旦持っていって build してみるかなぁ。手元に build できる環境があれば、効率はかなり違うんだが‥‥。

ポポンデッタの rental layout

先日の運転会に関連して、ぽぽたんでたー ポポンデッタの感想を書くのを忘れてた。

高架線路の奥(ヤードへの引き込み線の上部)の部分に不正勾配がある*1ので、軸重が軽すぎる動力車*2や KATO カプラー装着車*3を運転する際は要注意。

8 番線にはヤードが付属しているが、駅構内の側線から引き込み線へ分岐するポイントで不転換が発生*4しているため、現在手動切り替え対応*5での運転となっております。お客様への案内には十分ご注意下さい。以上、駅側線、ポイント不転換発生についての情報でした。ぎゅるぎゅるぎゅる

ところで、その 8 番線。幸い不転換が発生している分岐器は運転席の真ん前にあるので、「今どっちに切り替わっているのか」が判りにくいことを除けば、実はあまり大きな問題にはならない*6。一方、ホームや側線の有効長は高架線に較べるとやや短いが、11 輛編成くらいなら軽く入ってしまう*7。しかも、ヤードへの分岐が側線側にあり、またヤード(引き込み線を含む)には独立した controller があるので、本線の運転とは無関係に入出庫が可能。これがなかなか使いやすい。特に、長編成を組成する場合、本線で他の編成を運転中にヤード上で rail に載せ、本線とは無関係に側線に引き込み、その後 timing を見計らって側線への分岐を反位に切り替えると、何食わぬ顔をして運転する編成を入れ替えることができたりする*8。複数の長編成を運転しようとするとどうしても組成に時間がかかってしまうが、この便利な配線のおかげで、dead time が限りなく 0 だった。素晴らしすぎる。故障している分岐器の rail がはんだ付けで繋がれているため側線の出入り速度には注意が必要だが、元々側線に高速で出入りするものではないので、そういうものだと割りきれば大した問題ではない。それより、この構成は参考になります!*9 一度お試しを。

*1: 内回り方向で見ていくと、ヤードへの引き込み線を跨ぐための登り勾配で柱の取り付け順序を間違えたらしく、一旦急に登った直後に急な下りになり、その直後にまた急な登りがある。ちなみに、ヤードへの引き込み線の脇にある擁壁に「脱線個所 注意」と貼り紙があります。

*2: 登れなったり、運転速度が高すぎるときは車輛が跳ねたりする。

*3: 構造上、連結部を上下にこじられると解放しやすい。

*4: 内部の machine は動いているのだが、machine から nose rail への link が壊れてしまっているらしい。

*5: Switch で machine を動かす(これをやらないと給電回路が切り替わらない)と共に、nose rail そのものを指で動かす。

*6: 店の方には伝えてあるので、そのうち修理されるだろう。

*7: 「さよならはくつる」を full 編成で入れたら、2 輛分ほど有効長が足りなかった。

*8: ただし、8 番線の標準 controller は N-1000-CL なので、このような使い方ができるとは限らない。私は持ち込んだ自作の controller が 3A の容量を持っていたので、〔さよなら白鳥]や〔きたぐに〕など M 車が 2 輛入っている編成を 2 本同時に動かしても余裕だったが。

*9: 側線やヤードへの出入り部分には UNITRACK の分岐器が使われているのだが、この分岐器はやや特殊な回路切り替え機能を持っているので、それがうまく生かされているのだろう。


2004/02/04 (水) 晴 <買い出し>

ひる

仕事。もぞもぞ。

ゆうがた

先日、廊下の電球が切れた。しかも、3 灯中 2 灯が同時に*1。まるで計ったかのよう。予備を買ってあったので交換するが、予備は 1 個しかない。この際なので、3 灯の内、なくても大勢に影響のない真ん中の 1 灯を省略する。

ところでこの電球、普通の白熱灯ではなく、いわゆる「レフランプ」と言われるもの。普通の電球で代用すると器具が加熱して危険。一方、あまり一般化していないので、近くの店では売っていない。コンビニにももちろんない。うちでは便所や脱衣所にもこれが使われているので、予備がないと甚だ不安。

