この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。
取扱上の注意
間違って検索サイトから来られた方へ(よくある検索 pattern)
アンテナ管理者の方へ
・ また届いた。
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自動車用ノートPCアーム DN-ARM300C
欲しかったと言わざるを得ない。
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JR 電車編成表('09 冬号)
列車編成席番表('09 冬春)
買いそびれていたのでポチっとしたと言える。
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FinePix F200EXR ブラック(2GB SD カード・液晶保護フィルム(フリーサイズ)・ネックストラップ付 set)
むしゃくしゃしていたので買った。特に後悔はしていない。予備 battery と充電器を買わねばなりません。また互換品にするかな‥‥‥。
・ 1,000 円効果か、三つ目通りがやたらと空いている。谷和原で降りてからも。どちらもいつもの半分くらいって感じ。首都高 6 号〜常磐道も微妙に車が少なかったような気はするが、それなりに車は走っていて、周期的にふん詰まっている。そして、例によって第 1 通行帯が一番空いてて流れが速い。ああ、センドラ・ブロックか‥‥‥。
・ とゆーわけで、23 回目の運転体験。いつもビタッと止めようとして timing が遅くなり一発 brake になってしまうので、今日はちょっと早めにかけてみたんだが‥‥‥ 1 回目は最後がずるずる、2 回目は弛めの時機を読み損ねて 50cm くらい short。うーん、何度やってもなかなかうまくいきませんな‥‥‥。
・ ところで、体験運転の合間に話を聞いてびっくり。小絹駅の上りホームにはかなり立派な桜の樹が 2 本植わっているのだが、ホームの嵩上げ工事に関連してもしかすると切られてしまうかも、という。
・ この桜の樹、今でも春になると元気にいっぱいの花を咲かせてくれて、傍らの小さな待合室や下りホームに隣接するこじんまりとした駅舎と合わせて非常に絵になる。ところが、現在順次進めている嵩上げ工事に関連して設置する上屋と干渉するため、伐ることが検討されているというのだ。
・ 常総線で現在ホームに桜の樹があるのは小絹と黒子の 2 駅(らしい)。実は、以前はもっと多くの駅にあったそうなのだが、管理に手間がかかったり苦情が入ったりするので、伐られてしまったのだそうだ。
・ 「手間がかかる」のは、「散った花びらや落ち葉が排水溝を塞いでしまう」から。毎年、春と秋はこれらの掃除をするのが結構たいへんだという。で、「苦情」はなぜかというと‥‥‥桜と言えば、あれ。そう、「毛虫」だ。
・ 毛虫に関しては上屋(屋根)をつければ解決できるのだが、当然ながら樹の手前に屋根ができるとなれば、やはり今までのような見事な光景は姿を消してしまう。さらに、現在の位置関係だと、そもそも上屋に干渉してしまうという。しかも、小絹駅の場合は駅舎の丁度向かい(つまりホームのほぼ中央部)に桜の樹があるので、そこだけ上屋を避けるというわけにもいかない。結構な大木なので、ずらして植え替えることもできない。
・ 事情はよく解るのだが、もったいないですねぇ‥‥‥と言ったところ、責任者の方もやはり同感だそうで、何とかうまくできないか検討中だという。取手〜水海道間で唯一小絹のみ嵩上げ工事が未施工なのも、この件があるからなんだそうだ。
・ 現在ある上屋が桜の樹を避けて設置されたからか取手方面の乗り場が取手方にずれていて乗客の動線が延びているが、幸い小絹のホームは有効長が長いので、2 連までしか対応しないと割りきれば踏み切りの位置を変えることで対応が可能だと思う。
・ あのような見事な桜の樹は街中ではあまり見られない。キハ 101 やキハ 102 などを狙えば、そこには「旧き佳き日本の情景」がよみがえる。花びらや落ち葉、毛虫の問題はあるものの、なんとか今の風景を保存してもらえないものだろうか。「観光の目玉」とまではいかないかもしれないが、何かの形で「売り」にはなると思うんだよなぁ‥‥‥。
・ 今年の桜、東京は開花から満開まで時間がかかった代わりに満開から散ってしまうまでが非常に短かったが、水海道周辺も同様だったようで、「水曜あたりに通ったら満開だったが、昨日あたりですでにかなり散ってしまっている」という。うーん、無理してでも平日に一度来とけばよかった‥‥‥。
・ ともあれ、解散後、まずは福岡堰へ桜を見に行ってみる。せっかく自転車も載せてきたことだし。
・ ‥‥‥やっぱり、ほぼ散ってしまってるな。人出はそれなりにあるものの、一週間前くらいが見頃だったかも。屋台も早々と店じまいモード。自転車で堤を一往復してみたら、まさにボンボリを絶賛撤去中だった。
・ 取って返して、小絹駅。聞いていた通り、こちらもかなり散ってしまっている。入場券を買ってホームに入り、20 分ほど滞在して写真と動画を撮る。
・ でもって、いつものようにきぬの湯へ。今日はちょっと短めに。
・ 一般道経由で南下。黄色い帽子な店の足立六町店まで 66 分。裏道を通っているとは言え実キロでは 40km ないはずなので(ナビが提案した route では 38km ほど)、郊外区間が多いことを考えてもこんなもんだろう。
・ 買い物をして、帰宅。
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仕事をしようと思ったのだが、早々とダウン。目が霞んで、minitor の文字が見えん‥‥‥。
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買い物に行ったついでに、自動車用ノートPCアーム DN-ARM300C
の取り付け。Seat の取り付けボルトに金具を共締めするのだが、そのボルトに合うソケットのほか、金具の組み立てに 8mm のアーレンキー(六角レンチ)と 17mm のソケット(またはレンチ)が必要だった。
・ 台座の取り付け金具は各種形状に合わせて 3 種類のものが同梱されているのだが、うちの車はびみょーに想定外だったらしく、ぴったり合うものがない。仕方がないので、直角 type のものを取りつけたあと、グイグイと力をかけて現物合わせ。結構 space がギリギリだったのでややてこずったが、金具を曲げ終わったあとは smooth に進み、約 1H で取りつけ完了。
・ Arm の各部を quick lever で固定する構造で、取り付け台座の部分もそうなっているので、一度組み付けが済んでしまえば、arm の脱着はほんの 10 秒程度で可能。結構良くできている。台座の取り付け向きや荷重の状態によっては水平出しの調整が必要になることがあるが、arm の中央で曲げ角度と軸の回転を調節できるので、わりと簡単に補正できる。
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ちなみに、同梱されてる取り付け説明書は英語のみ(そんなに難しくはないが)。あと、この説明書には裏があります。これ重要。
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HDC-TM300(特典付)。SDHC card もかなり安くなってきたし、そろそろ miniDV でもないかなぁと思って。ちうか、いい加減にたまっていく cassete が手におえなくなったとゆーか。軽い video camera が欲しくなったというのも理由。
・ しかし、店頭で実物を見てわかっていたことではあるんだけど、わりと肝心のところでできが悪い。この model では内蔵 memory で使うという手もあるのでまだマシなんだが(つーても長時間連続撮影する上では非現実的ではある)、液晶 monitor を展開した内側の最も底面寄りに SD card slot があり、かつ蓋が本体下側に向かって開くので、下手に三脚などにつけると card の入れ替えができなくなる。これは同時期の camera に共通した layout なので、SD card 専用機でも変わらない。何でこんな設計になってるのかねぇ。
・ 一方、今まで使ってた camera と比べて格段に小さく軽くなったので、いろいろ使い勝手が良くなった。あと、何と言っても battery 残両を分単位で知ることができるようになったのは大きい。これでようやく sony 製 camera を(使い勝手の上で)追い抜いた。そのかわり battery や accessory 類に互換がなくなったので買い直しになってしまうが、長時間連続撮影時に battery 交換時期が明確にわかるのはかなり大きな merit なので、まあしょうがない。
・ ちなみに、今回は set 商品を買ったわけだが、その内容は次の通り。
・ HDC-TM300 はシルバーとブラックの 2 色があるんだが、どういうわけか、ブラックを扱っているところは少ない。最安価格も当然違う。車窓を撮ったりなんかしてると、映り込みの起きやすい silver は望ましくないんだけど。機種によってはそもそも silver しか設定のないものもあるし、「家庭用小型 video camera は銀色」という image でもあるんですかね? そういや、デジイチは黒ばっかだし(これは銀塩からの影響だろう)、一方でコンデジは圧倒的に silver 系が多いので、似たような感じなのかな。
