「書きかけの歳時記」
2003/09版 その3

(since '05.04.25)

この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。

取扱上の注意

[前日へ続く]

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2003/09/27 (土)


2003/09/28 (日) 晴 <またも久々>

相変わらずあまり良くない。

このところの出来事

諸般の事情で金がないので、個人的には極めて低調。

結局、〔懐かしの雷鳥〕には乗りに行かなかった。金もなかったんだけど、〔懐かしの特急そよかぜ号〕で、周りの鉄オタどもがあまりに鬱陶しかったので、すっかり motivation を失ってしまったのが最大の理由。くっだらない蘊蓄を大声でがなりまくる奴だらけ。静かに浸ることもできやしない。それはそうと、車内で interview された奴が「米原廻りなので感動している」と答えていたが、どう見ても湖西線の開業後に生まれたとしか思えない。もっと年輩の方が言っていたのなら解るんだけどな。おおかた今回の〔懐かしの〜〕の目玉が「両端ボンネット」と「(運転開始当初と同じ)米原経由」だったから、そのまま答えたんだろう。で、実際のところ、「片側がボンネット」の編成はしばらく予備で残るという話もあるし、何より、湖西線沿線を襲った強風のため、〔懐かし〜〕の運転直後から翌朝にかけて、〔雷鳥〕が米原経由で迂回運転するという罠が。

池田小事件で死刑が確定。弁護団よりは本人の意向が優先されるため、本人からの控訴取り下げによって死刑が確定したもの。極めて無念ではあるが、現行法制度ではやむをえない。今回の弁護団の方々が控訴を決めたことについては各方面からいろいろと反発もあったことと思われるが、苦渋の選択を私は改めて支持したい。控訴取り下げに際しての無念そうな様子が印象的であった。それにしても、死刑が確定したことについて、遺族かどうかは判らないが、interview に答えて、間抜けなことを言っていた女性がいたな。「ようやくこれで一区切りがついた。一日でも早く執行して欲しい」。これはまあ解るのだが、それに続いて「被告は罪の意識を噛み締めて刑に臨んで欲しい」というような内容だったが、何を考えているのか。ただひたすら不貞腐れ、公判中も「早く死刑にしてくれ」などと開き直り、控訴を取り下げた際にも「一日も早く執行を」などと上申書を出すような奴をむざむざ死刑にしてしまえば、そんな殊勝なことを思うわけがないではないか。寝言は寝て言え。

一方で、仕事は割合に忙しい。

そういえば、今日はついに 165 系の営業運転の最後の日だ。割と忘れられている列車のような気もするのだが、会いに行く意欲はすっかり失せてしまっている。やっぱり、急行型車輛は、日常の光景の中で地道に走っていてこそという気がするのだ。

さらに、明後日はキハ 181 系最大勢力(3 往復)の〔いなば〕最後の日。残るは西日本標準色の〔はまかぜ〕 1 往復と国鉄色の〔いそかぜ〕 1 往復が残るのみ。特に、〔いなば〕の消滅によって、国鉄色のキハ 181 系は〔いそかぜ〕のみになってしまう。一方、〔いなば〕の廃止と前後して、鳥取地区に残っていた国鉄色のキハ 58 系やキハ 40 系の引退も予定されている。とうとう国鉄色最後の聖域が消えようとしている。

FreeBSD と hp psc 750

仕事上、どうしても印刷しなければならない資料が発生してしまったので、printer を使えるようにした。

今、workstation として利用可能な machine は、s30 のみ。一方、家にある printer で運用可能なものは LaserJet 5L と psc 750 だが、s30 には parallel port がないので、実際に利用できるのは USB で接続可能な psc 750 だけ。

/sys/dev/usb/ulpt.c に細工すればずっと前から印刷自体はできたわけだが、一念発起してしっかり環境を整えることにする。

印刷側は、割と簡単。高機能な filter はあとで入れることにして、とりあえずは PostScript を印刷できるようにする。hpijs と GhostScript を install し、簡単な script を書いて、おしまい。単に印刷するだけなら、これだけでいい。

この際なので、scanner も使えるようにする。psc 750 は同じ channel を printer と scanner で共用するので、動作を切り替える driver が必要になる。これが hpoj なのだが、port にある graphics/hpoj は release 版で、これは FreeBSD では USB support が動かない。調べてみると、CVS で公開されている最新版では libusb を介して USB を制御することができ、実際に印刷できている人がいるらしい。

Anonymous CVS から source を check out してきて、試してみる。が、libusb を検出できない。さらに調べてみると、配布されている source の configure script には libusb を検出する path を変更できないという bug があり、「header と library の link をそれぞれ /usr/include//usr/lib/ に張るように」という workaround が示されているのだが、せっかくなので configure.in をいじって bug を取る。さらに、-current 系列固有の bug で、/usr/include/strings.h/usr/include/machine/cpufunc.hffs(3) の宣言が衝突していて error になってしまうので、hpoj の source の該当部分と system header の両方に手を入れ、compile できるようにする。

さらに細かい部分にも手を入れ、ついでなので port を作成。

んで、動作を確認してみると、printer をうまく認識できない。調べてみると、「ulpt(4) で認識されていると動かないらしいので、それを抜いてみれ」という情報があった。それまで使っていた kernel は ulpt(4) が builtin になっていたので、configuration から抜いて build しなおし。

psc 750 が ugen(4) で認識されるようになったところで、ptal-init setup を実行する。‥‥無事に認識に成功。ulpt(4) は ioctl を全く持っていないので、ugen(4) でないと動かないのはそのせいか?

hpoj は印刷用の printer port としての他、scanner の support のために SANE の backend としても動作する。xsane を install してみると‥‥をを、ちゃんと動いた! :-D

そんなわけで、

  1. hpoj は CVS から最新版を取ってくる
  2. ulpt(4) で認識させず、ugen(4) に落す

というのが勝利の鍵。

HDD 入れ替え工事

Server の安定性を高めるため、HPT372 RAID を廃止し、単一の HDD に置き換える工事を開始。

160GB の HDD を買ってきて、接続。‥‥ BIOS では 128GB としか認識されない。28bit LBA の限界ですな。まあ、どうせ boot device ではないので、OS で認識されれば、問題はない。

‥‥認識されません‥‥。やっぱり 128GB までしか見えない。Fdisk partition table は問題ないのだが、disklabel を書こうとすると、異様に小さな値に見える。どうやら、cylinders 数の値が折り返しが起きているらしい。これまでも RAID 0+1 で 160GB の volume を運用してきたので、userland に問題があるとは思えない。で、driver の code を調べてみると、直後の revision*1 で解決されていることが判った。いっそ最新にしようかとも思ったが、その後に code が大きく入れ替えられているので、安全策を取り、4.5-RELEASE 時点のものに変えることにした。

4.5-RELEASE の ata codes を check out し、kernel を build しなおして、再起動。‥‥無事に 160GB HDD として access できるようになった。

現在、ガリガリと files を転送中‥‥。

*1: これまで、FreeBSD 4.4-RELEASE を元に、ata 廻りの code だけを HPT372 の support が入ったものと差し換えて使っていた。ちなみに、ata-disk.c に 48bit LBA の support が入ったのは HPT372 support が入ったものの次の revision で、4.5-RELEASE に含まれている。


2003/09/29 (月)


2003/09/30 (火)


[後日へ続く]

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この日記は、GNSを使用して作成されています。作製者の GORRY さんに感謝 m(__)m