というわけで、いろいろ買い出しに出かける。じてんさに乗って、一路アキバへ。

*1: 残りの 1 灯は、以前一足先に切れて、交換済。

例の店

せっかく間に合う時間に来たので、例の「いろいろダメな店」で lunch。Lunch は日替わりで 2 択なのだが、今日は「オムレツのせミートソーススパ」を。それにしても、いつものことながら、空いてるなー (^^;

注文して、お冷やを飲みつつ本を読みながらしばし待つ。やがて注文の品が運んできた女の子は、コップが空なのを見て、「今、お冷やお持ちしますー」と取りに戻っていった。

使い捨ておしぼりで手を拭いていると、お冷やを注ぎに来てくれた。‥‥のはいいのだが、コップをとって注いだあと、コップを持った手がそろ〜りと延びてきた。手を拭いているだけだし、遠慮されるようなことはしてないんだけど‥‥と思いつつふと見ると、table に置かれようとしているコップにはなみなみと水が。何かに気を取られていたのか、つい入れすぎてしまったらしい。コップを持った手が がくがく プルプル震えてます! 女の子は恥ずかしそうに「ごめんなさい、ちょっと‥‥(テレテレ)」と言い残し、逃げていきました (^^;;。思わず和んでしまった(爆)

と、小ネタが炸裂していたりもしたが、出てきた料理は、なかなか。オムレツは表面しっとり、中がトロトロで、結構絶妙。スパの茹で具合いもいい。いや、普通の喫茶店で出しても十分通用すると思いますよ?

食後の coffee を飲みつつ、しばしまったり。毎度ながら、これで 580 円とはお値打ち過ぎます。これからも利用するよ!

ていうか、いっそのこと普通の喫茶店風味にしてもいいと思うけどなぁ。びみょーなところではあるが。

買い出し

まったりしたあとで、いよいよ買い出し。

秋月電子通商千石電商と廻って、石を買ったり抵抗買ったり。そのあと西川電子部品で工具を買って、ついでに石丸本店とGMストアー秋葉原へ寄る。GMストアー秋葉原では TOMIX の車両用空き case を。

最後に駅前のミツワデンキでレフランプを 2 個購入。これで当面安心だ。

緑一丁目に戻り、船橋屋で小物やら中物やらを買い込む。

よる

しばらく仕事。

もえー(しんや〜あさ)

気分転換に回路いぢり。

手書きで回路図書いてから、Tgif を CAD がわりに使って部品や配線の配置を決める。

んで、配線開始。‥‥しばしの後、終了。

通電試験。‥‥久しぶりにやっちまいました。電源を入れた直後、きな臭いカホリと共に@c ぱちぱちぱち‥‥ ぱん!

‥‥うっわー、電源 IC 燃やしちったよ。もえー

原因は、pin 番号を間違えたというわかりやすいもの。Transistor ばっかりいじっていて久々に 3 端子 regulator 触ると、こー成増。っつーか、なんで pin 番号が「右→左→中」の順やねん‥‥。しかも 79 series はまた違うしな。

ついでに、信号繋ぎ間違えて C-MOS IC も 1 個死なせました。まあ何より、眠い目擦りながらやってたとゆーのが敗因?

そんなこんなで、気付いたら 33 時を廻ってた。そりゃ眠くもなるわけだ。腹もぐーぐー鳴ってるし。まだ完全に動いてはいないが、ここいらで切り上げることにする。

結露対策大作戦

天気予報によると、今日の日中まではそこそこ暖かいが、夜からぐっと冷え込むらしい。結露大発生のぴんち。

というわけで、今のうちに結露対策をしておくことにする。っていうか、実際既にすごいことになってるし。

まずは窓の結露を除去。雑巾はサッシなどを拭くための予備にしか使わず、窓そのものは先日島忠で買ってきた「水滴トール」*2で拭く。これがひみつへいき・その 1。400 円もしない製品なのだが、結露の水滴を非常に効率的に除去することができる。雑巾を使うと窓を 1 枚拭けばぐっしょり濡れてしまい、そのうえ窓にはどうしても水滴が残ってしまうが、これで拭き取ると blade のゴムがなかなか良質なためわずかな水滴も残さない。気温差が大きいときには、拭いた直後に窓が曇っていくのがわかるほど*3。Tank に溜まった水は簡単に捨てられる。Naming はちょっとアレだが、大変いい商品。窓の結露に悩んでいる人には強くお奨め。

