「書きかけの歳時記」
2002/11版 その2

(since '05.04.25)

この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。

取扱上の注意

[前日へ続く]

2002/11/11 (月) 晴 <わりと安静>

だいぶんましになってきた。ようやく「普通の腰痛」くらいまで復旧。

買い物

夜、アキバへ。

秋月が休みなのは把握していたのだが‥‥ぐはぁ、千石も休みか‥‥。

計測器ランド萬世模型も休みですよ‥‥。← 取り合わせに関連はありません。

マルツ電波はやっていた :-D。しかも、20 時を過ぎても開いてます! T_T/

結構いろいろ置いてあります。コンビニ的に使えそう。すばらしい。山水のトランスに萌え。抵抗やらコンデンサやら parts case やら買って、撤収。

ばんめし

その足で、久々に太昌園別館。

約 2 ヶ月半ぶりに行ったのだが、しっかり顔と名前を覚えられていて、「もしよろしければ、今年も忘年会、よろしくお願いします :-)」といわれてみたり。去年手配をしたのは、龍池さんだったのだが‥‥ (^^;


2002/11/12 (火) 曇のち晴 <買い出し>

相変わらず。

買い物

夕方、アキバへ。

今日こそは、と計測器ランドへ。なんとか目的は達成したが‥‥営業時間は 1830 時までらしいのでちうい。どこかに書いておいてくれ*1‥‥。

さらに秋月千石マルツ電波で買い物。

*1: 見た限りでは、web にも店頭にも書いていない。

ばんめし

買い物の途中、キッチンジローで「ハヤシととんかつ」に「本日のスープ」。すげー久しぶり。


2002/11/13 (水) 晴 <かの有名な‥‥>

相変わらず。

買い物

夕方、ちょっと早めにアキバへ。

ネタ用に LDAP 関連の書籍を探しに、書泉ブックタワーへ。‥‥全然ありません‥‥。オライリーのを買おうと思ってたんだが‥‥。

秋月千石で買い物。

ASOBITCITYでまた異様に時間がかかってしまって、げんなり。30 分も余裕時間があったはずなのに‥‥ (-.-;。1F と 5F で待たされることがほぼなくなったのですっかり安心していたのだが、7F がー。

ばんめし

塩兄ちゃんに物品を渡しがてら、晩飯。当初予定の「ねぎし」が満員だったということで、かの有名な「竹弥」へ‥‥。

床がぬるぬるです。まあ、つまり、そういう感じ。

秘密計画

第 1 段階は完了。まあまあかな。Bread board 上で組んだ analog 回路なので、調整時に微妙に安定性に欠けるが、それでも十分安定して動いている。基板をおこせばもう少し安定するだろう。


2002/11/14 (木) 晴 <今日も買い物>

あさ

萌えない 燃えないゴミを出すの、忘れてた‥‥ T_T

相変わらず。むしろ、肩が痛い。原稿がなかなか書けません‥‥。

買い物

夕方、またもアキバへ。

書泉ブックタワーで秘密計画用に analog 関連の書籍を買い込む。まあ、一応。

念のために LDAP 関連も check するが、空振り。

一旦蔵前の医者に行ったあと、再びアキバへ。微妙に秋月千石には間に合わなかったので、マルツ電波で力強く買い物。

ASOBITCITYで「THE 京浜急行」専用 controller が再入荷しているのを発見! 力強く買う。‥‥腰が痛いし、いろいろやることもあるので、当分おあずけ。

ばんめし

買い物中にアキバのどんどんで親子丼。

秘密計画

一旦全体を brush up して、さらに定数の追い込み。‥‥こんなもんでしょう。


2002/11/15 (金) 晴 <今日も買い物>

あさ

萌える 燃えるゴミを出しまくり。70 litter 袋 3 つ分。

体調

腰が相変わらず痛い。それより、昨日から目眩が酷い。座っていても横になっていてもクラクラ。座ったまま、俯いた姿勢から上体を起こしただけでも、立ち眩み全開。

手配

明日・明後日の乗車券を手配してなかったことに気付いたので (-.-;、JTB 浅草橋で乗車券と、明日の行きの特急券*1を購入。

よくよく計算してみると、「南房総フリー」+「木更津 → 両国」+「両国 → 茂原」と買ったほうが安かった*2んだが、後の祭。

*1: 結局、下り〔内房〕だけ指定が取れなかったので、特急で後追いすることにした。

*2: 「南房総フリー」が 7,500 円、「木更津 → 両国」と「両国 → 茂原」の乗車券がそれぞれ 1,280 円。一方、「両国 ←→ 館山」と「両国 ←→ 安房鴨川」はそれぞれ 4,420 円(往復)。これだけならバラで買ったほうが安いのだが、往路に特急(指定席)に乗ることを考えると、「東京 → 君津」の B 特急券が 1,460 円なのに対し、「南房総フリー」では木更津まで特急の普通車指定席に乗れる(フリー区間内で乗れるのは自由席のみだが、〔さざなみ 7〕号は木更津の隣り駅の君津から普通列車になる)ので、総額ではフリーきっぷを使った方が 240 円だけ安くなる。