・ Set になっていた bag は‥‥‥一見すると両 side に小物を入れる pocket が付いてるように見えるが、これが実は三脚の出し入れ口。camera などは上部から出し入れするようになってるので、三脚を引っ張り出すのにいちいち中身を出したりする必要はない。それはいいんだが‥‥‥三脚の収納部とそれ以外の収納部との間が完全に仕切られておらず、すきまがある。しかも、side pocket などはマチの付いていない小さなものが 1 つあるだけ(cable を何本か入れたらそれで終わり)。Filter のような薄手のものをいっしょに持ち運ぶのはちょっと不便。さらに、camera などを入れる上半分は仕切りが 1 枚しかなく(つまり 2 分割することしかできない)、さらにその仕切りを動かせる範囲も限られているので、TM300 ほど小型の camera になると、かなりブカブカ。三脚と camera はちょうど格が釣り合うんだが、bag の出来があまりよろしくない。三脚が不要の時には別の bag で持ち運んだほうが良さそう。ちょっと失敗。
・
ともあれ、録画用の SD card と、SD card slot の蓋に干渉しないような雲台(クイックシュー)を買ってこないと‥‥‥。
・ てなわけで、さんざいのつづき。
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クイックシューを 2 組買ったのは、みんな camera がいけない。うちの三脚類はすべて QRA-6L 系に統一しているのだが、そのまま shoe を付けると camera の SD card slot の蓋に干渉するのがわかりきっている。なので、小さいクイックシューと 2 段重ねにする作戦。
・ SDHC card は 4 枚買ってきた。それでも full に録画して 16.5H 程度しか持たないので、吸出しは必須。Card holder はややかさばるが、その代わりに使い勝手はいい。
・ 偏光 filter は今回初投入。どの程度映り込み防止効果があるかは使ってみないとわからないが。
・ さてさてさて、買ってきたクイックシューを付けるよっ。
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‥‥‥ぐあ、QRA-3 でも蓋に当たるのかよ‥‥‥。一応店頭のモックに当ててみたりしてたんだが、甘かったらしい (__;。
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家に 2mm 厚のゴムシートがあったので、当ててみた。さすがにこれを shoe と camera の間に挟めば蓋が開くようになる。が、それなら QRA-635L に直接付けてみようか、と思ったら、QRA-3 よりほんの微妙にネジが短いらしく、ギリギリで山が引っ掛からない。うぐぅ。
・ 0.7mm 厚くらいの sheet があれば‥‥‥と思って豊洲の超ビバホームに行ってみたが、薄手のものは 1mm 厚しかない。しょうがないので、極力柔らかい(= ネジを締めたら潰れる)ものをということで 1mm 厚のウレタンシートを買ってきた。
・
ちょん切って重ねて挟み込む。‥‥‥こんなもんかなあ。QRA-35 はやっぱりネジの長さが微妙に足りないので、QRA-35 に QRA-3 の台座を付け、camera 本体には QRA-3 の shoe をウレタンシートを挟んで組み付けた。クイックシュー 2 段重ねだとぐらつきがちょっと心配なんだが、揺すってみてもガタはないし、camera も軽いので、何とかなるだろう。
・ 17 時過ぎに離脱。いよいよすっぱつ。まずは多摩沿線道路を登っていく。距離的には東京 IC の方が近いんだが、瀬田交差点付近の渋滞が怖いので、東名川崎へ向かってみる。
・ 多摩沿線道路沿いで 1 回給油。ちょっと高いが、まあ仕方ない。高速に乗る前に給油できれば良かったのだが、東名川崎 IC 手前にガソリンスタンドがあるかどうかわからないので(大抵は群れをなしてあるもんなんだけど)、とりあえず目についたところで入れておく。
・ 東名川崎 IC には行ったことがないので、とりあえずナビの神様の言う通り。‥‥‥最初は R246 を下れと言っていたのだが、途中で「もっといい道がありますぜ、旦那?」とか言い出したので、言う通りにしてやる。
・ ‥‥‥ムチャだった。まずは二子橋交差点を左折。街道筋ではあるが古い街道筋過ぎて非常に幅が狭く歩行者や自転車のはみ出しの多い 2 車線道路を進み、武蔵溝ノ口駅西側の踏切(これがまた、前後の道路には歩道があるのに、踏切のみ車道部分の幅しかない!)を渡る。駅前の道はそのまま突っ切り、住宅街の中の割と急な坂をウニョウニョ登っていく。やっと平らになったかと思ったら今度は道が狭くなり、極めつけは梶が谷交差点北側での R246 との合流。信号のない斜めの合流で、しかもすぐ先の梶が谷交差点で右折せよと仰る。たまたま丁度一瞬車の列が途切れたので何とか右折 lane に入れたが‥‥‥たしかに距離は近いのかもしれんし、R246 下りに渋滞表示が出てたのでそれを避けたかったのかもしれないけど、そもそも渋滞というほど流れは悪くないし(これは VICS の精度が悪いのだが)、この合流は酷すぎる。‥‥で、無理無理右折してどうするかと言えば、道路標識の案内と同じ route を通って長坂下交差点を右折させられた。この「R246 を突っ切る route」は R246 ができる前は実際に 1 本の道だったような線形だが、今となっては全く意味がないし、無理に右折しないで素直に R246 を南下し、新馬絹橋手前で側道に入って尻手黒川国道下を右折した方がよっぽどいいんじゃないのかね?
・ そもあれ、どこかで見たような宮前区役所前を通過し、土橋交差点を右折。ここにガソリンスタンドが 1 軒あった。まあいいや。
・ 東名になだれ込む。一路西へ。‥‥‥まだ夕方のせいか、夜に通るときよりトラックが少なくて走りやすい。トラックはよく「速度差数 km/h での追い越し」とかやってくださって大変邪魔なんだよね‥‥‥。しかも、後方視界がないためか、後ろがどれだけ詰まってるか気にしない人が多い。いや、気にしてさっさと逃げてくれる人もたまにはいるんだけど。
・ ‥‥‥ともあれ、静岡県内の 2 車線区間で何度もトラックの壁に阻まれつつ (__;、前回同様 non-stop で浜名湖 SA へ。せっかくなので鰻でも食おうかと思ったが、和食処はギリギリで終わっていた。同じ棟の restaurant でひつまぶし。給油をしておこうかと思って見てみると、残量表示はだいたい半分、ナビが表示する目的地までの距離は 100km 少し。‥‥‥松阪ってそんなに近いか? まあ、いいか‥‥‥。
・ 松阪で降りてから給油することにして場所の当たりを付ける。IC から宿へ向かう途中、県道から国道に出る交差点の所が良さげ。
・ さて、また出発。時間が下ったせいか、ここまでより激しくトラックの壁が発生。ほんとに勘弁してください‥‥‥。
・ 豊田東 JCT で伊勢湾岸道へ。ここを通るのは 2 回目だが、ほんとに無暗にいい道だな。途中に一般道区間があるとは思えない。
・ 四日市東 JCT で東名阪へなだれ込む。亀山 JCT を通過。ここからは初めての区間だ。‥‥‥ここで事件発生。ふと燃料計を見ると‥‥‥うおっ、「E」を少し割り込んでる! てことはあれか、「浜名湖 SA → 松阪市が 100km ちょい」ってのは、直線距離か!! ‥‥‥ですよねー (__;
・ 「E」あたりで「口まで給油」をすると、だいたい 34l ほど入る。エブリイの燃料 tank は 40l なので、「E」でも少なくとも 5〜6l は残っていることになる。気が付いた時点で「E」を針 1 本分割り込んでいたので、残りは 4〜5l というところか。高速燃費は meter 読みで約 10km/l。速度計の表示誤差から距離計の誤差を考慮すると、実燃費は約 9km/l。松阪 IC までまだ 35km ほどあるので、「降りてから給油」というのは危険だ。案内標識では 10km ほど先に安濃 SA があり、給油もできるらしい。とにかく 10l でもいいから給油しておこう。
・ ‥‥‥と、安濃 SA に辿り着いてみれば‥‥‥ SA ってより PA では? しかも、ガソリンスタンドの明かりが消えてるんですが? ‥‥‥え? 22:00 まで? あびょーん T_T
・ 燃料計の針は既に下に振り切っている。松阪 IC までは 20km 以上ある。一番近い IC は津で、約 2.5km。しかし、調べてみると、IC を降りてすぐのあたりにガソリンスタンドの情報がない。津を対象に 24H スタンドを探してみると、津 IC の 1 つ先の久居 IC を降りて R165 を海へ向かい、R23 と交差した近く(高茶屋駅の北東約 400m)にあるらしい。久居 IC までは約 9km。契約中の自動車保険の保障内容を確認してみると、契約期間中 1 回に限り無料で給油を受けられるロードサービスが付帯していることがわかったので、最悪の場合はそれのお世話になることを覚悟しつつ、久居まで行ってみることにする。いくら車がほとんどいないとはいえやはり危険なので高速本線上での停止は避けたいところだが、高速を降りるまでは何とかもつだろう‥‥‥。
・ すでに時刻は 23 時を回っている。時間調整をし、23:55 頃発車。極力距離を稼ぐため、左側車線を 70km/h くらいでそろそろと走る。なにぶん車がほとんどいないのでこのくらいで走っても誰にも迷惑をかけないのが幸だが、時々後方から猛然と走ってきた車が不思議そうに追い抜いていく (^^;。
・ ヒヤヒヤしながら久居 IC で降りる。これでだいぶん気分的に楽になった。時間が時間なので、R165 も空いている。とはいっても周囲に 10 台程度車がいるわけだが、片側 2 車線のおかげであまり迷惑をかけずに済む。60km/h を越えないように走っていく。しかし、一般道はやっぱり信号が多いので、こういうときはやっぱりドキドキだ‥‥‥。
