この日記は不定期に更新されます。なんにせよ、大したことは書かれないはずですが。
取扱上の注意
間違って検索サイトから来られた方へ(よくある検索 pattern)
アンテナ管理者の方へ
・ 15 時場面でまだ支度進捗 20%。
・ Card の動作状況は‥‥‥
いまのところ、「slice の device file が生えない」という card はない。
・ 動作が報告されている host:
・ Driver の現状:
てな感じ。今のところ、実用上の不都合は感じていない。ああ、あと、うめさんからの要望は取り込み済。
・ TODO:
・ Suspend/Resume は個人的に要求がないのでほったらかしてあったんだが、なんかいつの間にか FreeBSD 側の suspend/resume も動くようになってたそうなので、そのうち support するかも。ちなみに、ここで言う「driver による suspend/resume」は「data 転送中の suspend から resume した際に転送を再開する」ことが主体になるんだが、suspend 中の card 挿抜にどう対応するかが問題。規格には「card 挿抜による wake up」も規定されてるんだが、PC でこの機能を support してるものがあるんだろうか(主に PDA 向けの仕様のような気がする)。‥‥‥なんか、書いてるうちにやらなくてもいいような気がしてきたな。(爆)
・ High-Speed mode と DMA は‥‥‥なにぶん、それを support してる machine がないと検証不能。Lenovo と Panasonic は RICOH の controller で、こいつらは×。TI の controller を搭載した machine で test するしか。
・ 引き続き動作/不動作報告、ご意見・ご要望・ご感想・不平・不満・愚痴を絶賛ぼしうちう。ていうか、うめさんからしか報告が来てないんだけど (-.-;。
・ もう一つの懸案が license 問題だけど、先日来あーだこーだと議論した結果、やっぱり「いつでも訴えることができるように SDA は意図的に license 条件をぼやかしているのではないか」(はっきり言えば「Simplified Spec. の公開は釣り餌」)という結論に*1。それが正しければ、SDA からは「はっきりとした回答」が得られるはずがないので、何か言われたら公開を中止する方向で。‥‥‥そんな経緯なので、ports になることはあっても、source tree に merge されることは当面ないはず(License 問題が解決されれば別だが)。むしろ ports にしてくれる人募集。
・ 先日書いていた PQI の SDHC card の class 表示の件。結局その後 TOSHIBA の card を買ってきて試したわけだが、こちらはちゃんと class 4 と register に書かれていた。というわけで、「High-Speed mode で駆動しないと class が低く見える」というわけではなさそう。‥‥‥やっぱり、「ガワは class 6 だけど中身は class 2」って可能性が高そうだな。その後に「正式に」発売になった card がどうなのか興味深いところではある。
*1: 同時に、Warner さんが「HALA が適用されるのは maker だけ」と言っていることにも疑問が持たれている。本人には確認してないんだけど‥‥‥。だから、英語で mail が書けないんだってばぁ T_T。
・ そういや、うめさんに感想を求められていたのであった。
・ ざっと見ただけなんだけど(というか、じっくり見る気が失せた)、一言で言えば「全ての鉄道好きがああだと思われると迷惑だ」。まあ、元々「鉄ヲタ」をネタに取り上げているので当然と言えば当然すぎる人物像(私が関わりたくない部類)なわけだが、それを「てつ」と等号で結ばれるのには拒否感があるというか。
・ すでに第 1 話の途中からどうでもよくなってるんだが、先日コンビニで「テレビライフ」に特集が組まれていたのは買ってきてみた。‥‥‥まあ、何から何まで「電車」と読んでいるのは気にならない(記事を書いた writer はまず民間人なので、一般の認識からすればそんなもんだ)。しかし、第 4 話のロケの随行記事には気になるところが。