晩飯

今日は猿丸さんの発起により、品川燔楽の日。いつもの医者に行ったあと、御徒町駅前の駐輪場*3に自転車を停めて、ケホで品川へ。

実に久しぶりだったので、店長さんと挨拶を交してみたり。その際、上野燔楽が廃止になった件で謝られてしまった。いや、そんな (^^;

店長さん情報で、上野にいた「おかみさん」が無事「玄そば 玄々」に転配されたことを確認。行かねばー :-D

会計時、猿丸さんが店長さんに名前を覚えられているのを目撃*4してしまったり (^^;

ちょっと早めに撤収し、改札を入ったところで解散。腰が痛いので東海道線で帰ろうと一旦ホームへ降りたのだが、ふと思い直してサンディーヌエクスプレスで時間調整後、2231 発の 366M*5 で東京へ。ただでかつ短時間なら乗ってやってもいいな > 373 系

ケホに乗りついで、御徒町から自転車で帰宅。

*3: 高架脇の道路に面しているのだが、一日利用が 100 円と手頃な上、改札にかなり近い(歩いて 30 秒くらい)ので、極めて便利。こういう施設はどんどん増やして欲しい。

*4: 本人は気付いていなかったらしい‥‥。

*5: ちなみに、川崎発は 2222 時と、実にわかりやすい (^^;

秘密計画

うおお! Nch FET の gate から source と drain に電流がっ!

‥‥と慌てていたら、使っていた FET が接合型だったことを思い出した。すまん、俺が悪かった。

うーん、小信号用 MOS FET の手持ちがない‥‥。今日はここまで。明日は早いし。


2002/11/16 (土) 曇のち一時晴 <〔内房〕>

あさ

結局眠れないまま、出発時刻。

下り〔内房〕

入線時刻ギリギリに両国駅へ。うわー、それとなくすごい人出だよ‥‥。

165 を間近で見る機会ももうそんなにないので、ここぞとばかりに資料写真を撮りまくる。をー、AU13 の「きせ」が 3 種類とも揃い踏みだ‥‥。

出発セレモニーを見学。セレモニーが始まった直後に緩行下り線を「なのはな」が通過していったり。ひとの後ろでぐちゃぐちゃくっちゃべっている鉄がうるせー。ろくに聞きもしないでくだらねえこと喋ってるんなら、わざわざ会場に来なければいいのに。さらに、隣にはセレモニーの説明内容にわざとらしく追従を打つ痛い鉄が来て、ぐんにょり。

〔さざなみ 7〕

結局下り〔内房〕は指定が取れなかったので、そのあとの特急で追い掛ける。〔内房〕の発車を見送って、一旦荷物を取りに家に帰り、すぐにとって返して東京駅へ。

車販で弁当が買えない可能性を考慮して南通路で弁当を調達したあと、京葉 1 番へ。〔さざなみ 7〕号に乗り込み、ろくに足下を見ないで通路から座席に入ろうとしたら、段差に蹴躓いた。もしや!と思って車番を見ると‥‥をを!松本から転属してきた 189*1 だよ! 激しく萌え。

走りも何となく懐かしい。弁当を食い終わったあと、車販から coffee を買って、まったり。TDL の駐車場は今日も車でいっぱいだー。

それにしても、後ろのほうに座っている若い女性の group がやかましい。蘇我からはさらにすぐ後ろに中年女性 2 人組が座ってきたのだが、これがまたベラベラと喋りまくって、うるさい。ちっとは黙るか、遠慮して喋れ。

うるさくて眠れないので、佐貫町停車中に車販から「釜飯弁当」を買って、食う。

*1: 旧〔あさま〕で使用されていた車両の指定席車は、窓の上下寸法が拡大されているほか、座席部分の床が嵩上げされ、眺望が改善されている。通路部分は嵩上げされていないので、通路部分と座席部分とで床に段差がある。