・ 内心「頑張れ〜、頑張れ〜」と念じながらそろそろと走っていく。‥‥‥「そろそろと」と言っても「だらだら」と加速したのではかえって燃費は悪化するので(F6A engine の燃料消費効率は 3,000〜4,000rpm 付近が最も良い)、信号待ち後の加速は「ややゆっくり」(40km/h に達するまで約 8 秒くらい)加速する程度に accel を踏んで一気に 60km/h へ持っていき、その速度を keep。前方が赤信号になったときも、後ろに車がいなければ早めに accel を離し(距離があるなら N も使う)、42km/h 付近で 2nd に強制 shift down して極力 fuel cut を活用する。
・ R23 にぶつかる雲出本郷町交差点の 1 つ手前の信号で左折。ここまで来ればあと一歩。500m ほど走り、サンバレー西側のセルフスタンドに転がり込む。だひゃー、助かった‥‥‥。ムツゴロウさん化して「よ〜しよしよしよし!」と撫でまくりたいくらいですよ! よくがんばった!! >エブリイたん
・ ほっとして給油。‥‥‥うあ、40.18l とか入りましたよ? 一度の給油で 40kl 越えたのなんて、初めてだよ‥‥‥。繰り返しですが、この車の燃料 tank 容量は 40l です。
‥‥
‥‥‥‥
‥‥‥‥‥‥
どきどきどき
なんてゆーか、ロスタイム? 「口まで給油」って重要ねー ← なんか違う
・ 人心地付いて、改めて松阪へ向かう。R165 まで戻り、雲出本郷町交差点を右折。‥‥‥R23 ってのもまた無暗にいい道だな。これ、なんていう高速道路? 東京近郊の人には R254 富士見川越有料道路とか R4 バイパスとか想像してもらうといいかと。
・ 小津町交差点で中勢 BP を潜るとともに南勢 BP が分岐。そのすぐ先で車線が減少。しばらくそのまま片側 1 車線で南下していくが、松阪市外が近づくと松ヶ崎駅付近からまた片側 2 車線に。わりとあっと言う間に松阪に。
・
京町一区交差点を右折。目的地設定を間違えてちょっとずれたところにしてしまい、少し迷ったりしたものの、予約時の施設案内を印刷してあったので場所を再確認し、無事ホテル AU 松阪に到着。やー、やれやれ。
・ 早速 check in。部屋は 6F の禁煙 room。部屋も広々してるし、清潔感もある。なかなかいいな。Entry 部の照明が人感 sensor 式というのは珍しい。
・ さてさて、録画した data を吸い上げませんとね、と思ったところで、また事件が発生。‥‥‥実は、自分で書いた SD/MMC driver にどうも bug があるらしく、16GB SDHC card の mount ができない T_T。4GB SDHC card は使えてたので、よもや 16GB がダメとは思ってなかった。しくしくしく。事前に確認しとけよ‥‥‥ > 俺
・ 2GB の SD card はいつも通り mount できたので、GPS の LOG を吸い出す。仕方がないので、SDHC の方は memory card reader/writer で吸い出すか‥‥‥と思ったら、こちらも SDHC に対応してなかった (__;。事前に確認以下略 > 俺
・ こうなったら video camera そのものを経由して読み出すか‥‥‥と思って車から camera を外してきてみると、‥‥‥USB connector が合わねーでやんの‥‥‥。もちろん cable は camera に同梱されてたんだけど、いつも miniB cable を持って歩いてるので置いてきちゃったんだよね。うだー T_T。事前に以下略 > 俺
・ こうなると card reader でも買うしかないか。‥‥‥調べてみると、さっき通ってきた R23 沿いにベスト電器があるっぽい。‥‥‥でも開店が 10:30 か‥‥‥。買い物をして吸出しの setting してとなると出発は 11 時付近。あとの行程を考えるとかなりつらい。
・ さらに調べると、尾鷲にエイデンがあるらしい。ちょっと経路から外れるが、10 時に開くし、付近にはガソリンスタンドもあるようなので、ついでに給油もしておけば丁度いい。もしここに card reader がなかったら、その手前にジャスコもあるので、そこで recovery だな‥‥‥。
・
そうこうしているうちに 4 時近く。うう、寝ないと‥‥‥。
・ 7 時頃起きた。昨日の夜は入れなかったので、朝食の前に早速風呂へ。部屋と風呂との間は浴衣で行き来して良いので、浴衣で。
・ ‥‥‥「大浴場」と言うにはちょっと小さいが、足をのばしてゆったり湯に漬かれるのは何ともありがたい。湯船は 10 人も入れば身動き取れなくなりそうだし、カランは 4 つ位しかないので、混んでる時間帯にぶち当たるとエラいことになりそうだけど。だが、宿自体がまだ新しいということもあってか脱衣所も浴室も清潔に保たれてるし、小さいながら sauna まである(朝は火が落ちてるが)。あと、floor としては B1F になるんだが、浴槽の脇にある大きな窓から外光が入ってくるので、あまり広くないにも関わらず圧迫感はない。かなり空いてたこともあって、ゆったりできた。EV と脱衣所の間には休憩 space があり、massage chair も置かれている。その向いには coin laundry もある。乾燥機は電気式。
・ いったん部屋に戻って着替え、今度は最上階の rounge へ。‥‥‥先客が 2 人いるだけで、空いている。店員さんらしき姿が見えないので戸惑ったのだが、とにかく入ってすぐのところにおいてある番号札を 1 枚取って席で待っていれば良いらしい。水や飲み物は self なので、自分で用意して席に運ぶ。窓際の席に座ると、眼下には松阪の市街と松阪駅が一望できた。空はわりとどんよりしているが、降りだしそうな気配はない。
・ そうこうしているうちに番号が呼ばれたので、counter で皿を受け取る。乗っていたのは pasta の salad と生野菜、ウインナー、ロールパン。軽い洋風の朝食。ボリューム感には欠けるが、パンと飲み物はお代わり自由だし、そもそも宿代を考えれば十分な内容だ。
・ 適度に腹を満たしたところで、部屋に戻って出発準備。
・ 9 時直前に部屋を出て front へ向かい、check out。部屋は広いし、設備や service に比べて宿泊費は割安なので、また利用しようと思う。ただ、残念なことは、禁煙 floor をきちんと設けているにも関わらず、lobby や浴室前の休憩室などの public space が喫煙可であること。今回も lobby で煙を吸わされたし、混んでいたらもっと酷いことになっていただろう。あと、宿自身も注意喚起しているように、大浴場があまり広くないことと、EV が 1 基しかないことには留意が必要。
・ さて。そもそも最初の宿を松阪に取ったのには理由がある。もしも真っ直ぐ若桜に向かうのなら、前回同様姫路あたりに宿を取るのが妥当。姫路に着くのは 24 時を確実に回るが、がらがらの状態で京阪神地域を通過できるのは大きい。実際、今回も当初は姫路の宿を押さえていた。しかし、川戸屋さんに泊まるとなると、そんなに着時を遅くすることはできないので、どうしても前泊が必要になる。 その場合、中継点を阪神地域にするのが順当ではあるんだが、あまり早く着いても仕方がないので、日中をどうするか考えなければならない。で、「次回若桜に行くときは、その日の夜は川戸屋さんに泊まって、そのあと香住とか宮津とか寄って帰るんだ‥‥‥」と言ってたら、おさかなさんに「御坊には行かないんですか w」とか言われたのね(^^;。‥‥‥御坊か‥‥‥。大阪方面から入るのもつまんないな。海沿いに回っていくとなると、到達可能距離から見ると着時を考慮すれば松阪か尾鷲が限界。‥‥‥尾鷲から御坊‥‥‥そういえば、十津川村ってどんなとこか一度行ってみたいんだよね‥‥‥。‥‥‥おや?
・ 荷物を積み込んで、まずはナビに経路を出させてみる。carozzeria は遠くから近くに向かって目的地や経由地を設定する必要があるので、まずは余部を目的地設定。‥‥‥伊勢道を北上して亀山から名阪国道、天理で西名阪に入って近畿道・中国道・播但道を経由して和田山 out か。‥‥‥まあ、妥当なところだな。もしも今日が土曜・休日なら新名神経由のほうが料金は安いが、吹田の手前で渋滞に巻き込まれることはほぼ確実だろうし、かといって軽箱なんかで名阪なんかに紛れ込むとつぶされそう。難しいところではある。‥‥‥え? 非名阪? いやいや‥‥‥。
・ 次に、あらかじめ目星をつけておいた御坊のガソリンスタンドを経由地設定。‥‥‥基本の経路はそのままで、松原 JCT から阪和道へ入ってそのまま御坊へ行ってこい、と。しかも代案提示もなしか。まあ、そうかもね‥‥‥。
・ さらに尾鷲を経由地設定。‥‥‥R42 を南下して、熊野から R311 で田辺へ抜けろ? まあ、R42 は片側 1 車線の上にほとんどの区間が追越禁止なので、ダンプとかダラダラ車を先頭に大名行列が発生していらいらすることは間違いない。が、ナビがそんな事情を知るはずはないので(「道路の走りやすさ地図」が反映されたナビはまだ登場していない)、単純に距離を比較して導いた結果だろう。にしても、中途半端な‥‥‥。
・ ま、ナビの設定はその辺りでおいといて(←?)、9 時に発車。一旦国道に出て北に向かい、案内標識に沿って IC へ向かう。‥‥‥せっかく線路際の宿に泊まってたんだから、目の前の踏み切りを渡って駅の西側から北へ向かったほうが良かったかも。
・ 松阪 IC から高速に乗り、南へ向かう。‥‥‥平日の朝だというのに、がらがらですな。まあ、下り方向だし、あれだけむやみに一般道がいいと、わざわざ金出して高速なんかに乗る物好きはそういないか。伊勢へ向かうなら一般道のほうが距離も短いし海沿いなのでアップダウンもないし。‥‥‥まるで北海道のような道路事情だが、最大の違いは、それでも高速が 4 車線だという不思議。すっかすかの高速を my pace で南下していく。
・ 勢和多気 JCT から紀勢道へ。一般道があまりよくなくなるのはむしろここから先なんだが、分岐した途端に暫定 2 車線。追い越し車線もろくにない。案の定大名行列発生。いろんな意味で間違ってるよな‥‥‥。