・ 特集で取り上げられている第 4 話のロケ先は碓氷峠鉄道文化むら。「○○君が本物の電車に乗って‥‥‥」と書かれているのは同じく気にならない(ちなみに、写真は EF63 の運転席から首を出しているところ)。何が気になったかと言えば、この第 4 話のロケ地が地の文から出演者の interview 内容に至るまで一貫して「軽井沢」と書かれていたところだ。
・ 念の為に書いておくと、碓氷峠鉄道文化むらは、信越線最大の難所であった横川〜軽井沢間(碓氷峠/「横軽」や「碓井線」と呼ばれることもある)の運転の歴史を後世に伝えることを最大の目的とした施設だ。この碓氷峠は軽井沢の直前にある片峠*2であり、峠の peak 部分を tunnel で抜いていることもあって、横川から軽井沢へ向かって一方的な急登坂となっている。まさに軽井沢へ至る最後にして最大の難関であって、旧線のアプト式から新線の粘着運転へと数々の苦難を越えて守り続けられたところだ。
・ そして、現在も動態保存されている EF63 はこの区間専用に作られた特殊な機関車*3で、粘着運転の開始以来、北陸新幹線の開業に伴う碓井線廃止まで、この動脈の輸送を支え続けた立役者*4であり、それゆえ「峠のシェルパ」という異名も持っている(文化むら自体が EF63 を保存するための施設であると言っても過言ではない)。
・ 機関車だけではなく、この区間を通過する車輛にも一定水準の仕様*5が求められ、どんな車輛でもこの区間に入れるというものではなかった。これだけの苦労を伴わなければ、列車は軽井沢にはたどり着けなかったのだ。
・ このような歴史を踏まえると、もし横川を引っくるめて「軽井沢」と呼ばれたとすれば、「違和感がある」どころの騒ぎではない(もちろん、碓氷峠は県境でもあり、地勢的にも文化的にも全く別物だろう)。そして、現在「碓氷峠鉄道文化むら」となっている一帯は、EF63 の管理と碓井線の運転を一手に引き受けてこの碓氷峠の輸送を支え続けた横川機関区(末期は高崎機関区横川派出)の跡地でもある(現在文化むらの事務所が入っている建物は機関区の物をそのまま流用している*6)。鉄道文化むら自体の存在意義にも関わると思うのだが、どんなものか。
・ 現時点では、4 話はまだ未放送(5/4 放送予定)。なので、実際に最終的な目的地が「軽井沢」だったのかどうかは判らない。横川よりも大きなネタが軽井沢にあるのかと言えば‥‥‥まあ、廃線跡マニアにとっては(だいぶん古めのネタではあるが)草軽線跡のほうが重要かもしれないし、遊歩道として整備された碓井線旧線跡を辿って軽井沢まで行ったのかもしれない(ただ、そのまま軽井沢駅から帰ってきたとすれば、やはり「軽井沢」へ行ったとは言いがたいだろう)。もっとも、この番組の傾向(判りやすい派手なネタが多い)から言って、廃線跡を辿るようなことはないような気がするんだが‥‥‥。Writer が勝手に「軽井沢」と書き換えていた、というオチを期待するところ。
*2: 峠を挟み、片側が急峻で、それに較べてもう一方が平坦であるような地形。
*3: EF63 は、装備や性能が特殊だったことから、落成後に横川に運び込まれたあと、碓井線の廃止に伴って解体や保存のために回送されるまで、検査などを除けばこの区間から離れることがなかったという。
*4: 実のところ、「難所専用」という機関車は別にも存在する(現在も瀬野〜八本松間(通称「セノハチ」)で使用されている)。しかし、他の区間が「能力的に必要がなければ補助機関車なしで通過できる」のに対し、碓氷峠では EF63 を連結しない限り通過することが許されなかった。
*5: 少なくとも、連結部にかかる荷重に耐えられるようにその部分が強化されていなければならず(車体側面の形式表記が「・モハ 185」などのように小丸付きで書かれているものがこれを示している)、また列車が自重で折れ曲がったりしないように電車の場合は重い車輛を横川方(坂の下側)になるよう編成を変更したりしていた(このため、他の区間とは組成や編成の向きが異なったり逆になっていたものがある)。また、EF63 との協調運転が不可能な車輛は通過する際の編成長に上限があった。
*6: 何年か前に EF63 の運転講習を受けた際には、3 階の廊下に自動起床装置の制御盤までそのまま残っていた。
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