ついで、再度結露がひどくならないうちに、窓に「水だれ防止スプレー」を吹いて延ばす。これは窓にシリコン樹脂の被膜を作って水滴の付着を抑えるもの。もちろん全くつかないということはないのでガラスの曇り防止に使うことはできないのだが、水滴が窓に付着しにくくなることで水滴が大きくならない(ある程度大きくなると流れていってしまう)。水滴が窓に付いたままだと室内の湿気を呼ぶ原因になるが、流れ落ちてくれればサッシの rail につけられている隙間から屋外に排出される。ただ、このスプレーは、乾いたガラス面に吹き、延ばしたあとも一旦乾燥させなければ、十分な被膜を形成することができない*4ので、注意。

ガラスへの対策はとりあえずこれで終わり。だが、問題がもう一つ。サッシに発生する結露だ。金属サッシは熱を伝えやすいので、外気の冷たさが伝わって、上下の rail 付近に猛烈な結露が発生する。この面は水平なので、どこかに流れていくこともない。そこで今回、船橋屋で買ってきた「水取りテープ」*5を貼ってみる。本来は結露が発生する垂直面の下部に貼り付け、滴ってきた水滴を tape の側面から吸収し、表面から再蒸発させようというものだが、今回は断熱性を期待して使用。もし結露が発生してしまっても、再蒸発しやすくなることも併せて期待している。

*2: 「水滴トール」: アズマ工業(浜松市: (053)463-3300)製。ちり取りと電気掃除の head の合の子のような形をしていて、先端についたゴミ製のへらで掬い取った水滴が tank になっている取手部に溜まるようになっている。ゴムの blade が良質。

*3: 雑巾で拭くと、窓に水気が残っているので、結露が進んでいくのがよくわからない。

*4: 結露の水滴を雑巾で拭いただけではガラス面が湿っているのでうまくいかない。そのあと通風を良くしてガラスを乾燥させるか、「水滴トール」やガラス掃除用の blade などで完全に拭い取ってしまう必要がある。

*5: 使用したのは、三菱レイヨン製の素材を使用したもの。何社かから発売されている模様。

えさ

風呂を沸かして入り、その後えさを買いに出る。せっかく 35 時過ぎに出るので、緑一丁目交差点近くのとんかつ屋「とん喜」でロース(カツ)弁当を買って帰る。500 円と安いのに、うまいんだよなー。

ついでに近くの弁当屋で、「ナポリタン」と「ソース焼きそば」を 1 pack ずつ買う。150 円/pack。安い。安すぎる。十万石まんじゅう

弁当を喰い、「お昼の NHK ニュース」が終わったところで寝る。


2004/02/05 (木) 晴 <もぞもぞ>

ゆうがた

17 時頃起きてみる。

結露の発生状況を確認。窓の水滴については以前に効果を確認済なのだが、問題は tape の効果。

一通り見て廻った結果、まずまず。場所によってはうっすら湿っているものの、全般的にはうまく結露を防止できている模様。一方、tape が足りなくて貼れなかったサッシには、びっしりと結露が発生している。折を見て追加工事を行なうことに決定。

よる

「木曜までに来い」ということだったので、医者へ出かける。‥‥土曜にまた来いと言われる。

ままやで飯喰って帰宅。


2004/02/06 (金) 晴 <出かけ>

ひる〜よる

客先へ行きがてら、川崎のハンズで結露対策用品などを買い込み。

そのあと、客先で作業。

持ち帰っての作業があまりに非効率なので、先方の環境が FreeBSD 上で動くようにしてみた。基本的に RedHat Linux 7 の binary なので、予想通りあっさり動く。が、Makefile が GNU make に依存しまくってる上に子 make の呼び出しが $(MAKE) macro を使わず make と決め打ちなので、とりあえず最小限の修正だけしてごまかす。