・ 大宮大台から紀勢大内山までの間は最近開通したところなので、まだナビに data が入っていない。案内は迷走しまくり。しかし、新規区間はランプ部を除く全区間がほとんど TN なんだね。
・ 紀勢大内山 IC の出口は直接 R42 に接していない。左折して R42 に出るよう案内されるのだが、ここから先の R42 はうねうねの山道だし、交通量も多そう。そこで、出口を敢えて右折し、r68→R260 と抜けてみる。‥‥‥海沿いに出てからは若干アップダウンがあるが、案の定車は少なく(特に r68)、わりとすいすい。
・ 孫太郎 TN の手前辺りからダンプを先頭に大名行列が発生。さらに大挙してだらだら走るバイクの群れに block されたりしつつ(信号待ちなどですり抜け手前に出た挙げ句車線いっぱいに広がってノロノロ走るバイクはほんとにじゃまだ)、そのまま尾鷲まではずるずる。
・ 小さな鞍部を越えて下っていくと、尾鷲の町は突然現れた。R42 も程なく片側 2 車線になって、いきなりすかすかになる。ある交差点の手前で青看を見ると‥‥‥ああ、ほんとに行き先が「クチスボダム」って書いてある。「どこ、それ?」って感じ (^^;。
・ そんなこんなで、市街中心地区をあっさり通過し、エイデン尾鷲店に到着。すでに店は開いているので、早速突入。
・ ‥‥‥想像してたより品揃えが良くて(← 失礼)、全く心配には及ばなかった。難なく card reader/write を調達。ついでなので SDHC card の値段も見てみたが‥‥‥まあ、通販とか安売り屋とかに比べて高いのはしょうがないよね。エディオン系列だし。ちうか、大型量販店としては並みの価格。
・ 車に戻って、早速吸い上げ開始。手持ちの card は 4 枚で、そのうち 3 枚はすでに使ってしまっている。とりあえず買ってきた reader/writer は順調に動いてるが、最悪の場合は card を買い足すことも考えざるを得ず、その場合今回の予定 course と通過予想時間帯からするとここか御坊(市街中心から御坊 IC へ向かう道路に面して量販店がある)しか補給点がない。少なくとも 1 枚はちゃんと吸い上げられるか確認しておきたいところ。
・ ‥‥‥無事に吸い上げ終わった。再生して確認する環境がないが、少なくとも file size などは一致している。ためしに cmp(1) で一致を取ってみたが、copy できているようだ。よしよし。やや緊張しながらも、SDHC card を空にする。‥‥‥いやー、master を消すときは、いつもドッキドキだよ‥‥‥。
・
無事に blank media が発生したところで、残りは走りながら吸い上げることにして、ようやく出発。一路 R42 を北上する。ナビは戻れ戻れとうるさいが無視する(爆)。御坊までの道程に備え、途中の 上毛 JOMO で給油。
・ 給油を終えて、さらに北上。相変わらずナビはうるさい(爆)。「右折すれば尾鷲駅」という青看を見つつ、坂場交差点を左折して細い道に入る。突入時刻は 11:33。その細い道から出てきて信号待ちをしていた原付のオバハンに変な目で見られたが‥‥‥そんなにここへ入ってく車は珍しいか? ‥‥‥まあ、そりゃ普通は一つ手前の信号から入ってくだろうからな。その方が道幅も広いし、近い。つーか、そういえば何であんたは一方通行路の入り口から出てきた!(爆)
・ 墓場や民家に挟まれた一方通行の細い路地をそろそろと西へ進んでいく。ちなみに、R42 を北から下ってくるとこっち方向は「クチスボダム」と書かれていたが、逆に南から来ると、左折方向の地名は白く塗り潰されていた。白塗りが所々剥がれているので何となく読めるのだが、「下北山」と書かれていたらしい。一応今でもその土地は通過するはずなんだが、何で消したんだろうね? ていうか、なぜ両側で表示する地名が違うんだか‥‥‥。
・ 緩い登り坂を進むと、数百 m でちょっとした Y 字路に行き着くが、これは偽物(謎)。道なりに右へ。すぐに変形十字路に当たる。自分が通ってきた道は本線であるにも関わらず非優先道路なので、一時停止ののち安全を確認しつつ進入して、道なりに斜め右へ。交差点の向かいには、単に設置場所によるものか、はたまた「本線」であることに敬意を表してか、こちらに真正面を向けて看板が立っていた。
・ 集落の中を 200m ほど進んで変形 T 字路を道なりに左に曲がると、それまでの緩い登り坂から突然本格的な登り坂になる。左の眼下に川沿いの集落を見下ろしつつ、みるみる高度を上げていく。途中のガードレールにはコッソリとおにぎりが貼ってあって、ここが国道であることをそれとなく主張していた。
・ 1 分ほど登って集落も見えなくなるかという頃、curve の途中に道路情報表示板が現れた。ご丁寧に、
の 4 連発。1. には「国道425号/落石のおそれ/通行注意」、4. には「落石のおそれ」「がけ崩れのおそれ」と表示されていた。2. には何もなし。‥‥‥1. はともかく、4. は常に挿しっ放しなんだろうなぁ‥‥‥。
・ 再びぐいぐい登る。短い TN を潜り、さらに坂下 TN を抜けると、一転して下り坂に。いわば峠にあるのに「坂下トンネル」とはこれ如何に。あと、坂下 TN の東抗口はとんでもないブラインドなので、通行注意。
・ 坂を降りきって道なりに右折するとすぐ橋を渡る。橋を渡ったところに分岐があり、本線は左折であることを黄色の曲線標識と国道標識が主張している。直進が r760 らしく、分岐の股にはヘキサを乗っけた電光式道路情報表示板が「この先/落石のおそれ/通行注意」と表示していた。‥‥‥ところでこの r760、実はもう一つ別の県道と重複してるらしいですよ?
・ ともあれ、本線沿いに左折。程なく、地図上で左手に湖面が現れる(実際には木立が邪魔でよく見えない)。R42 を北から降りてきたときに見た「R425 の行き先」であるところのクチスボダムは、これのようだ。‥‥‥一応全長 200km 近い国道なのに、起点からたった 10km 足らず先(しかも小さなダム)が「行き先」として表示される国道って、一体‥‥‥ (T_T。ちなみに、先ほどの分岐には「次はここだぜ」とばかりに「池原ダム」の看板があった(青看ではないが)。
・ ふと荷室を見遣るとゴムバンドで固定したはずの折り畳まれ自転車がガックンガックン暴れていたので、路肩が広くなったところでいったん車を止め、しっかり固定し直す。ついでに次の card の吸い上げも仕掛ける。しかし、さすがに車が来ませんな‥‥‥。
・ 途中からあたかもダムの管理施設に迷い込んだような錯覚に陥りつつダム湖沿いに進むこと約 1km、正面に J-POWER(電源開発株式会社・略称「電発」)の看板が現れる。「北山川電力所 尾鷲事務所」というらしい。電発の発電ダムといえば田子倉ダム(福島県)で個人的に馴染み深いわけだが、こんなにちっさい発電ダムもあるのね‥‥‥。果たして、投資効果はあったんだか?*1
・ 道路は電発の施設にぶち当たるが、門の直前で左に分岐があり、橋でダム湖の西端を渡って対岸に続いている。道なりに左へ。デジカメの memory がいっぱいになったので、橋を渡ったところで林道の入り口に身を潜め(?)、memory card を差し換える。‥‥‥ところで、「北山川電力所」と名乗るわりに、今渡ったダム湖の上流にそんな名前の川は見当たらない。実はこのダム湖はダム本体から西と南にダム湖(となった沢)が延びていて、南に遡っていった先が「クチスボ沢」というらしい。ダムの名称はその沢から取ったのだろう。一方、ダムから流れ出た水は「又口川」「銚子川」として r760 沿いに下っていって、紀勢本線相賀駅南側で尾鷲湾に注いでいる。この r760 沿いの区間はダムのちょっと先から河口までの全域(本流たる「銚子川」はその全部)が「紀北町海山区」(旧海山町)という「海なんだか山なんだかどっちやねん」という地名の地域に属しているのもおもしろいが、さらに河口を白石湖という汽水湖(おそらく)と共有していたり、その湖に流れ込む 2 つの河川が同方向にごく近接してしかも交わらずに延びていたりと、いろいろ興味深い。あと、クチスボダムそのものも、重力式コンクリートダムとアースダムの複合ダムという比較的珍しい構造らしいんだよ?
・ ‥‥‥ところで、その電発。「国策会社が外資に買われそう!」とエライヒト達がアワを喰ったことも記憶に新しいわけだが、そもそも株式を「公開」した以上どこのだれが買っても自由なわけで(それが株式を「店頭公開」するということだし、資本主義の本質でもある)、「外国資本に買われてしまうと国の安全保障上非常にまずい」というような会社であれば、本来「公開」するべきではないんだよな。 「国内経済の活性化」を旗印に外国人投資家を国内の株式市場へ誘致しておいて、いざ「資産価値の割に株価が安いお値打ちな会社」があるからとそれを買おうとしたら「あんたらは外国人だからそれは買っちゃダメ!」とか言われたら、当の投資家は「なんじゃそりゃ。俺達ゃ単なる金蔓か!」と思うだろう(そしてそれはおそらく外国人投資家を呼び込んだ連中の本音である)。実に身勝手な話だ。 まるで「最近国内にはいいタマがいない」と外国から sumo wrestler を引っ張ってきておいて、いざその人が勝ち進んでそろそろ横綱かという頃になって「相撲は日本の誇る国技なんだから外国人が横綱になるなどけしからん」とか騒ぎだして本人当惑、という両国界隈の馬鹿共と思考回路が似てるよな。私は頭が悪いので、エライ人の考えることはよくわからん。
・ 閑話休題。Memory card を交換し終わって、先へ進む。道はどんどん登っていく。川沿いのうねうね道だが、勾配はさして急ではなく、30〜40km/h 程度を保ちながら順調に進んでいく。タイベル交換後の再調整のおかげで、engine もゴキゲン。標高をあげていくと、谷の対岸の山肌や道ばたでは満開の桜がやや遅い春を彩っていた。
・