館山

降りてから見てみると、〔さざなみ 7〕号の編成は 189 系と 183 系の混結であった。

館山方先頭車付近で、その編成が東京方に引き上げていくのを見送る。‥‥あっ! 〔内房〕号が 1 番線に据え付けられたままになっていた! しかも、下り方の先頭車の位置 が、3 番線で発車を待っている安房鴨川行の 113 系とほぼ同じ! 特急の編成に気を取られていて、気付かなかった‥‥。Timing 良く撮影できた人は、1 番線の急行色、2 番線の特急色、3 番線のスカ色と、3 種類の国鉄色の並びをものにできただろう*2。くちょ。

さらに 165 系の資料写真を床下を中心に撮り、一旦出場。1 時間ちょっとの 間合いでは、どこかに出かけるわけにも行かない。つまり、暇。

自由通路から東口広場へ階段を降りたところで、「くじら弁当」なるものを売っていたので、買う。鯨肉のしょうが焼きと鯨肉のそぼろ(フレーク)、それと卵のそぼろ。

「起きられたら出没するかも」と言っていたきわもぽ主将に電波を飛ばすが、不発。

*2: 特急編成が停車中は、編成長の関係で、特急の先頭車のみが下り方に大きく突出した状態になっていた。

上り〔内房〕

早めにホームに入り、追加で撮影。Door が開いたので車内に入り、落ち着く。

5 号車 5 番 C 席だったのだが、同じ box の A 席と B 席は乗ってきたが、D 席はだれも乗ってこない。それどころか、隣や前は box ごと空席のまま。館山発車後に車内で乗車証明書が配布され、その際所定の席に着席するよう案内があったので、そのときに車内を見てみると、実に半分以上の席が空席のまま。実際の乗車率は 3 割程度だろうか。あとはほとんど「記念買い」なのだろう。このような事態になるとは思っていたし、下りを両国で見送ったときにも「ずいぶん空いてるな」と思ってはいたのだが、まさかこれほどまでとは‥‥。

それにしても、乗車証明書は凝っている。国鉄時代の地紋*3を使った硬券で、すごく懐かしい。その後車内改札があったのだが‥‥なんと! いつもの stamper ではなくて、エンボスですよ! 懐かしすぎ T_T。素晴らしい‥‥。

A 席の人は早々に浜金谷で降りてしまった。B 席の人は丸ごと空いている隣の box に移動してしまった。そんなわけで、途中からは box を独占。

それにしても、やはり 165 はいい。泣きたくなるほどいい。同じ直角座席でも 113 や 115 とは明らかに乗り心地が違う。同じ DT32 でも、特急型とはやっぱり何かが違う。下手なリクライニングシートよりもしっくりくる座席。走りも極めて安定している。車内もとても静かで、まったりとした雰囲気。しばし列車の揺れに身をまかせ、車窓を眺めたりうとうとしたり。至福の時‥‥。

乗務員による過剰な演出などもなく、淡々と走っていく。まさしく「かつて、当たり前の存在として全国を駆け巡っていた急行列車」の雰囲気で、両国に到着。すばらしかった‥‥。

引き上げまでは結構時間があったので、簡単に撮影したあと、一旦家に三脚をとりに行き、また戻って引き上げを撮影。またあした‥‥。

*3: 正規のきっぷ類ではないので、現行のものを使うわけにはいかない、という理由もあったのだろうが。

よる

わりと時間が早かったので、秋葉へ行って部品を買い、浅草橋まで戻って指圧を受け、今度は錦糸町に行ってヨドバシで camera 用の補助機材を買って、植むらで定食。前回品切れだった「さんまたたき定食」を堪能する。今日気付いたのだが、錦糸町植むらには「stamp card」があるというので、作ってもらう。1,000 円毎に stamp 一つ。10 個集まると、汚職事件が発生するらしい。

徹夜明けでさすがに眠いので、早々に down。


2002/11/17 (日) 曇のち一時晴 <〔外房〕>

あさ

なんだか、6 時頃には目が覚めてしまって、眠れない。いくらなんでもまだ早いんだが‥‥。

いろいろともぞもぞしつつ、装備品を再整理。昨日使わなかった装備はたぶん今日も使わないので、必要と思われるものだけを別の bag に詰め替える。

昨日とほぼ同じ時刻に出発。

下り〔外房〕

両国駅に着いたものの、今日は入線時刻が昨日よりも遅く、30 分も余裕がある。F マートで買い物ついでに現金を補充。

緩行ホームで入線を待機。現場整理の方に訊くと、出発セレモニーは昨日だけだったらしい。昨日地上から発車を見送ったのは、もしかして正解だった? (実際のところは、単に指定が取れなかっただけなんだが‥‥)