大戸屋で晩飯を喰おうと行ってみたが、あまりに混んでいたので断念。結局、いつもの中華屋で定食を喰う。2308 発の泉岳寺行特急で離脱。

しんや

帰宅後、持ち帰った環境を作業用 machine に構築。すんなり動作。


2004/02/07 (土) 晴 <久々のわかき>

ひる

肉部方面で久々にわかきへ。

あかりちゃんからは「打ち合わせが延びたので、いかれませ〜ん ;_;」と入電。いいひとでしたぁっ!

それはいいとして、‥‥言い出しっぺの nork さんが来ません‥‥。五十嵐さんと 2 人でしばしぼーっと待つ。

結局、だいぶん経ってから nork さん現る。実は、十分間に合った風味ですよ‥‥? >あかりちゃん

とにかくたんのー。うまー。

アキバに向かう 2 人と別れて帰宅。マンションの理事会があったはずなんだが、理事長に連絡が取れない。どうにも体調が悪いので、夕方までねこみみ。

よる

医者へ。良くない。火曜までにまた来いと言われた。

ままやで飯喰って帰宅。

しんや

作業。その合間に、N gauge 関係の雑誌やら calalog やらを発掘してみたり。無事に静シス K 編成関連の資料を掘り出す。

気付いたらもう 34 時ですが。


2004/02/08 (日) 晴 <かいもの>

ゆうがた〜よる

16 時頃には起きようかと思っていたのだが、敢えなく惨敗。

1730 付近にようやく起きる。風呂に入って、アキバへ。

まずは千石電商へ行って switch と HC163 を買う。

その足で石丸 Soft One 経由でマルツ電波へ行き、セラコンを少々。

ついでにASOBITCITY。鉄道 corner では見事に小物が枯渇しつつある。売れているのではなく、仕入れを抑えているんだろう。

結局はタムタムへ行って小物を買い込む。分売 parts や補修部品の品揃えがいいやね。TOMIX の室内灯 LC(6 本入り)が復活していた。

さらに上野のヨドバシへ。DVD を買う。

路地裏にはなまるが発生していたのを見つけたので、朝御飯にかけ(小)となす天、はな豚。

春日通り経由で帰宅。

一方そのころ

花輪線で 鉄分 絶賛 補給中 の人がいます! 何気なくレアな復活国鉄色のキハ 58 を捕まえてるし。

んで、ふと思った。非電化区間にも続々と安物のキハ 110 系列を投入している東日本管内でも、自然環境が厳しい線区って、軒並国鉄型が君臨し続けてるな。花輪線しかり、只見線しかり、五能線しかり、八戸線しかり。幹線でも、羽越線がやはりそう。大湊線の local や津軽北線にも残ってたような気がする。飯山線も奥羽線で発生した余剰車で置き換えるまではキハ 52 の天下だったし。

単に「不採算路線にくれてやる新車などない!」ということなのかもしれないし、「国鉄型は早く使い潰してしまえ」ということなのかもしれないが、北海道では JR 化後の安物が早々に使い物にならなくなってしまって他の線区から国鉄型を持ってきて置き換えたということもあったし、やっぱり国鉄型は過酷な環境にも十分耐えるほど頑丈なんだろうな。

さよなら、クロ

といっても、別のどこかの制御グリーン客車が引退したという話ではなくて。

ずっと前に原作の「職員会議に出たクロ」を大塚のあおい書店で買って読んでいた。映画化されるということだったので、矢も楯もたまらず、でも劇場には行かず (__;、DVD が出るのを心待にしていた。

で、先週の木曜に発売になったのを今日買ってきて観たのだが‥‥

‥‥何を描きたいんだかさっぱりわかりませんな、この映画。とりあえず、主役はクロではないんだ、ということは良く解った。ふうん、つまり妻夫木ですか*1

「〜世界一幸せな犬の物語〜」という副題が付いているにも関わらず、「十何年も学校に棲みついていた」ということが一言語られるだけで、学校関係者全員に可愛がられ、職員名簿にまで載るに至った、日常の episode がほとんど描かれていない。