しばらくは黙って reroute していたナビが、さかんに「戻れ戻れ」と叫び出す。それでも無視してぐいぐい登っているうちに、12 時を回る。しばらくしてナビもあきらめたようで、「もう知らないんだから! 勝手にどこへでも行けばいいじゃない! 「しばらく道なりです」と言い残してまた静かになる。
・ 内部に離合用の空間が 2 個所ある八幡 TN を抜けて短い橋を渡ると小さな分岐があり、こんな青看が立っていた。
‥‥‥いや、「林道」なのは見ればわかるっていうか (^^;。まあ、こちらも分岐先の「林道」よりは若干広いものの「スーパー林道」よりは遥かに見劣りする「普通の山道」だし、夜に通ったりなんかするとこういうのがないと不安になるかもねぇ‥‥‥。
・ そこここに咲き誇る満開の桜(たぶん山桜の仲間)に目を楽しませてもらいつつ、ずるずる下っていくと、白川の左岸に沿っていた道が直角に曲がって川を渡り、ほどなく左に湖面がちらちら見えてくる。「坂本貯水池」というらしい。この辺りの桜は「散り始め」で、路面に花びらがたくさん散っていた。
・ やがて分岐。正面にも道は続いているが、R425 は左折して「出会橋」という赤いつり橋を渡る。ここまで対向車にはほとんど会っていないとはいえ、橋は完全に 1 車線で離合は不可能なので、進入前に十分確認。‥‥‥ふと親柱を見ると、右の親柱には「出会橋」、左の親柱には「古川」と書いてあった。橋は湖水の上にかかっているのだが、ここまで降りてきた谷を流れる川(ダム湖の上流部)の名前が「古川」であり、水没する前はここに確かに川が流れていたのだということを静かに物語っているようであった。
・ 湖面を右に見ながら進む。‥‥‥まだ春先だというのに、湖面はずいぶん低い。これまでダム湖と言えば個人的には只見線や磐越西線沿いでしか馴染みがないので違和感を覚えるが、この辺りは会津や越後とは違って豪雪地帯ではないし、年間を通じて雨の多い地域でもあるので、こんなもんなのかもしれん。
・ 程なくやや小さな(ように見える)ダム(坂本ダム)の提体が右手に見えるが、そのすぐ下にも湖水はまだ続いている。それもそのはず、坂本ダムのある場所はそのまま池原貯水池の最上流部でもあった。そうこうしているうちに、先ほどの出会橋とよく似た「備後橋」という赤いつり橋を渡る。渡ったところには小さな分岐がある。本線は道なりに右前方へ続く。左に分岐する道は備後川沿いに沢を遡って峠を越え、大又 TN 西側ではるばる R42 へと繋がる林道らしい。あまりにもはるばる過ぎるせいか、分岐の上にある青看には左折の行き先が書かれていない。そのかわり、道なりに直進する R425 の行き先が「十津川」であることが書かれており、さらにその上に R169 のおにぎりとともに「橿原 吉野」の地名があった。‥‥‥なんか、「R169 までたどり着ければ橿原や吉野に脱出できるんだぜ」とか言われているようで、ちょっと切ない‥‥‥ (^^;。
・ しばらくすると、右手の湖水の先に大きなアーチダムの提体が見えてくる。池原ダムだ。さすがにでかい。R425 はその提体の上を渡るが、通常ならそこにあるはずの洪水吐き(大雨などによって貯水量が過剰になった際にダムの崩壊を防ぐために放水する場所)などが見当たらず、やたらすっきりしている。そのかわり、程なく渡る橋のようなものに何やら見慣れた構造物が‥‥‥。
・ ちょっとした公園のように整備された area を通過し、山肌に沿ってぐるりと回り込んで提体を渡る。巨大なダムだけあって、提体の上は 2 車線分の幅がある。R42 から分岐して以来、もっともいい道路ではないだろか(爆)。
・ 渡って少し行くと、変形 T 字路に行き当たる。どちらの進路も R169 とされていて、直進(東熊野街道)の行き先は奈良・橿原・吉野、左折は新宮・熊野となっている。R425 は左へ曲がり、しばし R169 と重複しつつ谷底へと下っていく。2 車線の快走路。突然「サークル K」の看板も現れる。が‥‥‥「あと 20 分」って‥‥‥20km 先ってこと? よく見りゃ「熊野いさと店」とか書いてあるし‥‥‥。
・ さらに坂を下っていくが、ダムから流出する川のようなものが見当たらない。‥‥‥それもそのはず、元々北山川は提体の南にある山を囲むようにこの谷に沿って大きな C の字を描いて流れていたが、ダム建設によって水位が上がった結果、現在はこの部分を short cut して流れ出しているらしい。提体を渡る前に橋のようなものを渡ったが、そこが現在の放水路らしいのだ。ううむ、ややこしい。かつての谷底はスポーツ公園やキャンプ場となり、さらに「きなりの湯」(下北山温泉)という温泉があるらしい。今度時間のあるときによってみてもいいかも。
・ それにしても、坂を下っていく途中の道路情報表示板には
という表示が。‥‥‥なんか投げやりだなぁ‥‥‥。やる気があるんだかないんだか‥‥‥。
・ 坂を下りきる手前に、青看が現れた。直進は R169 で新宮・熊野、右斜めの分岐が R425 で十津川との表示。‥‥‥なんと、R169 と R425 が対等に扱われています!!(爆) ‥‥‥もはや、ここまで来たら逃げも隠れもしませんよ、て感じ?
・ そして、その分岐は何と信号機があった。実に久しぶりに見た気がする。‥‥‥ていうか、ぶっちゃけ起点からここまでで初めての信号機だよね? (^^; 当然のように直進するものと思っているのか、ナビは「右」とも「直進」とも何も言わない。‥‥‥寝てるんじゃないだろな? ←そんなわけありません
・ 交差点を右へ。センターラインがあると見せかけて、ものの 10m も行かないうちに 1.5 車線に。平坦なのもつかの間、左にポキッと折れて小さな橋を渡るや、センターラインが現れたかわりとばかりにまたもぐいぐいと登っていく。せっかく現れたセンターラインも程なく消滅して 1.5 車線に逆戻り。路面も荒れてくる。そして集落の中心部を眼下に見た直後、おもむろにヘアピンカーブ。同時に路肩も消滅。R169 と分かれてまだものの 2 分と経っていないのに、このていたらく。今回はナビは早々に静かになった。‥‥‥こんなときに「‥‥‥ね、寝てませんよ?!」とか言い出すカーナビがあったら‥‥‥すっごく嫌‥‥‥。
・ 眼下に見えていた集落もすぐに木立で見えなくなる。そしてまたヘアピン。またぐいぐい登っていくと、やがて右手の擁壁の上に池が現れた。道は池の縁の高さまで登ると平坦になり、岸に沿って右へ。すると、左手に神社が見えてきた。この池は明神池といい、神社は池神社というらしい。古くから地元の信仰の地であったのか、参道は池に向いている。池と神社は木立に囲まれていて、静謐な雰囲気。池が見えた辺りで、丁度 13 時になった。
・ 池と神社の間を抜けた R425 は、神社の敷地を回り込んで左へ。立派な大木の足下をすり抜けるように進むと、辺りが開けるとともに再び緩い登りに転じる。両側には「池の平公園」の緑が広がり、木々には春の花が咲き誇っていた。
・ 公園の入り口を過ぎて程なく、今度は下りに。道幅も広くなり、センターラインが現れる。しばらくだらだらと下っていくと、小さな T 字路の手前に「道幅減少」の標識が立っているが、交差点を過ぎても道幅は変わらず、その代わりにやたら立派な「寺垣内 TN」を潜る。どうやらこの真新しい TN は川沿いの狭隘な区間を付け替える bypass として整備されたものらしく、さっきの標識は旧道に対するもののようだ。
・ 今日は時々薄日が差しつつも朝からどんよりとしていたのだが、TN を潜る直前で晴れ間が出てきた。ともあれ、満開の枝垂れ桜を見つつ快走路をさらに進んでいく。下北山村役場の前を過ぎてほどなく、青看登場。R425 は緩やかに右へ曲がり、そこから左へ r229 がやはり曲線を描いて分岐するような内容。R425 の行き先は十津川、r229 の行き先は熊野・北山。
・ ‥‥‥が、現れた交差点は、明らかに r229 が本線。道路境界こそ対等の T 字路っぽいが、導流帯によって R425 同士はむしろ鋭角に切れ込む線形となっている。あたかも「r229 ⇔ 池原ダム方面」「r229 ⇔ 十津川方面」の通行が主で、R425 を直通する交通は眼中にないという雰囲気。しかも、十津川方面への車線はいかにも「脇道です」といわんばかりに点線で仕切られてるし。‥‥‥やっぱり、R425 っていらん子なのね‥‥‥。
・ めげずに右折。ここでも当然のように直進するものと思っているのか、ナビはやはり何も言わない。‥‥‥げ、「時間通行制限」の予告が。しかも「迂回路なし」。うーむ‥‥‥。
・ 今度もナビはあっさりあきらめた。そろそろナビとしても悩ましい頃合のようだ(謎)。しばらくはセンターラインのある広い道だったが、ものの 500m も行かないうちにまた見事な 1 車線道路になり、木立の中をぐいぐい登っていく。1 車線になって程なく 30km/h 制限が解除されたが‥‥‥むしろそれ以上出せないっていうか‥‥‥ (-.-;。空はますます雲が薄くなり、本格的に晴れ間が覗き始めた。
・ さらに走ること数分。左手に渓流が並んでくると、いよいよ坂が急になってきた。そして、ごく一部で非常に有名な「ぐる〜リと右に回り込むのが R425 ですよー、直進は違う道だから間違っちゃだめですよー」という親切な(?)青看が。‥‥‥ここでうっかり青看に気を取られているとたいへんなことに。実はヘアピンカーブだったりするのだよ! よっこらしょ。
・ さらにぐいぐい登っていく。D range で乗っていても、さすがにもう accel を離したときくらいしか top には入らない。ほとんど 2nd range 固定のような勢いで登っていく。‥‥‥しかし、いくら外気温もそんなに高くないとはいえ、2nd で延々 3,000〜4,500 rpm 維持なんて状況なのに、油温上昇はそれほどでもなく、AT も熱ダレを起こしているような気配がない。ほんとに調子いいな‥‥‥。
・ どういう由来なのかさっぱり想像がつかない「カナウナギ TN」を抜けてさらに登っていくと、やがて工事現場に差し掛かった。たぶんここが時間規制個所だと思うんだが‥‥‥なんかあっさり通してくれた。‥‥‥あれ?