写真は昨日あらかた撮ってしまっているので、今日は龍池さんから借りた FinePix S602 を使ってみる。‥‥CCD の感度が向上しているのか、結構明るく撮れているようだ。ピン調も、ワイコン装備時ですら大抵は 6900Z より速い。なかなかいいなぁ。これでもうちょっとしっかり grip できて、zoom button が左側面にもあれば、完璧かも。

ホームの現場整理の方達が、地上ホームの方を見て、「あの車、いいなあ。う ちのもあんな風に塗ればいいのに‥‥」と話しているのを聞いて、ふと見ると、 地上ホームに千葉駅の駅弁屋*1が車を横付けにして荷物を降ろしていた。

地上ホームの解放に合わせて移動。‥‥したのだが、ホームへの shutter 前はえらい人で、入場待ちの長蛇の列が発生している。慌てて上がっても仕方がないので、通路の一段高いところから入場の行列を撮影しつつ待ち、列が完全になくなってからホームへ上がる。

適当に撮影し、弁当も無事確保*2。弁当は 2 種類あるのだが、昨日は帰りの〔外房〕で安いほう(780 円)を購入したので、今日は高いほう(1,200 円)を購入。

早めに席に着き、発車を待つ。今日の席は昨日と同じ 5 号車の、車端(12 番)の box。進行方向に背を向けた通路側(C 席)だ。程なく B と A の人が乗ってきたが、隣の D の人が来ない。

やや遅れて発車。錦糸町発車場面で約 1 分の遅延。隣はまだ来ない。今のうちに‥‥と、弁当を喰うことにする。千葉駅の駅弁は昔から良心的な価格設定と volume 感で定評があり、昨日の弁当もなかなか良かったのだが、今日のはさらに豪勢だ。おまけもいろいろついており、165 系の生写真(今回の列車のものではない)や、国鉄時代の「新幹線型鉛筆」(尻のところに 0 系前頭部の形をした plastic 製の飾りが付いている)など、まにあ心をもくすぐる。

船橋を発車。やがて検札の際、A 席の人がやってきた。どうやら知人と一緒に別の車輛に乗っているらしい。検札を待っているとき、A 席の人に券を覗き込まれ、発行日が 7 日になっているのを見て「キャンセル待ちですか? JTB 浅草橋、優秀ですねぇー」と感心されてみたり。

まったりとしつつ、列車は軽快に走っていく。検札の際に車内を見回してみると、だいたい半分程度は席が埋まっている。

車内は、それでも結構静か。皆、雰囲気を味わいながら乗っている。すぐ後ろの席からは会話が聞こえてくるが、周囲の迷惑にならないよう声を抑えて喋っているので、全く気にならない。素晴らしい。唯一の例外は、車輛中央部の親子連れだ。子供が飽きてしまって、騒ぎまくる。ほかが静かな分、子供の声だけが車内に響き渡っているのだが、親は全く気にしていない。こいつらどうにかならんのか。

ずっと曇空だったのだが、勝浦周辺だけはまぶしいほどの晴れ間が。さすがだ‥‥ (^^;

途中駅で交換列車のスカ色 113 系との並びを撮影したりしつつ、安房鴨川に到着。「今日の乗車証明書の配布は到着後にホームで」ということだったので、並んで待つ。‥‥さして広いホームでもないので、列が改札口を塞いでしまっている。昨日の上り〔内房〕のように、車内で配布すれば良かったんじゃないの‥‥?

*1: 〔内房〕〔外房〕ともに車販が乗車しているのだが、千葉駅の駅弁屋である「万葉軒」が担当していた。弁当の包みには来週の〔犬吠〕〔鹿島〕についての記述もあるので、おそらく今回の房総急行リバイバルには全て万葉軒が乗るのだろう。まあ、列車の設定自体が千葉支社なので、何ら不思議はない。

*2: 下り列車については、なぜか両国駅停車中から弁当の販売が始まり、それも当初積載数を売り切ってしまって、途中からは千葉駅での追加積み込み分との引換券の販売になってしまっていた。私が買おうと思ったときは、直前で現品分を売り切ってしまったので、〔内房〕に乗車できない私は、敢なく断念。それでも、まだ引換券が買えそうな分だけましな方で、両国を発車する頃には既に追加分も売り切れてしまっていたそうだ。両国駅での販売はホームではなく車内で行なわれていた*3ため、販売されていたこと自体に気付かなかった人も多いのでは。