Main heroin(がなぜか存在するのだ)役の伊藤 歩さんが映像特典の interview でいみじくも語っている。「台本を読んだだけでは、reality が感じられなかった。Staff の中に(クロが実際にいた)松本深志高校出身の方が何人かいて、その方々からお話を聴いてようやく、クロがどういう犬だったか、なぜそんなに可愛がられていたのかが解った」。はっきり言って、「クロ」の物語を観たかったら、この映画は奨められない。原作(というか、episode や思い出を書き綴った本)を読みましょう。原作は非常に生き生きと書かれているので、敢えて顔見せ映画*2を観る必要はない。

見終わってからちょっとググってみたら、こんな評があった。うう。買う前にこれを読んでいれば、少なくともわざわざ「メモリアルボックス」を買うことはなかっただろうに‥‥。この評では登場人物たちの青春 story をもっと期待しているようだが、ともあれこの映画がちっともまとまっていないという点では全く同感だ。

唯一の救いは、初回限定の「特典 disc」が充実している*3こと。当時の在校生の方への interview や、当時の写真や映像(!)まで収録されている。しかし、この特典 disc でまで「映画ではクロが登場してすぐに話が十年後へ飛んでしまうのですが‥‥」と言っているというのは、どうしたことか。やはり、あくまで「クロ」を主役としてみた場合、客観的に見ても「語られていないことが多すぎる」ということなのかね。

もしどうしてもこの DVD を買うなら、是非「メモリアル BOX」を入手して、特典 disc を見てください。本編はかなりどうでもいい。もし原作も読んでみようと思うのなら、映画を見た後で読むことを勧める。もしくは映画を見る必要はない。間違って原作を先に読んだあとで映画を見てしまうと、思わず disc を割りたくなるかも。

*1: 映像特典に収録されている試写会挨拶や舞台挨拶をみれば、まあどういう意図で作られたものかは以下略。

*2: 多分、この映画そのものの出来は、「ひめゆりの塔」(第 3 作)並の駄作だろう。

*3: ただし、packege に「『クロの会』会報」が静止画で収録されていると書かれているが、単に「こんなのが出てました」という程度のもので、内容までは(小さすぎて)読めないので、注意。


2004/02/09 (月) 晴 <仕事の日>

ごご〜よる

客先で会議。

その後引き続き作業。

2116 発の青砥行快特で離脱。

浅草橋で鍼を打ってもらう。相変わらず良くない。

両国の松屋で唐あげ飯喰って帰宅。


2004/02/10 (火) 晴 <アキバ大騒ぎ>

ひる

銀行巡り。

ひるさがり

買い出しその他のためアキバへ向かう。

蔵前橋通り(西行き)は蔵前橋東詰から大渋滞。情報は入っていたのだが、これはもしや、中央通り封鎖か‥‥?

着いてみると、案の定末広町交差点以南の中央通りが完全封鎖されている。やや北寄りの風が吹いているにも関わらず、末広町交差点付近まできな臭さが漂っている。そして、現場のヤマギワソフトは‥‥うわー、これは酷い‥‥。

火災は既に鎮圧されていたが、2 階と 3 階の店内は全焼の模様。当初「ミスドが燃えている」との情報もあったが、明らかにヤマギワ側が燃えていた様子。中央通りに面した窓ガラスは、2 階の南半分(ヤマギワ部分)と、3 階の内その直上部分が、完全に焼け落ちている。4 階や 5 階も一部の窓が割れている。

歩道も西側は消火活動のため近隣を封鎖。東側だけが通行可能だが、そこにも野次馬の山が。つーか、ケータイで写真を撮っている連中が山ほど。

その一方、私は例の店で lunch を喰い、その後作業しつつまったり。

17 時頃店を出る。1703 時、現場検証に備えてか、上野方面から照明車到着。その後まもなく中央通りの封鎖も解除。ただ、現場検証やガラス飛散による危険のため、北行きは車線規制が続き、大渋滞。