・ さらにぐいぐい登っていく。ほぼ登りきった辺りにいかにも展望所といわんばかりの駐車 space があったので一旦止まってみたが、たいして眺めは良くなかったのであっさり離脱。さらに数分登ると、峠越えの「白谷 TN」が見えてきた。抗口の脇には記念碑のようなものも立っている。
・ 中に離合場所が 2 個所ある TN を抜けると、いよいよ十津川村。道は下りに転じ、程なく「五條 98km/新宮82km」の青看が現れた。ひたすらエンブレでずるずる降りていく。標高がそれなりに高いこともあって、やはり満開の山桜がお出迎え。
・ 微妙に登ったり降ったりしているうちに、やがて「森林植物公園」へと差し掛かる。なんでも 5/11 まで「石楠花まつり」なるものをやっているらしく、付近の沿道には幟がたくさん立っている。一瞬寄っていこうかとも思ったんだが‥‥‥なんだ、4/25 からなのかよ‥‥‥。辺りは桜がいい感じに満開なんだが、今回は先を急ぐことにする。
・ なぜか一旦登りに転じたあと、またずるずる降っていく。それにしても、桜がいい感じ‥‥‥。やがて「左に入っていけば瀞峡があるんだぜ」という青看が現れたが、やっぱりスルー*2。
・ 左岸を下っていた道が小さな橋を渡って右岸に移る。その先は結構な急坂。2nd range にしていても簡単に 50km/h を越えてしまう。仕方がないので foot brake を併用して降りていく。降りきって橋を渡るとだいぶん緩やかになり、ほっと一息。その先の小川集落の分岐では、登ってくる側に向かって「川のほうに降りていく道が R425 である」という主張が路面に(しかも 2 回も)。‥‥‥まあ確かになあ。どう見ても「道なりに真っ直ぐ」進むのは R425 じゃないほうだもんなぁ。‥‥‥ちなみに、この「真っ直ぐ」の道、ゼンリンの地図には載ってもいません(爆)。
・ なぜかじえーたいの公用車に追い付いてしまったりそれをかわしたりしたり 14 時になったりしているうちに、「大野出会」に差し掛かる。路面には登ってくる側に向かってでっかく「川沿いの道こそが R425 である」という主張が。相手は行き止まりの林道なんだが、はっきりそう書いておかないともはや林道との区別もつかないんだね‥‥‥。
・ 郵便配達のカブと離合(ごくろうさまです)したりしているうちに坂を下り切り、TN を 2 つ抜けて R168 にぶつかる。ここを左折。久しぶりにナビが喋った。ずいぶん静かだったね、おまいさん。‥‥‥こんなときに「‥‥‥ね、寝てませんよ?!」とか言い出すカーナビがあったら以下略。2 つの TN の間では「新しい橋を作っています」と工事が行われていたが、一見 R425 に bypass でも作るのかと思わせて、実は R168 の拡幅に関連する合流路の整備工事のようだ。うーむ。
・ 左折した直後に 1.2 車線になってみたり、2 車線になったと思ったらまた 1.2 車線になってみたり、今度こそ 2 車線になったかと思ったら交互交通の個所があったりしたが(これは↑の拡幅工事(bypass 化)の取り付け部工事らしい)、やがて本格的に 2 車線道路になった。‥‥‥が、その手前から大名行列発生。今度の先頭はハイデッカーの観光 bus だ。これはまた厄介な‥‥‥。所々かなり広くなってるんだし、どこかでいったん止まって後続をやり過ごしてくれれば、すぐに行列は解消するのにね‥‥‥。
・ しばらくは続行していたんだが、その観光 bus、curve では平然とセンターラインを割り込むし(対向車は結構あるので、だから時々急 brake を踏む)、私と bus との間にいる車も追い抜きたいんだが踏ん切りがつかないらしくて右往左往している。だんだん stress がたまってきたので、駐車帯のように路肩が広くなっているところで一旦車を止め、movie camera の SDHC card を差し換えたりデジカメの memory を差し換えたりしたり。
・ 数分の後、発車。止まっているうちに何台か追い抜いていった車はいたが、それからやや時間が経ってもいたので、しばらくはすいすい。‥‥‥いやあ、そろそろ見覚えのある風景が散見されるようになってきましたよ?
・ 数分走っていると、早くも行列のお尻が見え始めた。程なくして行列に追い付く。bus の後ろの車列は自分も含めて 7 台に増えていた。相変わらずノロノロ運転だな‥‥‥と思っていたそのとき、行列が急停車。見てみると、前方では観光 bus と大型ダンプが恐る恐るすれ違っていた。道幅に余裕はあまりないからなあ‥‥と思っていたら、ようやくすり抜け終わって列が動き出す。と、さらにもう一台続けて同じ大きさのダンプが来ていたのに、そちらとはするりとすれ違った。‥‥‥どうやら大型ダンプが来ていたのに気づかずにまた勝手に curve を short cut しようとしてぶつかりそうになったものらしい。「ノロノロ走っていれば安全というわけではない」という典型例である。あほか。
・ 程なく十津川温泉の中心部に到達。さすがに温泉街だけあって、ENEOS がある。日中ならここで給油が可能。うっかり間違ってバスセンターに突っ込んでしまったが、すぐに recovery して村営平谷駐車場に落ち着く。時刻は 14:24。どうやら 3F まであるらしくて駐車場のキャパは(たぶん)十分。ちなみに 30 分以内なら無料、1 時間までなら 100 円、以後は一時間毎に 100 円(8〜22 時)または 50 円(22〜翌 8 時)。入出庫は 24H 可能で、公衆トイレも併設。すばらしい :-D。
*1: 帰ってから調べてみると、クチスボダムはそれ単独で発電機能を持っているのではなく、そのあと通った坂本ダムから取水し県境を跨いで発電(尾鷲第一)に使ったあとの水をもう一度貯め、二次的に発電(尾鷲第二)に利用するとともに銚子川流域に対して放水量の調整をしているものらしい。ちなみに「北山川」という名は池原貯水池に北側から(坂本貯水池は通らずに)流れ込む川のものであり、つまり坂本ダム・池原ダム関連の発電所を総称して「北山川電力所」と呼んでいるようだ。なかなか複雑ですな‥‥‥。
*2: ていうか、これも帰ってから調べてみたら、R169 沿いまで行かなきゃならないんじゃん‥‥‥。
・ ぴっといんしたあと、ちょっと周囲をぶらついてみる。といっても時間がないので、ほんとにちょっとだけ。いやー、初めて来たけど、すっげー見覚えがある景色ですよ! まるで「家族に乾杯」的なもので鶴瓶師匠がうろうろ歩いてそうな!! ← まんまじゃん
・ バスセンターと公共駐車場の間には小さな木造の門のようなものがある。‥‥‥はー、駐車場があるこの一角は「平谷小学校」という小学校の跡地なのか。にもかかわらず、いかにもお寺の門のようなものがあるのは、そもそもその小学校が廃仏毀釈によってつぶされたお寺の跡に建てられたものだから、らしい。 寺がつぶされた際にほかの建物は尽く取り壊されたが、山門だけが奇跡的に生き残り、そのまま小学校の正門として廃校になるまで使われ、親しまれたのだそうだ。激動の時代を潜り抜け、戦禍をも免れて、学校の正門というある種の平和な光景の象徴ともいえる存在となって数々の卒業生の巣立ちを見送り、廃校となった後もなお記念碑とともに残されて村の暮らしを見守りつつ静かに余生を送るこの木造の小さな門は、きっととても幸せなのだろう。
・ 隣の雑貨屋さんでちょいとみやげを見繕って購入。道の向かいにある「庵の湯」という公衆浴場が気になりまくりなんだが‥‥‥今回は時間がないので、残念ながら pass。後ろ髪を引かれる思いで車に戻る。
・ 14:37 に発車。一路南へ。集落の中を抜けていく。
・ 分岐点に近づくと、一部で非常に有名な例の青看が。‥‥‥いやー、R169 のおにぎりの巨大なこと! それに引き換え、R425 のおにぎりは今にも消え去りそう (^^;。扱いの差が‥‥‥。
・ 一見すると R169 本線(鉄橋)よりも右に分岐する R425 のほうが広く見えるせいか、R425 の入り口の路面は破線で仕切られ、さらに新宮は左、とこれも路面に文字と矢印でペイントされている。‥‥‥ナビは当然のように「左です」と仰るが、容赦なく右折 (^^;。
・ 曲がった直後こそセンターラインのある広い道だったが、あっと言う間に 1 車線に。‥‥‥程なく新西川 TN が見えてくると、ナビは「300m 先を斜め左手前、その先を左」と言い出す。‥‥‥旧道経由で方転し、R169 に戻そうという腹だな。だが断る!!
・ 一体で整備したらしく、TN 直前で突然道がむやみに良くなる。‥‥‥うげ、TN 手前の道路情報表示板に時間制限通行止めの予告が。
・ TN を抜け、「左〜〜〜〜」と叫ぶナビを無視して真っ直ぐ突っ込む。まだ道は広い。すぐに右急カーブ。カーブ外側には
というでっかな看板と
・ ほかに道がないからか、またナビはあっさりあきらめた。何カ所かで離合をこなしつつぐいぐい登っていく。‥‥‥いやしかし、結構上のほうまで民家があるもんだねぇ。
・ 途中で何カ所か真新しい擁壁があり、その前だけ思い出したかのように 2 車線になっていたりするが、やっぱり基本的に 1 車線のままどんどん登っていく。‥‥‥まあ、路線 bus も通ったりする道なので、極端に狭くもないし、curve もそんなにきつくない(← あくまでも山道的な意味で)。ホイールベースが長めの車でも入っていかれるごく普通の山道だと言えます。カーブミラーもガードレールもちゃんとあるしね?! ‥‥‥それにしても、一体どこまで集落が続くんだ‥‥‥。ちょっと紛らわしい分岐には必ず「R425 はこっち」と看板が立っていて、「さすが国道はちゃんと整備されてる」と言うべきか、もはやちゃんと看板を立てておかないとどっちが本物の R425 か区別がつかないという意味で「さすが R425」と言うべきなのか‥‥‥。
・ ようやく集落がとぎれ、片側通行の工事中区間を徐行したりしつつ進む。離合する車の中には RV っぽいのまでいてちょっと驚く(そんなでっかい車でこんな道通るなよ‥‥‥)。そうこうしているうちに 15 時を回る。‥‥‥おお、うわさの(?)路線 bus とすれ違った!! 道はいよいよ荒れて狭くなる。‥‥‥まだ家があるよ‥‥‥。
・ なぜか民家を過ぎた辺りで断続的に路面が良くなる。そして路面が悪くなるとまた集落が。集落と集落との間でちまちまと法面工事をやり、ついでに舗装もしなおしてるらしい。さすが国道‥‥‥と言うには、貧相な道だけどね‥‥‥。時々「お手洗いまで○km」という看板が立っていて実際トイレがあったりするのだが、たまに「○km 先公衆電話あり」というような看板が立っていたりするのを見て、時代を感じる。
・ その先で離合した軽トラのおっちゃんが何か叫んでいたがとにかく進む。集落のどん詰まりに「右は農道、国道は左」という看板が立っているのを見て、切なさすら感じてみたり。急角度で切れ上がっていくとはいえ、明らかに農道の方が道がきれいだよ‥‥‥。
・ そして、ついに到達。
・ そこにあった看板には、規制時間帯が書かれていた。
‥‥‥さっき 15 時を回ってたよね? てことは通れるはずでは? でも目の前にはがっちりととおせんぼが‥‥‥。
・ と思ったら、さらに続きがあったんだよもん。
えっ、と思って時計を見る。15:17。‥‥‥ああ、あと 7 分早ければっ‥‥‥!!*3 つか、「110 分」?!