*3: 「万葉軒」は千葉駅の構内営業の権利と今回の列車での車内営業の権利を持っているが、もしホームで販売を行なうと両国駅の構内営業権を侵害してしまうため、このような形を取っていたのだろう。良くも悪くも「利権」が表面化した事実ではある。

安房鴨川

ようやく乗車証明書と記念品を受け取り、一旦改札を出る。しかし、もともと折り返し間合いが短い上、発車 30 分前からやはりホームで上り列車分の乗車証明書が配布されるので、正味 20 分程度しかない。どこにも行かれません‥‥。仕方がないので、駅前を撮影したり、特設の「体験コーナー」で日付刻印機や改札挾、車内改札挾(もちろんエンボス!)を試したりして時間を潰す。「記念の入場券はいかがですか」と放送までして売っていたので、1 枚買ってみるが‥‥普通の定期券 size の磁気券が出てきた。なんじゃそりゃ (-.-;

時間が近付いてきたので、改札内へ。まだ列が長くならないうちに、とっとと乗車証明書をもらう。その後、適当に撮影。国鉄色の 183 との並びなど。

適当に車内へ入る。

上り〔外房〕

@S 今度は 2 号車。とはいえ、結局モハ 164 であることには変わりがない。まあ、motor の唸りを堪能するにはいい車輛。今回の席は、車輛中央部ではあるが、やはり進行方向に背を向けた通路側(B 席)。 隣は中学生くらいの物静かな子。問題は向かい側だ。窓側はやはり中学生くら いだが、別の席から鉄な仲間がやってきて、やかましくくっちゃべっている。 そのうち通路側がやってきたのだが、こちらはいい年扱いた大人で、中学生相 手に威張りまくっている上、自己顕示欲のかなり強いやつのようで、うるさく て仕方がない。かえって、取り巻きの中学生の方がこちらの迷惑そーな雰囲気 に気を使って、「この辺混んでるから、S 席に行きましょう」とその大人を引っ 張っていった。なんやねん。まあつまり、T 村直樹もあんな感じ?

発車後、しばらくは隣の box が空だったので、そちらに座る。やがて本来の客がやってきたので、自席に戻る。その後も徐々に席が埋まってきて、最終的には 6 割程度の乗車。しかし、「乗った」ということだけで満足し、「雰囲気を味わいたい」などとはつゆほども思っていない鉄だらけで、車内は騒然としている。よりにもよって、最後がこれか。「〔とき〕の乗車証明書がどーの」とか、「りんかい線の開業記念イオカードがどーの」とか、聞きたくねーっつーの。自分の box がまったりしてるのが唯一の救いか。

最後の錦糸町→両国間だけは、隣の 1 号車前部 deck から、前方を撮影。地上ホームへの乗り入れは、そんなにないからねぇ。しかし、添乗の係員を除くと、乗客は私を含めて 3 人しかいない。割と皆どうでもいいらしい。1 号車の車内にはこれまた電波な鉄がいて、相手もいないのに 1 人で喋りまくっていて、周り中から睨み付けられていたり。

両国駅の到着時刻は昨日と同じ。しかし、引き上げは昨日より 30 分早いので、そのままホームで撮影などしつつ、時間を潰す。うーん、もう日が落ちてしまっているのだが、S602 だとホームの照明だけで十分ブレなしの撮影ができる*4。さすがに緩行ホームからの明かりが届かない千葉方先頭付近ではブレが出るが、それでも手振れ補正によって何とかなる程度。素晴らしすぎる。

発車 10 分前に、地上ホームの千葉方へ移動し、 video camera を三脚に setting しつつ、発車を待つ。しかし、昨日もそうだったのだが、この時間になると、かなり人が減るな。到着直後などは黒山の人だかりで写真一枚取るのにも苦労するのだが、今やこの付近には 10 人いるかいないか。ホームにも人が少なく、実にまったりとした雰囲気。結構 video camera を持っている人も見かけるのだが、引き上げはもはやどうでもいいのかしらん。せっかく引き上げ完了まで地上ホームを開けて待っててくれてるのにね*5。まあ、人が少ないと撮影がやりやすくて、私はありがたいけど‥‥。