ぽち→GMストアー秋葉原と廻って、最後に guard 下で DV tape を買う。中央通りの封鎖解除後も日通ビル北側の路地は継続して封鎖されていた。DOS パラ付近は依然としてきな臭さが強く、ニッピン付近は薄く煙っていた。

関連 link。アキバ早ミミ情報(価格コム)/119 NOW 災害レポート(レスキューナウ・ドット・ネット)

ゆうがた〜よる

一旦帰宅。各社が早速夕方の news で火災の件を取り上げている。

そして、news を見て明日が休日であることに気付く(爆)。道理で銀行が混んでいたはずだ‥‥。

支度をして、また出発。

東京駅の東海ツアーズに周遊きっぷの件を持ち込む。‥‥たまたま担当になったのが、新人なのか、単に本人の資質なのか、非常に横柄でかつ話が通じない。取り巻きの男連中と客を同じに扱うな、と言いたくなるのを懸命に堪えつつ、きっぷを依頼。

‥‥しばらく(= 約 30 分)待たされた後、「かえり券の経路が多すぎるので端末で出せず、手書きになるんですが」。そうだろうとは思っていたんだが、なかなか戻ってこないからその場で出てくるのかと思ったよ。まあ、申込書の「東海道新幹線の利用の有無」欄で「無」に丸をつけてあるのに「新幹線は使うんですか? すこしも?」と訊きに来るくらいだからな。

とにかく、できあがったら連絡をくれ、ということにして離脱。

日本橋から地下鉄に乗り、客先へ。

Booth の 設営 引っ越し作業。その後作業の続きを。

明日が休みなせいか、皆帰りが早く、floor はまったりむーど。「Y/Cb/Cr と Y/Pb/Pr とはどう違うか」とか、「さらに YUV と YIQ との違いは」とか「plasma TV と液晶 projector はどちらが買いか」とか「100 畳間で 6 インチですよ!」「せまー (-.-;」とか「大画面でやるのは格ゲーか鉄道 simulator か」とか「向谷は日本で最も有名な鉄である」とか「桜木町廃止には行ったんですか」とか「最終日の〔あさま〕は沿線の撮り鉄が凄かった」とか「葬式鉄うぜー」とか (^^;

いつもなら終車としては使えない 2348 発の泉岳寺終で離脱。日本橋からじてんさ。

さよなら吉野家(の牛丼)

ついでなので小伝馬町の吉野家にでも‥‥と思っていたら、いつのまにか店がなくなっていたり @_@;湘南色のカレー屋は「カレーうどん」の店になってます‥‥。

なんとなく悔しいので、そのまま緑一丁目交差点角の吉野家へ。‥‥いつもならろくに客がいないはずの時間帯なのだが、席が半分ほど埋まっている。そして、店員は(この時間としては過剰とも思える)3 人乗務であるにも関わらず、まるで昼時であるかのような目まぐるしさ。

多忙の原因は、引っ切り無しにやってくる弁当のお客さんと、constant に入れ替わる店内の客。つーか、弁当待ちの行列ができてます! もう 25 時近いのに、6 人連れとかの団体さんが来ます!

いよいよ明日にも牛丼が品切れ、と報道されたのが原因だろうか。みんな必死だな、とか思いつつ、しっかり大盛喰ってる俺 (^^;

そういや、普段なら閑散としてる京急川崎ヨドバシ前の吉野家も、今日は店内に空席待ちの行列が発生してたしなー (^^;;

がーん

うぅ。火災に気を取られていたせいか、スカート買ってくるの忘れた‥‥。灰色のが欲しかったのに。なんか落ち着かないが、止むをえん。しくしくしく。黒はいやぁー

でも、家の中を探せば、買わなくてもあるはずなんだよな。前に 169 から外したやつ、どこやったんだろ。さすがに小さいからすぐには見つからん‥‥。


[後日へ続く]

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この日記は、GNSを使用して作成されています。作製者の GORRY さんに感謝 m(__)m