・ うー、としばし悩んだが、こんなところであと 100 分以上ボーッと待っているわけにはいかない。がっくり来ながら方転。通行止めの地点はことさらに広くなっているわけではないので、4 回ほど切り返して引き返す。‥‥‥新規格の軽だと方転すら無理だったかもしれん‥‥‥。
・ さっき来た道を逆に戻っているのだが、すねてしまったのかナビは何にも言ってくれない。少し降りたところで路肩が広くなっているところがあったので、一度停まって代案を検討する。停まったところで、ナビが宣った。
「この先、しばらく道なりです。」
ええ、そりゃあそうでしょうとも!! T_T ‥‥‥結局、例の新西川 TN 東側まで戻り、r735(龍神十津川線)で龍神村へ抜けるしかなさそう。しくしくしく。‥‥‥こんなときに、「‥‥‥ね、寝てませんよ? てゆーか、ここ、どこ?!」とか言い始めるナビがあったら以下略。
・ ぐんにょりしながら降りていく。すると、しばらくしてナビが「この先、しばらく道なりです」と連呼し始めた。‥‥‥どうやら、「引き換えして大人しく牛廻越を抜けろ」ということらしい。ああ、そうさ! そうしたいさ、できるものならな!!! ‥‥‥しくしくしく
・ しばらくすると、ナビもあきらめたらしく静かになった。‥‥‥逆方向に走ってみると、曲がり角にある R425 本線を知らせる看板の行き先には、こう書いてあった。
‥‥‥なんつーか、「まずは R168 に出ろ。話はそれからだ」と言われているよーだ‥‥‥。
・ そして、通行止めにぶち当たってから約 40 分後。新西川 TN 東側に戻ってきた。旧道を short cut しても良かったのだが、あえて r735 分岐まで出てみたと言える。TN に入る手前で「この先で右」とナビが言ったが、「700m 先」と言ってるということは、つまり R168 を南下しろ、ということだろう。またも無視して右折し、r735 へ。すぐに「まもなく、右方向です。その先、斜め右手前方向です」。要するにぐるっと回って R168 へ出ろと。‥‥‥いいや、断る!!
・ 右折してすぐ、「通行止めのお知らせ」が! ‥‥‥えー、こっちにもあんの‥‥‥? と思いつつ見てみると、「本日解除」のシールがペタリと。やれやれ‥‥‥ (-.-;。しかし、こっちもまともに食らうとつらいぞ。
8:30〜9:30(60 分)(10 分間解放)
9:40〜10:40(60 分)(10 分間解放)
10:50〜10:50(60 分)(70 分間解放)
13:00〜14:00(60 分)(10 分間解放)
14:10〜15:10(60 分)(10 分間解放)
15:20〜16:20(60 分)
4/25(土)までの毎日実施(日曜祝祭日は休工)で、60 分ずつ、なんと 1 日 6 回もあります!
・ R425 旧道分岐までは 2 車線だが、分岐を過ぎるとすぐ 1.2〜1.8 車線に。ナビは今回もあっさりあきらめて「道なり」と言ったきり黙り込んだ。r735 に入って程なく 16 時。‥‥‥通行止めを食らってなければ、そろそろ牛廻越を通過している頃だろうに‥‥‥。
・ 何の変哲もない山道をひたすら登ったり降ったり登ったり登ったり。‥‥‥Curve こそややきついが、道幅はむしろ R425 より広めだな(誤差と言えば誤差だが)。まあ、こっちも bus 路線の設定があるわけだし。ホイールベースの長い車両はどちらが通りやすいかと言えば、実際微妙なところ。道幅の広さに油断してか、curve の内側にあるガードレールはいくつかなぎ倒されていたり。離合ポイントもちょこちょこあるが、R425 が通過不能だからか、対向車は意外なほど多い。大型車もやってくる。こっちが軽なので気楽なもんだが、大きめの車で迂濶に入るべきではない道だ。
・ ところで、県道に入ってしばらくして「出谷温泉」を通りかかったんだけど、「つるつるの湯」というのはわかるとして、「野猿のりば」って看板がすっごく気になる‥‥‥。なんだろ、あれ‥‥‥。
・ とある峠っぽい curve を過ぎると、一転して転がり落ちるように下っていく。‥‥‥いや、ほんとに急だな‥‥‥。2nd だとどんどん speed が上がってしまう。
・ 一頻り下ると、工事現場らしきところに出た。‥‥‥おお、路面に土塊が溢れてる! こちらが接近すると、作業員の方が急いでその土を寄せて通り抜けられるようにしてくれた。ご苦労様です。どうやら、休工ではなく、作業をしながら交通解放しているらしい。
・ さらにしばらく下ると、今度は谷沿いの道に。細かく登ったり下ったりを繰り返しながら徐々に降りていく。やがて集落も現れた。‥‥‥「上湯川きのこ組合」‥‥‥。
・ やがて道はまた急な登り坂に。しばらくは L で連続登坂という羽目に。そしてぐいぐい登っていくと、断続的に民家が現れる。‥‥‥なんつーか、人間ってすごいね‥‥‥。
・ しばらく登ると、急な降りになる。‥‥‥かと思うと、また急な登り。うーん、位置エネルギーがもったいない‥‥‥。だいぶん登り詰めたらしく、また満開の桜が出迎えてくれた。だんだん空も近くなってきた。
・ 山道では一般に峠に行政界があることが多く、「○×峠」という標識がなくても「○×村」などの標識が立っていることで峠と認識できることが多い。ところが、r735 の場合は峠をしばらく下ったところに行政界があり、何の感慨もなく峠を通過。右急 curve を過ぎたら突然これまでにない勾配で降り始めたので、そこでようやく「さっきのが峠だった?」と気づく始末。こっちの勾配もまた急だぞ‥‥‥。落ち葉の季節には絶対通りたくないくらいには。
・ 先ほどとは違う谷を同じ左側に見つつ、ひたすら急坂をそろそろと降りていく。しばらく降って小さな沢を橋で越えると、道はほぼ平坦になり、すぐに集落が現れる。集落を過ぎると道は登り坂となり、程なく「和歌山県 田辺市」の標識が。R425 と別れてから約 50 分。さっきの集落は十津川村最後の集落だったらしい。‥‥‥地形的にも時間的にも、明らかに龍神村の方が近いよな。何でこんなことに‥‥‥。
・ 少し登ったら、また道は降り始める。登ったり降ったりを繰り返しながら、じわじわと高度を下げていく。沿道にはしばしば集落が現れるようになった。集落ではやはり桜がお出迎え。
・ 沢沿いの道をしばらく降りていくと次第に人里の雰囲気が濃くなってきた。谷も次第に開けてきて、道幅も広い区間が多くなり、勾配もだいぶん緩やかになってきた。龍神村丹生ノ川加財の林道分岐に達したところで時刻は丁度 17 時。R425 はようやく通行止めが解除になったところ。
・ 三又口を過ぎて程なく、前方に丸太を満載したトラックが現れた。道幅はだいぶん広くなっているものの、とてもすんなり追い抜けるだけの幅はないので、後ろにくっついていく。‥‥‥しばらくすると、後ろにこちらがいるのに気づいて、TN の手前で左に寄って抜かさせてくれた。ありがとー (^^)/
・ 小さな TN を抜け、看板の案内に従って右折。ナビはなんにも言ってくれない。やがて川沿いの快走路になる。道幅は 1.8〜2 車線になり、山道の雰囲気はほとんどなくなる。民家の庭に咲く枝垂れ桜がきれい。
・ しばらく走っていると集落がとぎれ、ちょっとした登り坂になる。右に急 curve を切ったあとは再び降り。その先の分岐で左に折れれば R371 の切れっ端(あとちょっとで r735 の bypass route として機能するのに、たった 100m ほどが未改良で国道としては盲腸線状態になっている)に繋がっているらしいが、道なりに直進。
・ 谷に沿ってぐるりと回り込み、R371(の切れっ端)になだれ込む。こちらが直進の上に分岐を示す青看もないので、「いつのまにか R371 に化けていた」って感じ。分岐の直前に r735 最後のヘキサが立っていたが、R371 に入ってもおにぎりが立っているわけでなし、道が良くなるわけでもない。実はさっき小さな TN を潜った先で R371 の切れっ端(こちらの切れっ端とは別)が左に分岐してたんだが、そちらの切れっ端はほんとに行き止まりらしく、青看も何にも立っていなかった。なんなの、これ? ほかにもこんな例があったはずだが、こうやって意味不明な切れっ端を散在させて既成事実にし、「全体を完成させないと整備効果がない」とか言って工事のネタを捻り出すのが、道路特会の常套手段なのかね? 全く、無駄遣いの象徴のような道路だ‥‥‥。
*3: あとで調べてみたら、龍神村側でもほぼ同じ時間帯で規制を行っているらしい。13:30 以降だと、どちらも 15:00〜15:10 しか通行できない。地図で見る限り、この 2 点間を 10 分で通過するのは結構難しい。つまり、お昼の交通解放の時間帯を逃すと、もう夕方までは通過不可能ということだ。うかつに突っ込むと、この 2 点間で閉じ込められるということに‥‥‥。
・ ともあれ、左に直角に曲がって橋を渡り、その先の T 字路で R425 に突き当たる。‥‥‥ここの交差点のおにぎりはおもしろい。羽根付きのものが 2 段あり、その下に通常のおにぎりがある。最上段は R371 で、「この交差点から右方向が R371」であることを示している(今いる道路が R371 なのだが、この交差点で右に曲がっているので、この表示は正しい)。その下にあるのは R425 のもので、「交差する道路(の両方向)が R425」ということを示している(この交差点から右方向は R371 と R425 の重複区間なので、これももちろん正しい)。そして一番下には R425 のでっかいおにぎりがあって、それには「←」の補助標識が添えられている。この表示は本来おかしいんだが‥‥‥「この交差点から左が R425 の単独区間だ」ということを言いたいのかな? 通常この補助標識は「この道を辿るならこっちに行け」という意味で使われるんだけど。