しかし、そんな閑散とした状態になっても、例の電波な鉄は、駅員を捕まえてご高説を垂れ流している。誰もお前の「好きな電車」の話なんか聞きたくねーって。しかし、相手にしてくれる人がいるのが嬉しいのか、電波が止まらない。駅員は持ち場を離れるわけにいかないので、適当に相槌を打ちつつ聞き流しているが、いい加減疲労の色は隠せない。ああ、可哀想な駅員さん‥‥ T_T。今朝も、別の電波が駅員に蘊蓄垂れ流してたんだよな。業務に直接支障しているわけじゃないので、追い払うわけにもいかないのが、辛いところ。

あと 60 秒ほどで発車というときに、猿丸さんから入電。すいません、ちょっと待ってて (^^;

無事に発車を見届ける。すぐさま追い出しがかかるので、機材の片付けは後回しにして、荷物を抱えて地上ホームから出る。

機材を片付けつつ、shutter が閉まるのを見届ける。お疲れさーん。

*4: 前身となった FinePix 6900Z は、暗くなってくると CCD の露光時間を盛大に延長するため、手持ちではブレが出まくってどうしようもなくなる。

*5: 朝の入線時には、入線して資材の積込が完了するまで、地上ホームを開けてくれない。ところが、上り列車到着後は、引き上げまで 1 時間以上あるにも関わらず、列車が引き上げていなくなるまで、地上ホームを開けてくれている。業務上の必要性とはとても思えないので(列車関係の作業は door を閉める頃には終了してしまっている)、fan に対する当局の配慮であるとしか思えないのだが‥‥。

よる

荷物を家に置いて、またもアキバへ。秘密計画用の case を買ったり、bread board 用の短い jumper cable を買い足したり。

何となく腹が減る。考えてみれば、今日は朝が早かったにも関わらず、行きの〔外房〕車内で弁当を喰って以来、何も喰っていない。地図の前の焼ソバ屋に吸い寄せられ、焼きそばを買う。400 円だったが、結構てんこ盛りで、目玉焼きもついていて、なかなか良心的。下手な喫茶店よりも volume がありそうだ :-D

さらに、路地を挟んだ角にある、フランスパンを使った hot dog 風の sand を出す屋台に吸い寄せられてみたり。せっかくなので、special を、お奨めの sauce の組み合わせで試してみる。‥‥表面はパリッとしていて、中はふんわり。ピリッとする salsa sauce と、french sauce のほのかな甘みが match して、なかなかいける。何でも、経営者が france 人だそうで、味にはかなりこだわっているとのこと。店のおっちゃん(というほど年はいってなさそうだが (^^;)に妙に気に入られてしまって、「渋谷でもやってます。割引しますんで、どうぞ来てください」と言われてみたり (^^;

向かいのASOBITCITYで快特を運転。隣のやつが用もないのに警笛をならしまくったり、停車中にがちゃがちゃマスコンを動かしまくったりで、うるさいことこの上ない。睨んでやるとそ知らぬ顔をして一旦やめるのだが、しばらくするとまた始める。いい歳なんだから、店の展示物はもっと丁寧に扱ったらどうだ?

次回に備えて、資材の買い足しにヨドバシへ。‥‥うがー、棚卸しのため早仕舞いですとっ?! がーん。

大江戸で回転寿司喰って、帰宅。

やっぱり疲れているので、『ドキュメントの録画予約を仕掛けて、早々に寝る。


2002/11/18 (月) 晴‥‥? <何もない日>

あさ

なぜか 2 時半頃に目が覚めてしまって、やはり眠れない。むぅ‥‥。

仕事したり、原稿書いたり。それにしても、椅子に座ってるのが辛い。自宅の椅子より、165 の直角座席に座ってるほうが楽だというのは、喜ぶべきか悲しむべきか‥‥。

なんか、いつの間にか夜になってしまって、医者にも指圧にも行きそびれた。

いつもの漢陽楼別館で定食。


2002/11/19 (火) 曇、びみょーに雨 <うろうろ>

やっぱり 6 時頃に目が覚めてしまった。

そのまま起きて、原稿書いたり。

午後客先に行くつもりだったので、10 時頃行動開始。両国駅前の立ち食いソバ屋「文殊」で朝飯を喰い、その足で医 者へ。「今日も徹夜明け?」と訊かれてみたりする*1 (^^;

その足で一旦アキバへ。書泉ブックタワーで仕事用の書籍を漁る。収穫なし‥‥。

椅子の具合を少しでも改善すべく、船橋屋で cushion(本来用途は枕だが)を購入。

*1: 「いや、この時間に来る時って、いつも徹夜明けだから (^^;」なんて言われちゃったりしたんだが、事実その通りなので、何も言えません (-.-;

昼〜夕方

一旦家に帰って、客先に向かう装備を整え、行き掛けに指圧を受けに行く。腰 はなかなかよろしくない様子。事実、かなりやばそうな感じがしている。手遅 れにならないうちに鍼を受けておいた方が良さそう‥‥。

蔵前から特急三崎口行きに乗って、客先へ。腰に優しい 600 形だ。素晴らしい。

客先でもぞもぞ。‥‥Network の調子がおかしい。早々と作業中止。

せっかくだから、品川燔楽にでも‥‥と思っていたのだが、ちょおせんしゃ不在のため、敢なく断念。

で、二郎 が気になっていたので、行ってみる。一旦ヨドバシによって買い物。その後、Google で「二郎 川崎」で検索。‥‥代議士の「川崎二郎」氏の site をかわして先頭に踊り出ております。

地図を目安に、てくてく歩く。‥‥無事到着。店の外には 5 人ほど待ち行列が。後ろにならんで待っていると‥‥店の小母ちゃんが出てきて曰く、

今日はねぇ、麺はあるんだけど、野菜が切れちゃって‥‥

「野菜なしでは作れません?」と訊いてみたが、苦笑しながら「うちのはしつっっこいからねぇ‥‥ (^^;」。

ごめんなさいねぇ、という申し訳なさそうな声に見送られ、2123 時、敗退 T_T

仕方がないので、京急川崎駅脇のラーメン屋で、750 円のサービス定食(ニラレバ炒め。ただし、ほとんどがもやし)。

快特青砥行きで帰宅。

秘密計画

問題個所の JFET を、数日前に買ってきてあった Enhancement 型 MOS FET で置き換えて、実験。当然ながら、期待の動作になった。これで第 2 段階はほぼ終了だが、特性が今一つだな‥‥。検討の余地あり。まあ、形は見えてきた。

準備や片付けの時間を含めても、一日 1 時間程度の pace に落ちてきた。なかなか進まんなぁ。

ちょいぐる

国鉄末期の「人材活用センター(人活)」改め「要員機動センター」の悪夢、再び

そこは是非「白いソニック」でハァハァしていただきたかった。あれはよいものだぁー


2002/11/20 (水) 晴 <状況急変>

夕方

饂飩が「23 から 24 にかけて」ということに固まったらしいので、早速指定を取りに行く。

が、案の定*1、22 日の〔銀河〕号は、A 寝台(上・下)は言うに及ばず、もはや B 寝台すらも上段が 15 席空いているだけに過ぎないらしい。今の腰の状態では、B 寝台も上段は無理。新幹線は論外。

21 日なら、A 寝台の上段と B 寝台が空いているという。しかし、A 寝台の上段もかなり辛い。まだしも、ということで、21 日の B 寝台下段で行くことにした。

これにより、関西地区で前泊が必須になることが決定。うぅ、出費が‥‥ T_T

*1: 先週のうちから、「列車も air も、関西方面はかなり混んでいる」という情報を掴んでいた。紅葉の時期でもあり、秋の行楽 season 間っ最中、ということらしい。

よる

手配の足で、蔵前の医者へ。さらに、浅草橋で指圧。今日は鍼をお願いしたが、やはり時間を超過して施術していただく羽目に‥‥ m(__)m

やや遅れて錦糸町植むらへ。龍池さんに S602 をお返しする。で、しゃぶる。

「ビル自体が 22 時で閉まる」というのを、すっかり忘れてました‥‥。お店の方に案内していただき m(__)m、back yard から離脱。

そのまま、解散。あぅ、AK さんと BIND の相談するの、忘れた‥‥。

高速道路問題

自民党の道路族議員が、いまだに未開通区間の建設をごり押ししているらしい。愚の骨頂。もう主要路線は出揃っているだろうに、これ以上片側 1 車線の「追い越しもろくにできない高速道路」なんてつくって、どうなるんだ? そんな金があったら、渋滞発生地点を中心に、一般国道を整備したほうが、よほどましじゃないのか。

それにしても、鉄道の建設・維持は全額事業者負担であるのに対し、高速道路の建設には当然のように税金がつぎ込まれるということに、本当に誰も反対してないのかね。高速道路の建設で、本当に地元が潤うのか? 得をするのは、大手ゼネコンと、そこから back margin を受け取り、かつ住民を騙して票を得る議員だけだろう。結局、ごく一部の(しかも、地元とはほとんど関係がない)人間が得をするだけだ。「よそにはあるのに、うちの街には高速道路(or 新幹線)がないから、欲しい」などと言う無意味な活動は、いい加減にやめたほうがいい*2