・ ナビは「左折しろ」と言っている。もちろん異論はない。しばらくはとても R425 単独区間とは思えない広い道を走っていく。‥‥‥curve を一つ曲がったらセンターラインが消えたが、またすぐ復活。‥‥‥こんなの、R425 じゃないよ‥‥‥!! 多分、龍神温泉方面から R371 を走ってきた人は、いつのまにか「天下の酷道」として名高い R425 に入り込んだことなんて気が付かないんじゃなかろうか。
・ 「龍神街道」として R371 と R424 を結び、龍神から R42(みなべ)へ出る最短経路として機能しているだけあって、交通量も多い。やがて r29 が左に分岐。その交差点には信号機があった。R425 尾鷲起点を出て以来実に本日 2 つめ(!)の信号機‥‥‥。
・ 交差点の先の青看には、「和歌山 89km/御坊 56km/日高川 53km」の表示が。ここまで来てようやく「御坊」が現れた。まあ、この先はもうそれほどの「酷」区間はないからな‥‥‥。しばらく完全 2 車線の快走路が続く。まったくもって R425 らしくない。
・ TN を抜けてほぼ直角に右へ曲がると、道幅がやや狭くなってセンターラインが消える。が、大型車でもない限り楽に離合できる幅はある。しばらくは日高川の谷に沿って 1.8 車線の道が続く。クランク上の線形で左岸から右岸に移り、建設中の怪しげな道路(位置と向きからすると、さっきの TN の出口とこの先の作りかけの bypass との間をつなぐつもりなのかもしれん)の下を潜ると、集落内の 1.5 車線道路になる。しかしそれも長くはなく、学校の前からまた 2 車線道路に。
・ 程なく左に分岐する鉄橋が見えてくる。本来の R425 はここを左折するはずだが、直進方向でも R425 とつながっており、青看はそちらを通るように案内している。今回はとりあえず青看の指示にしたがって走ることにする。しかし、もし R424 でみなべに抜けるならここで左折したほうがいいはずだが、地名こそ書かれているものの R424 の表示はありませんな‥‥‥。
・ 少し先でほぼ直角に左に曲がり、日高川を渡る。先ほどの青看ではここから右方向に点線が書かれていた。さっき見た工事中の道路につながるような雰囲気。
・ 橋を渡るとすぐ、左分岐の T 字路。案内も表示も何もないが、左折方向は R424 で、この先は R424 と R425 の重複区間。相変わらず完全 2 車線のいい道。
・ 甲斐ノ川 TN を抜け、さらに走ることしばし。道が良過ぎてつまらない(爆)。途中の道路上には R424 のおにぎりとともに「和歌山 83km/御坊 50km/日高川 47km」と書かれていた。‥‥‥なんか、R424 を走っていくと御坊に着きそうな勢いの書き方だ (^^;。
・ 道の広さの割に急な坂を左に巻きながら降りていくと、信号のない十字路が現れた。直進は R424(和歌山・日高川)、左折が R425(印南)。その柱には丁寧にも「←」付きの R425 おにぎりもついていて、その上には
の看板が。そこが、R425(爆)。ちなみにその上には小さな緑看板が載っかっていて、「↑御坊 I.C・川辺 I.C・有田 I.C」と書かれている。‥‥‥ほんとに案内上は「御坊は直進」なんだ‥‥‥。R425 って、ほんとに立場ないね‥‥‥。
・ 尾鷲を出てからずっと、ナビもさすがに R425 を通るのを嫌がっていたが、ここまで来るとすっかり観念したようで(?)、左に曲がれと言ってくる。もちろんだとも! というわけでさくっと左折。
・ 曲がった直後からいきなり急な登り。最初こそ 1.8 車線あった道幅も、みるみるうちに 1.5 車線程度になってみたり。が、1.8〜2 車線程度ある部分が頻繁に現れるし、急 curve もないので、ちょっと路面が荒れていることと勾配が急なことを除けば結構走りやすい道。L と 2nd を行ったり来たりしながらぐいぐい登っていく。
・ 荒れた路面をひたすら登っていくと、やがて 150m ほどの TN を抜ける。これで龍神村とはさようなら。印南町とはこんにちは。道幅はやや広くなるが、相変わらずの急坂を今度は降っていく。
・ しばらく降りていくと、ついにセンターラインまで現れた。相変わらず坂は急だが‥‥‥「大型車通行不能」?
・ たまにセンターラインが消えたりするものの、十分な幅の急坂をずるずる下っていくうちに、集落が現れる。さらにぐんぐん下っていくと、やがて川沿いに開けた集落にたどり着き、勾配も緩くなる。‥‥‥うを、集落(日裏)内で林道が分岐したあとの道がいきなり狭いよ! 軽自動車でも離合できませんっていうか普通自動車 1 台分の幅しかありません!!
・ 瞬間的に幅が広くなったものの、またすぐに狭くなる。傍らの崖からはオーバーハングが。そしてしばらくしてまた降りになるが、この道が延々 1 車線で離合場所もほとんどない。集落に入ったら入ったで、そのままの道幅で両側に民家が。これか! これが「大型車通行不能」の正体か‥‥‥っ!!
・ しばらく降りていくとにわかに広くなるが、またすぐ狭くなる。その区間を抜けると、上洞小学校付近の集落に到達。ここで道幅は約 2 車線になる。小学校の角に沿って右折。‥‥‥少し行くと、また狭くなる。離合場所こそ増えるが、やっぱり 1.2 車線道路。ずるずると降っていく。
・ 集落を抜けると谷を見下ろしながら 1〜1.2 車線の急坂を降っていく。しばらく降りていくと、突然右へ曲がって川を渡らされる。‥‥‥どうやら災害復旧工事かなんかをやってるらしい。川を渡る橋は鉄板敷の簡略なもので、かなりの振動に襲われるが、それを渡りきったあとの迂回路は‥‥‥むやみにいい道だな‥‥‥。こっちをそのまま付け替え路として使ってもいいんじゃないかというくらい。‥‥‥まあ、そうなると橋を真面目に作らなきゃならないが。
・ 下流側の橋は仮設用に設計されたものを使っているようで、上流側のもののような大雑把なものではなかった。上流側は曲線を描いている上に急勾配でもあるので、既製品が使えなかったということだろうか。ともあれ、橋を渡って坂をかけ登り、現道に復帰する。そのあとはまた 1 車線道路をひたすら降る。
・ しばらく降ると、TN 工事の現場に行き当たった。‥‥‥なんかえらい規模で谷を切り開いてるな‥‥‥。高速道路の route からは外れてるはずだし、R425 の付け替えにしては大げさすぎる。一体何の‥‥‥。
・ そこを過ぎてさらに降っていくと、今度は横に現道と並行して川を渡る大きな橋の工事現場が見えた。‥‥‥まさかほんとに R425 の bypass? 本当に必要なのか、それ?
・ 橋の工事現場の横辺りで集落に突っ込み、今度は登りに転じる。集落を抜けたと思ったらまた降り。程なくしてセンターラインが現れた。どうも本当に bypass 工事だった雰囲気‥‥‥。実際、この辺りの地図を見てみると、狭く曲がりくねった川沿いの旧道を橋梁と TN で直線的に付け替えた様子が見て取れる。‥‥‥うーん‥‥‥。
・ 道幅が広い割に勾配が急で路面状態も悪い坂を降っていく。谷は開けてきて、沿道にはしだいに民家が増えてきた。空いてはいるが、中途半端であまりおもしろくない道。何と言っても路面の状態が悪すぎる。そして集落の中に入ると微妙に幅が狭くなる。18 時を回って程なく r27 に合流。R425 の本線であるにも関わらず、こちらの車線が点線で仕切られており、明らかに格下扱い。
・ しばらくして集落を抜けると、r30 が合流。今度はこちらが格上。その後登りに転じ、深山峠という名前に反して低い峠を越える。いつしか路面も良くなった。r203 を分け、やたらと立派な新大峠 TN を抜け(これも付け替え道路だ)、右から合流してきた r28 と 200m ばかり重複しつつ紀勢本線を跨ぐ。R425 尾鷲起点以来本日 3 つめの信号のある交差点で r28 を左に分け、これもやたらと立派な稲原 TN で雨乞山を潜る。
・ 川に沿ってひた走る。やがて見えてきた阪和道の高架を潜り、御坊 I.C・御坊市街・御坊南 I.C 方面への近道を右に分ける。交差点手前の青看では直進(R425)方向の行き先が R42 のおにぎりとともに「白浜・田辺」と書かれていた。
・ 集落に入るとまたもや道幅が狭くなってセンターラインが消える。が、R425 尾鷲起点以来本日 4 つめの信号となる第二工業団地南交差点の直前で突如として 4 車線道路になる。交差点を過ぎてからはまたずるずると 2 車線道路に戻り、しばし走って 5 つ目の信号(R42 旧道交点?)を通過した直後、塩屋交差点で R42 に突き当たる。ここが R425 尾鷲起点以来 6 つ目の信号であるとともに、R425 の終点だ。通過時刻は 18:11。休憩や迂回の時間を含めて、尾鷲起点から 6:38 かかったことになる。新西川 TN 西側から通行止め地点までの往復には 1:17 費やしているので、それを差し引くと所要時間は休憩込みで 5:21。道路時刻表によれば、同区間を R42 経由で走ると 4:18 で着くらしいのだが‥‥‥?
・
さて、「最凶」と名高い(?)牛廻越は通れなかったが、ここまで走ってきた感想といえば‥‥‥いや、ごくごく普通の山道でしたよ? 見通しの悪い curve に必ずカーブミラーが付いてたあたり、さすがこくどうですねー ← やや棒読み
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