国鉄の分割民営化に際してはうまく国民を騙せたので、今回も同じ路線(もっと正確に言えば、「新幹線保有機構」方式)でいこうとしていたんだろうが、「不景気」を背景として、道路族議員は(国鉄解体当時の)運輸族ほどには辛抱が効かなかったらしい。もっとも、ここへ来て整備新幹線計画が(並行在来線の廃止と引き替えではあるが)ごり押しされていることも、道路族を駆り立てている気がしてならない。「新幹線は良くて、どうして高速道路はダメなんだ」というわけだ。国鉄の清算ですらとうの昔に破綻しているのに、こちらも早くも破綻の予感。

ところで、航空でも、地上施設である空港には、税金が投入される。公金による補助が(事実上)ない*3のは、公共交通では鉄道だけだ。各種の交通手段を有機的に活用して総合的に交通政策を考えるなら、このような不均等はおかしいのだが、そもそもこの国には「適材適所」と旨とした総合交通政策が存在していないので、仕方がないんだろうな。

そういえば、日本道路公団など、今回民営化しようとしている組織の負債総額は、40 兆円を越えているという。「民間企業なら、とっくに倒産状態」と言われた国鉄の最末期でさえ、長期債務は 22.6 兆円だった。もっとも、分割民営化のどさくさに、宙に浮きかけていた青函 tunnel の建設費や本四架橋(瀬戸大橋)の建設費、正当性のほとんどない地域分割の結果赤字になることが明らかであった北海道・四国・九州の三島会社に対する赤字穴埋め目的の基金*4などなど、いろいろ上乗せして清算事業団債務を 38.4 兆円に膨らませた挙げ 句、それでもうまくごまかせたので、今回もどうにかなると思っているんだろう。

*2: 誤解のないように書いておくが、「そんなにそれらが欲しいなら、それがある地域に引っ越せばいい」と言っているわけではない。「地元の重要な足である国鉄線を廃止しないで欲しい」と請願されて、「だったら、そんな田舎に住んでいないで、みんなで都会に引っ越せばいいじゃないか。家や土地は用意してやってもいい」と発言して大顰蹙を買った(当時の)北海道開発庁長官じゃあるまいし。

*3: 渋滞の解消などに繋がる立体交差化事業や、ニュータウン建設に伴う(足としての)鉄道新線建設には補助が出るが、いずれも「鉄道に補助を出す」こと自体が主目的ではなく、副次的なものだ。

*4: 俗に「三島基金(さんとうききん)」と呼ばれている。「基金」というだけあって、予想される莫大な赤字を運用益(つまりは「利息」)だけで穴埋めすることを目的としたものなので、その元金はかなりの金額になる。もっとも、このところの低金利で、その計画ですら破綻しているが。

いろいろ

手抜き工事というより、誤設計か? 死者が出なかったのは不幸中の幸い。

電波利用料、7 倍に値上げ。ふーん。Digital 放送への移行 cost をそこから捻出するらしいが、そもそも、地上波 digital 放送って、本当にうまくいくのか?

郵便受けを覗いたら、20 日発売の「MOTOR MAN はやて&埼京線 WATERFRONT」の告知ハガキが届いているのに気が付いた。その宛名面の「東北キャンペーンのお知らせ」に‥‥

11/21(木)福島
FM 福島「ラジ.com/xxx」18:00〜19:00
Vanda レコード福島店(福島市さくら野百貨店内)ミニライブ

Keyword でぴくぴく。

そんなこんなで

行程決めた。運賃も計算してみた。周遊きっぷを使ってみることにしたが、試算したところ、ほとんど安くならない(約 1,000 円安い。これは全行程の運賃の 3% 弱)。周遊きっぷを使わない場合は長〜い片道切符(2,668.1km)だったものをちょん切ることになるので、経路上の一部区間と飛び出し部分がゾーン内に入っていても、前後がちょん切られて遠距離逓減制の恩恵が薄くなるので、相殺されてしまうということらしい。おそるべし、遠距離逓減制。

しかも、ゾーン内では丁度いい時間に特急が走っていなかったり、そもそも特急に乗ってしまっては意味がなかったりで、なおさらゾーン券のご利益がない。くちょ。

ちなみに、ゾーンの選択を誤ると、逆に 3,500 円以上高くなってしまう。ううむ。


[後日へ続く]

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